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2025年10月11日

2025年10月11日土曜

10日の患者総数は64人、うち外国人患者は13人、20.3%を占めた。
 国籍別にはフィリピン7人、ベトナム2人、韓国、インドネシア、アルゼンチン、スリランカ各1人。
 保険別では社保10人、国保2人、生活保護1人。
フィリピン人男児0歳、ベトナム人男児2歳、予防接種で来院。元気よく泣いていた。
ベトナム人女性29歳、技能実習生。インフルエンザの予防接種で来院。いつも思うことだが、いわゆる発展途上国からやってきた人たちは感染症の怖さを知りつくしているのだろう、予防接種はほぼほぼスルーしないで受けに来る。
 フィリピン人のご夫婦56歳と59歳。二か月分の薬が欲しいとフィリピン人スタッフに連絡あり。ご主人は降圧剤だけ必要で、中性脂肪の薬は余っているから必要ないとのこと、奥様も同様。どのような薬の内服の仕方をしているのか不明。二か月分も不要ということは内服していないということだろう。しかも、この半年、空腹時採血から逃れている。来院時に食べて来てしまうと空腹時でチェックしたい項目が多くて、採血しにくい。内服の仕方についてはいつ、何錠内服するかではなく・・・どうしてこの薬が必要なのかを説明して納得の上で処方しているのだが・・・聞いていてくれないということなのか。
 フィリピン人男性47歳、咳、痰で来院。新型コロナの簡易抗原検査を施行するも陰性。対症療法として内服薬を5日分処方。すると、もう少したくさん薬が欲しいと言う。なぜ?と訊ねると明日、フィリピンに一時帰国するからとのこと。日本国内に薬が品薄であることを説明して7日分処方した。ところで、なぜフィリピンに明日行くの?と訊ねると、大粒の涙が・・・兄ちゃんが脳出血で倒れて死にそうだから会いに行くとのこと。もともと高血圧だが、医療費が高くて病院には行っていなかったそうだ。フィリピンではよくあることだ。病院でがんと診断されると、病院には行かず、家で死ぬのを待つ。治療を受けると家もなにもかにも売らねばならず、もしかしたら借金も抱え、後で残された家族が生活できなくなるからだ。昔の話ではなく、バリバリ今の話。いつも彼らから聞こえるのは「ああ、日本にいてよかった」という言葉。
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2025年10月10日

2025年10月10日金曜

9日の患者総数は81人、うち外国人患者は15人、全体の18.6%だった。
 国籍別ではフィリピン8人、タイ、イギリス、モンゴル、韓国、ペルー、ブラジル、ベトナム各1人。
 保険別では社保8人、国保5人、後期高齢者1人、自費診療1人だった。
 フィリピン人男児0歳、モンゴル人女児0歳、ともに日本で生まれて、検診や予防接種で来院。最近、とくに両親が外国人というこどもが目立つ。彼らは日本で生まれ、日本で育っても帰化しない限り、国籍は日本にはならないが・・・中長期の滞在だから、日本の幼稚園、保育所、小学校など教育現場の風景も僕らの頃とはまったくちがうものだろう。
 最近、やってくるインドネシア人、ミャンマー人はそのほとんど、いや100%が技能実習生だ。新型コロナの直前あたりでは研修生や技能実習生といえば農業、漁業が主体で、かなり前だが、岡山に講演会で出かけたとき、ベトナム大使館の方も来ていて、あのあたりの瀬戸内の町で彼らの誘致合戦になっていると聞いた。彼らが来てくれたら、町内の購買力も上がるからだと。それが今では、大和市のような「東京の隣」「横浜の隣」のようなところでも技能実習生であふれている。時代は大きく変化している。
 日系ブラジル人女性は胃がん検診の内視鏡検査で来院。無事に終了、とくに異常はなかった。昔、同じ日系ペルー人のお姑さんに言葉でつらく当たられて、涙ぐんでいたのを思い出した。そのお姑さんもすでにこの世を去ったそうだ。
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2025年10月06日

2025年10月6日月曜

4日土曜日の患者総数は53人、うち外国人は16人、全体の30.2%だった。
 国籍別ではフィリピン8人、USA2人、タイ2人、ミャンマー、ナイジェリア、インド、スリランカ各1人。
 保険別では社保12人、国保4人であった。
 ミャンマー人女性34歳、会社の健診でヘリコバクターピロリ抗体陽性、ペプシノージェン関係がひっかかり、咽頭麻酔で内視鏡検査施行。胃の中はとくに萎縮性変化が肉眼では認められず。それでも生検を採取してピロリ菌検査を行ったところ、やはり陽性だった。
 スリランカ人男児0歳の予防接種に両親が連れて来たのが診察終了の5分前。予防接種の際は接種後30分はアナフィラキシーなどの副作用がないか、様子を見なければいけないので、診察終了の30分前には来院するようにと話してあるのに・・・断るのもかわいそうに思い、接種を行ったが、やはり医師、看護師、事務スタッフも30分は時間外勤務をしなければならない。クリニックにとってはスタッフの時間外勤務を考えると「赤字」行為だ。
こういうことは単に「ありがとう」では済ませられない気がする。
 昨日の5日の日曜日は朝からクリニックに閉じこもり、夕方までかかって11月6日の日本医師会外国人医療対策委員会に提出する私に課せられた課題の整理と資料作りを行った。
AMDA国際医療情報センターの日誌のケースを念入りにチェック、一か月半分121件の解析が限界だった。だが、およそ、相談の傾向など資料は作成できたと思う。
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2025年10月04日

