雨の30日、全体の患者数は44人、外国人患者は12人で27.2%だった。あらためて思うことは、このクリニックの経営が外国人患者にも深く支えられているということだ。病院の70%が赤字、クリニックでもかなりの割合が赤字と言われる中、このクリニックから外国人患者の数を引いたら、経常的な赤字となることだろう。
12人の国籍はフィリピン人6人、タイ人2人、ドミニカ、インド、スリランカ、ベトナム人が各一人だった。保険別には社保が7人、国保が5人であった。このところ、タイ人患者が目立つ。そしてベトナム人の若い女性の子宮頸がんワクチン接種も目立つ。
タイ人女性50歳、タイの血縁に脳卒中がいるらしい。頭が痛いと来院、脳卒中が心配とのこと。血圧は全くの正常範囲内。脳神経内科専門医の院長が診察、彼女のつたない日本語ではやはり言葉の壁があり、きょう土曜日にタイ人スタッフがやってくるので来てくれるように頼んだようだ。
ベトナム人について・・・名前で男女がわかる。正確に言えばわかるときがある。例えば苗字がグエンで、次にティがついたら女性、次にバンがついたら男性。もちろん苗字がトランでも同じ。そして女性でも「ティ」、男性でも「バン」が付かない人もいる。
患者の年齢だけをみると、小児科受診の4歳のフィリピン人男児と子宮頸がんワクチン接種希望の25歳のベトナム人女性を除けば、順に57歳、57歳、44歳、69歳、34歳、60歳、66歳、31歳、50歳、62歳。31歳のフィリピン人男性はアレルギー性鼻炎で、残りの人は生活習慣病。
2025年05月31日
2025年5月31日土曜
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2025年05月30日
2025年5月30日金曜
29日の外国人患者総数は18人、患者全体の22.2%に相当する数字だった。
ネパール人男性、当日胃がん検診で内視鏡検査が予約になっていたにもかかわらず、来なかった。こういういい加減さには心が痛む。もし都合が悪いと事前に連絡をくれたら、ほかの人を繰り上げて検査することができたかもしれないのに・・・
国籍別にはフィリピン人8人、韓国人2人、ペルー人2人、米国人2人、パキスタン人、ドミニカ人、ベラウ人、ネパール人各1人。
米国人の2人は米軍関係のご夫婦で、奥様はミャンマー系の米国人。生活習慣病で通院してきてくれる。お二人とも日本の公的保険に加入する資格はないので自費診療。診察が終了してから診察日、病名、治療の内容と支払った医療費を簡単に英文で書いて差し上げる。彼らはクリニックの窓口で現金で支払い、上記の英文の支払い証明書を自分たちが加入する民間保険会社に郵送する。するとその会社から彼らの銀行指定口座に医療費に該当する費用が振り込まれるという仕組み。最終的には彼らにとっては無料ということになる。
社会保険加入者が10人、国民健康保険加入者は3人、生活保護が2人、後期高齢者医療保険が1人、そして上記の自費診療が2人。
ネパール人男性、当日胃がん検診で内視鏡検査が予約になっていたにもかかわらず、来なかった。こういういい加減さには心が痛む。もし都合が悪いと事前に連絡をくれたら、ほかの人を繰り上げて検査することができたかもしれないのに・・・
国籍別にはフィリピン人8人、韓国人2人、ペルー人2人、米国人2人、パキスタン人、ドミニカ人、ベラウ人、ネパール人各1人。
米国人の2人は米軍関係のご夫婦で、奥様はミャンマー系の米国人。生活習慣病で通院してきてくれる。お二人とも日本の公的保険に加入する資格はないので自費診療。診察が終了してから診察日、病名、治療の内容と支払った医療費を簡単に英文で書いて差し上げる。彼らはクリニックの窓口で現金で支払い、上記の英文の支払い証明書を自分たちが加入する民間保険会社に郵送する。するとその会社から彼らの銀行指定口座に医療費に該当する費用が振り込まれるという仕組み。最終的には彼らにとっては無料ということになる。
社会保険加入者が10人、国民健康保険加入者は3人、生活保護が2人、後期高齢者医療保険が1人、そして上記の自費診療が2人。
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2025年05月29日
2025年5月29日木曜
27日火曜日の総患者数は65人、うち外国人患者は14人、21.5%であった。
国籍別にはフィリピン人5人、タイ人3人、ペルー人3人、ベトナム人、アフガニスタン人、バングラデシュ人各1人だった。
アフガニスタン人は1歳男児、呼吸器系急性疾患で来院。新型コロナでもインフルエンザでもなかった。先々週よりタイ、香港、台湾、中国で新型コロナの患者が急増していて、タイなどは前週の二倍、亡くなっている方も多いと聞く。こういう波は少し遅れるが、必ず、日本に波及する。4年前のような大事にはならないだろうが、警戒が必要だ。
ベトナム人女性22歳は子宮頸がんワクチンの予防接種で来院。なぜか、ベトナム人女性ばかりかなりの人数がやってくる。彼らのコミュニティで情報が伝わっているのだろう。
ほかの12人はいずれも生活習慣病での来院。フィリピン人女性57歳は特定健診も同時に行ったが、約束の時間通りに来てくれてほっとした。
タイ人が平日に3人やってくるというのも珍しいが、皆、そこそこ日本語が話せる。ただし、65歳の女性は理解力に大きな問題があり、本当はタイ語の通訳スタッフがいる土曜日に来てほしいのだが、やむをえない。
14人のうち、社会保険加入が6人、国保加入が4人、生活保護が4人。生活保護受給者の年齢は56歳、65歳、68歳、76歳。このうち、日本に身寄りが全くいないのはその65歳のタイ人女性のみ。残り3人はごく身近に近親者がいるのだが、生活保護になっている。
国籍別にはフィリピン人5人、タイ人3人、ペルー人3人、ベトナム人、アフガニスタン人、バングラデシュ人各1人だった。
アフガニスタン人は1歳男児、呼吸器系急性疾患で来院。新型コロナでもインフルエンザでもなかった。先々週よりタイ、香港、台湾、中国で新型コロナの患者が急増していて、タイなどは前週の二倍、亡くなっている方も多いと聞く。こういう波は少し遅れるが、必ず、日本に波及する。4年前のような大事にはならないだろうが、警戒が必要だ。
ベトナム人女性22歳は子宮頸がんワクチンの予防接種で来院。なぜか、ベトナム人女性ばかりかなりの人数がやってくる。彼らのコミュニティで情報が伝わっているのだろう。
ほかの12人はいずれも生活習慣病での来院。フィリピン人女性57歳は特定健診も同時に行ったが、約束の時間通りに来てくれてほっとした。
タイ人が平日に3人やってくるというのも珍しいが、皆、そこそこ日本語が話せる。ただし、65歳の女性は理解力に大きな問題があり、本当はタイ語の通訳スタッフがいる土曜日に来てほしいのだが、やむをえない。
14人のうち、社会保険加入が6人、国保加入が4人、生活保護が4人。生活保護受給者の年齢は56歳、65歳、68歳、76歳。このうち、日本に身寄りが全くいないのはその65歳のタイ人女性のみ。残り3人はごく身近に近親者がいるのだが、生活保護になっている。
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2025年05月27日
2025年5月27日火曜
26日月曜日は患者総数77人で外国人患者14人、全体の18.8%だった。
目立ったのは生活保護者が3人、フィリピン人女性69歳、ペルー人のご夫婦50台前半。とくに後者の2人については日本語も上手、通院しているメインの病気は高血圧であり、なぜ生活保護になっているのかが理解できない。二人で天気が良いからサイクリングに行ったとか、聞いていると、これでいいのか?と思ってしまう。約20年以上前の初診の時から生活保護だった。定期的な生活保護継続の意見書には毎回と言っていいほど、病気の面からみても働けないという理由はないと書くのだが、役所の担当者の対応には全く変化がない。一度は役所の担当者に電話をして話したことがあるのだが、それでも何も変わることはなかった。役所の担当者が前例を大事にし、自分で新たに判断することを好まないのは新たに何かを行って対象者から文句を言われたり、批判されるのを極力いやがる体質だからと推察される。しかし、このような対応が平等感を損ねたり、ヘイトを呼び起こしたりするのではないかと思う。