2025年10月4日土曜

3日の患者総数は47人、外国人患者は15人、全体の31.9%であった。
 国籍別にはフィリピン9人、USA3人、ペルー2人、ジンバブエ1人
 保険別では社保8人、自費3人、生活保護3人、国保1人
 ジンバブエの男性は都内から来院、すでにいくつかの医療機関を受診しており、症状が多彩。院長が診察、どのようにすべきかかなり悩んだようだが、総合内科のある病院で診てもらうべきと判断したようだ。病院探しを行ったが、そこで言語の壁を思い知らされることに・・・日本語ができないと話すと断る医療機関が続き・・・ようやく受け入れてもらえた医療機関で予約を取ったところ、11月の2日、ほぼ一か月後だった。受けて入れてもらえたのはありがたいが、治療という面から考えると、1か月後の診察とは・・・
 アメリカ人患者3人はいずれも基地関係者で公的保険に加入できず。自費診療となっている。37歳男性、尻が痛く、痔ではないかと来院。拝見したが、痛みの場所は肛門より背部に向かって3cmか4cmぐらい離れており、かつ発赤などもないし、圧痛もないので痔核や痔瘻、肛門周囲膿瘍は否定的。びらんなのか? とりあえず、ポステリザン軟膏を処方して塗るように話した。
 フィリピン人女性61歳、会社の健診にてヘリコバクターピロリの抗体が陽性、PG比がひっかかり、内視鏡検査を予定していた。予定の時間に来てくれ、咽頭麻酔だけでスムースに検査は終わった。内視鏡で見える範囲には粗大病変はなく、生検でのピロリ検査はあっというまにピンク色に変色して陽性。除菌療法としてボノサップ800を一週間分処方、3か月後の呼気テストの説明もしておいた。かなり日本語は理解してくれるのだが、フィリピン人スタッフが別の患者の通訳で呼ばれると不安になるらしく、タガログ語で重ねて説明してもらった。
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2025年10月03日

2025年10月3日金曜

10月2日の患者総数は63人、外国人は10人、全体の15.8%だった。
 国籍別にはフィリピン4人、USA2人、バングラデシュ、スリランカ、ペルー、ノルウェー各1人。
 保険別では社保5人、国保3人、生活保護1人、自費診療1人だった。
 自費診療の1人はアメリカ人女性、来日して間がないそうだ。1年日本にいるということらしいが、基地関係者で公的保険に加入できないのか、あるいは来日直後で社保なら間に合わないこともあり、どちらか不明。発熱している状態でとても訊ねることができなかった。
 9月分のレセプトをチェックした。生活保護受給者は目に見えて減っている気がする。世の中、人手不足なのだろう。それでも国籍を調べてみたら・・・
 生活受給者の受診者が24人であるうち、外国人は半数の12人だった。うちわけはフィリピン4人、ペルー4人、ベトナム2人、タイ、アルゼンチン各1人。高齢になりかけた外国人が職を失うと、再度、職を見つけるのが極めてむずかしいということなのだろう。
posted by AMDA IMIC at 11:53 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)

2025年10月02日

2025年10月2日木曜

9月30日は患者総数59人、外国人患者は10人、16.9%だった。
 国籍別にはフィリピン4人、ペルー3人、ネパール2人
 保険別では社保4人、国保2人、生活保護2人、自費診療1人だった。
 生活保護はネパール人の姉妹12歳と9歳。姉妹の年齢から考えると両親はいわゆる働き盛り。また、両親ともにネパール人。さらに両親の年齢からは実習生や研修生として来日したのではないだろう。他人のプライバシーだが、どのようなビザで来日したのか、想像ができない。唯一、ありうるとしたら、調理人とかそういうことだろうか?
 自費診療はフィリピン人男性37歳、会社の健診の結果を持って受診したのが先週。会社に雇用されているのだから、不法滞在というわけではないのに公的保険に加入していない。このケースも社保だとしたら、ある意味、強制的に給与から社保の掛け金が天引きされるはず。すると勤務時間の関係から本来なら国保加入の資格があるのだが、自分の意志で加入していないということなのだろうと推察する。こういうことはあってはならないことなのだが・・・
posted by AMDA IMIC at 09:26 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)