14人の中に15歳未満の小児科対象者が4人。1歳のフィリピン人男児、3歳のフィリピン人男児、13歳のフィリピン人男児そして12歳のフィリピン人男児。疾患は風邪、喘息、ひきつけなどの急性疾患。4人とも社会保険に加入していた。
目立ったのは生活保護者が3人、フィリピン人女性69歳、ペルー人のご夫婦50台前半。とくに後者の2人については日本語も上手、通院しているメインの病気は高血圧であり、なぜ生活保護になっているのかが理解できない。二人で天気が良いからサイクリングに行ったとか、聞いていると、これでいいのか?と思ってしまう。約20年以上前の初診の時から生活保護だった。定期的な生活保護継続の意見書には毎回と言っていいほど、病気の面からみても働けないという理由はないと書くのだが、役所の担当者の対応には全く変化がない。一度は役所の担当者に電話をして話したことがあるのだが、それでも何も変わることはなかった。役所の担当者が前例を大事にし、自分で新たに判断することを好まないのは新たに何かを行って対象者から文句を言われたり、批判されるのを極力いやがる体質だからと推察される。しかし、このような対応が平等感を損ねたり、ヘイトを呼び起こしたりするのではないかと思う。
14人の中に15歳未満の小児科対象者が4人。1歳のフィリピン人男児、3歳のフィリピン人男児、13歳のフィリピン人男児そして12歳のフィリピン人男児。疾患は風邪、喘息、ひきつけなどの急性疾患。4人とも社会保険に加入していた。
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2025年05月24日
2025年5月24日土曜
昨日の外国人患者はわずかに3人、当クリニックにとってはまるで「天然記念物」のような日だ。うちわけは韓国人女性、フィリピン人女性、アルゼンチン人女性いずれも生活習慣病にて通院中の方。アルゼンチン女性を拝見したが、寝られない、具合が悪いと訴えるが。前回処方の内服薬がすべて一週間以上前に内服し終わっている。こういう受診行動には本当にがっかりする。続けて内服していれば自分がつらい思いをしなくても済むのに・・・あるいは「つらさ」というのがそれほどでもないのだろうか?
一昨日、採血を行ったタンザニア人女性37歳のデーターが戻って来た。肝機能、腎機能は異状なく、貧血もなし。食後2時間半で採血したにもかかわらず、LDLコレステロールも中性脂肪も異常値ではなく、HDLコレステロールも正常範囲。これでBMI32超えとは・・・
今日24日土曜は月に一回、ベトナム人スタッフがやってくる日。生活習慣病で定期的に通院しているベトナム人は皆、ベトナム人スタッフがやってくる日に集中して受診する。
すでに内視鏡検査予定の3人のうち、二人がベトナム人。さらに健康診断を受ける6人のうち一人がベトナム人、さらに、神経内科的症状で近くの公立病院を受診したいので情報提供書を書いて欲しいというベトナム人が1人、そして通常診療のベトナム人、たぶん10人程度。もちろん土曜日は仕事が休みで受診にやってくる他の国の外国人もすごく多い。
朝から心配になる。
一昨日、採血を行ったタンザニア人女性37歳のデーターが戻って来た。肝機能、腎機能は異状なく、貧血もなし。食後2時間半で採血したにもかかわらず、LDLコレステロールも中性脂肪も異常値ではなく、HDLコレステロールも正常範囲。これでBMI32超えとは・・・
今日24日土曜は月に一回、ベトナム人スタッフがやってくる日。生活習慣病で定期的に通院しているベトナム人は皆、ベトナム人スタッフがやってくる日に集中して受診する。
すでに内視鏡検査予定の3人のうち、二人がベトナム人。さらに健康診断を受ける6人のうち一人がベトナム人、さらに、神経内科的症状で近くの公立病院を受診したいので情報提供書を書いて欲しいというベトナム人が1人、そして通常診療のベトナム人、たぶん10人程度。もちろん土曜日は仕事が休みで受診にやってくる他の国の外国人もすごく多い。
朝から心配になる。
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2025年05月23日
2025年5月23日金曜
22日の患者総数は67人、うち外国人患者は14人で20.8%を占めていた。
国籍別にはフィリピン人9人、スリランカ人、ナイジェリア人、アメリカ人、ミャンマー人、タンザニア人各1人。
保険の種類別には社保7人、国保6人、生活保護1人
特定健診の季節で朝から予約の患者を入れているが・・・昨日は中にフィリピン人が2人。約束通りの時間に来てくれないと検査が混乱すると心配したが・・・二人ともきちんと約束通りの時間に来てくれた。ほっとする。
タンザニア人女性37歳、胃がはっていて便秘ということで僕の診察にまわってきたが、よくよく聞くと、この3日間頻尿で一日20回以上トイレに行くという。排尿時痛や不快感はないとのこと。最初に検尿を行ったが、白血球もあまりなく、潜血反応もはっきりせず。とりあえず、セフゾンを処方し、尿の培養も提出した。また胃の張りや便秘についてかなり怖がっていて、理由を訊ねたら父親が便秘でおなかがはって胃がんで亡くなったからとのことだった。まずは緩下剤とジメチコンで様子を見ることにしたが・・・かなりの巨漢。BMIで32を超えていた。初めての外国の患者、それもアフリカとなると、なにか重大な疾患を見逃しているのではと心配になる。そしてこの体格。血液検査を勧めた。内容は肝機能、腎機能、脂質代謝について。採血がかなり大変で項目的にはここが限界という感じだった。開業当初、発展途上国からやってきた人たちを診ていて、かなりの寄生虫疾患を見つけた。こういう我が国の環境とは異なったところで育った方を診ると、ついついこういう疾患も気になってしまう。
ミャンマー人女性27歳、便秘、下腹痛で来院。話している内容がいまいち、はっきりしていないが・・・ボーイフレンドがいて生理が10日間遅れていると言うことだったので、便秘については浣腸を行い、婦人科の受診を勧めた。
国籍別にはフィリピン人9人、スリランカ人、ナイジェリア人、アメリカ人、ミャンマー人、タンザニア人各1人。
保険の種類別には社保7人、国保6人、生活保護1人
特定健診の季節で朝から予約の患者を入れているが・・・昨日は中にフィリピン人が2人。約束通りの時間に来てくれないと検査が混乱すると心配したが・・・二人ともきちんと約束通りの時間に来てくれた。ほっとする。
タンザニア人女性37歳、胃がはっていて便秘ということで僕の診察にまわってきたが、よくよく聞くと、この3日間頻尿で一日20回以上トイレに行くという。排尿時痛や不快感はないとのこと。最初に検尿を行ったが、白血球もあまりなく、潜血反応もはっきりせず。とりあえず、セフゾンを処方し、尿の培養も提出した。また胃の張りや便秘についてかなり怖がっていて、理由を訊ねたら父親が便秘でおなかがはって胃がんで亡くなったからとのことだった。まずは緩下剤とジメチコンで様子を見ることにしたが・・・かなりの巨漢。BMIで32を超えていた。初めての外国の患者、それもアフリカとなると、なにか重大な疾患を見逃しているのではと心配になる。そしてこの体格。血液検査を勧めた。内容は肝機能、腎機能、脂質代謝について。採血がかなり大変で項目的にはここが限界という感じだった。開業当初、発展途上国からやってきた人たちを診ていて、かなりの寄生虫疾患を見つけた。こういう我が国の環境とは異なったところで育った方を診ると、ついついこういう疾患も気になってしまう。
ミャンマー人女性27歳、便秘、下腹痛で来院。話している内容がいまいち、はっきりしていないが・・・ボーイフレンドがいて生理が10日間遅れていると言うことだったので、便秘については浣腸を行い、婦人科の受診を勧めた。
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2025年05月22日
2025年5月22日木曜
20日の火曜日、外国人患者は12人、全体の16.2%だった。
目立つのは社保加入者の割合だ。12人中9人、年齢も0歳から69歳まで。0歳、1歳、10歳という感染症でやってきたお子さんたちを見るにつけ、家族での日本中長期滞在になっているわけで、本当にこういう事例が目立ってきたのはここ数年、コロナ以降のような気がする。実質、移民だろうと推察する。
残りの3人は国保1人、生活保護1人、そして自費診療が1人。
自費診療の方は近くの米軍基地からやってきた37歳の女性、最近、両鼠径部と臀部が痛いとやって来た。臀部は外側ではなく、内側が痛いような気がするとのこと。しばらくどのような検査をすべきか、あるいはどのように診療科が彼女に必要なのか、考え込んでしまった。
聞けば現在、生理中とのこと。痛みは以前にもあったが、今日が一番痛いと訴える。本人は尿検査をしてほしいと言うのだが、生理中で正確なデーターが出ないと話した。けっきょく、次週、生理が終わった後にもう一度来てもらって検尿を行なうことにし、説明を行った。彼女が帰ってからも頭の中はすっきりせず・・・過去に直腸がんで同じような症状を訴えてやってきた人がいたことに気が付いた。生理中と言われてひるんでしまったが、次回はよくよく声明したうえで鼠径部の触診、直腸肛門診は行っておくべきだろう。また、必要最低限は採血をしておくべきだったと後悔した。
目立つのは社保加入者の割合だ。12人中9人、年齢も0歳から69歳まで。0歳、1歳、10歳という感染症でやってきたお子さんたちを見るにつけ、家族での日本中長期滞在になっているわけで、本当にこういう事例が目立ってきたのはここ数年、コロナ以降のような気がする。実質、移民だろうと推察する。
残りの3人は国保1人、生活保護1人、そして自費診療が1人。
自費診療の方は近くの米軍基地からやってきた37歳の女性、最近、両鼠径部と臀部が痛いとやって来た。臀部は外側ではなく、内側が痛いような気がするとのこと。しばらくどのような検査をすべきか、あるいはどのように診療科が彼女に必要なのか、考え込んでしまった。
聞けば現在、生理中とのこと。痛みは以前にもあったが、今日が一番痛いと訴える。本人は尿検査をしてほしいと言うのだが、生理中で正確なデーターが出ないと話した。けっきょく、次週、生理が終わった後にもう一度来てもらって検尿を行なうことにし、説明を行った。彼女が帰ってからも頭の中はすっきりせず・・・過去に直腸がんで同じような症状を訴えてやってきた人がいたことに気が付いた。生理中と言われてひるんでしまったが、次回はよくよく声明したうえで鼠径部の触診、直腸肛門診は行っておくべきだろう。また、必要最低限は採血をしておくべきだったと後悔した。
posted by AMDA IMIC at 13:27
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2025年05月20日
2025年5月20日火曜
19日月曜日の患者総数は74人、うち外国人患者は10人、全体の13.5%であった。
中国人男児8歳国保加入、呼吸器系症状で来院。
フィリピン人女性41歳国保加入、生活習慣病にて通院中
タイ人男性66歳国保加入、生活習慣病にて通院中。こちらの指示通りに動いてくれるので、助かる。
フィリピン人女性39歳社保加入、ここのところ、鼻がむずむずしてくしゃみが出ると来院。アレルギー性鼻炎と診断して治療開始した。
フィリピン人男性58歳社保加入、いつもは生活習慣病で通院してくるが、左手の第二指になにかができていると来院。いわゆるいぼだった。スピール膏で処置してふやかすようにして、今週末から少しずつ切っていく予定。
ネパール人女児12歳社保加入、呼吸器系疾患で来院。
韓国人女性60歳社保、慢性疾患にて通院中。ご主人の糖尿病の薬をやせるために使った「過去」があり、このような薬の使い方は命の危険と裏腹なのでやめてほしいと注意をしている。この件、日本人のご主人に勧められたとの本人談。
インド人男性56歳社保加入およびインド人女性48歳社保加入のご夫婦、ともに生活習慣病にて通院中。
ペルー人女性15歳生活保護、呼吸器系疾患にて来院。
天気が悪く、冷ややかな一日、患者数は少なかった。
中国人男児8歳国保加入、呼吸器系症状で来院。
フィリピン人女性41歳国保加入、生活習慣病にて通院中
タイ人男性66歳国保加入、生活習慣病にて通院中。こちらの指示通りに動いてくれるので、助かる。
フィリピン人女性39歳社保加入、ここのところ、鼻がむずむずしてくしゃみが出ると来院。アレルギー性鼻炎と診断して治療開始した。
フィリピン人男性58歳社保加入、いつもは生活習慣病で通院してくるが、左手の第二指になにかができていると来院。いわゆるいぼだった。スピール膏で処置してふやかすようにして、今週末から少しずつ切っていく予定。
ネパール人女児12歳社保加入、呼吸器系疾患で来院。
韓国人女性60歳社保、慢性疾患にて通院中。ご主人の糖尿病の薬をやせるために使った「過去」があり、このような薬の使い方は命の危険と裏腹なのでやめてほしいと注意をしている。この件、日本人のご主人に勧められたとの本人談。
インド人男性56歳社保加入およびインド人女性48歳社保加入のご夫婦、ともに生活習慣病にて通院中。
ペルー人女性15歳生活保護、呼吸器系疾患にて来院。
天気が悪く、冷ややかな一日、患者数は少なかった。
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2025年05月19日
2025年5月19日月曜
17日の患者総数は48人、久しぶりのどしゃぶりでそれが患者数に反映されていると思う。外国人患者は11人、全体の23%を占めた。
国籍別にはフィリピン人5人、スリランカ人2人、米国人2人、ナイジェリア人、ベトナム人各1人。
保険別には社保加入者が8人、国保加入者が2人、我が国の公的保険に加入していない人が1人であった。
フィリピン人男性72歳、特定健診を予約していたが、この土砂降りの中、予定通りに来てくれるかと気をもんでいたが・・・時間通りに来てくれた。当たり前といえばそれまでだが、感謝。
フィリピン人男性45歳と44歳の2人、同じ会社の検診で胸部レントゲンの異常を指摘されて来院。二人とも日本語で書かれている検診結果をまるで理解していない。なにしろ、どこかが悪いらしいから医療機関に行かなければならないと理解している。胸部レントゲンを撮影し、異常なかった。ほっした顔で帰って行った。
ベトナム人女性19歳、子宮頸がんワクチン接種を希望して来院。接種を行った。いつも書くのだが、子宮頸がんワクチンの接種を希望してやってくるベトナム人の若い女性が本当に目立つ。一事業所の実習生とは思えない人数で・・・複数の事業所の実習生の間で情報が共有されているとしか思えない。
不思議なケース、米国人男性は日本の公的保険への加入はなし。お子さんと思われる1歳の男児は国保に加入、男性の奥様とおぼしき日本人女性は国保に加入している。これは全くの推察だが、二つのケースが考えられる。大前提としてこの男性、不法滞在ではない。第一のケースは短期滞在で日本にやってきたかもしれないということ。奥様とお子さんは仮に米国からいっしょに里帰りしたとするなら日本の国保に加入できても、この男性は加入できない。のケースは男性が米国で民間保険に加入しているため、本来、日本の公的保険に加入できる中長期滞在にもかかわらず、男性だけ加入していないというケース。
以前は拝見した英語学校の先生も第二のケースだった。こういうケースの人は少なからずいると思われる。僕自身、何度もこのような人を見つけては注意したことがある。
はっきり言ってしまうとこういうケース、我が国の公的保険に加入する資格を有している人は海外で民間保険に加入していようとも我が国の公的保険への加入は法律で義務とされているので、法律違反となる。ただし、違反しても罰則がない違反なので、こういう人が後を絶たない。わが国の外国人に対する施策が結果的に抜け穴だらけになっているという典型例だろう。
国籍別にはフィリピン人5人、スリランカ人2人、米国人2人、ナイジェリア人、ベトナム人各1人。
保険別には社保加入者が8人、国保加入者が2人、我が国の公的保険に加入していない人が1人であった。
フィリピン人男性72歳、特定健診を予約していたが、この土砂降りの中、予定通りに来てくれるかと気をもんでいたが・・・時間通りに来てくれた。当たり前といえばそれまでだが、感謝。
フィリピン人男性45歳と44歳の2人、同じ会社の検診で胸部レントゲンの異常を指摘されて来院。二人とも日本語で書かれている検診結果をまるで理解していない。なにしろ、どこかが悪いらしいから医療機関に行かなければならないと理解している。胸部レントゲンを撮影し、異常なかった。ほっした顔で帰って行った。
ベトナム人女性19歳、子宮頸がんワクチン接種を希望して来院。接種を行った。いつも書くのだが、子宮頸がんワクチンの接種を希望してやってくるベトナム人の若い女性が本当に目立つ。一事業所の実習生とは思えない人数で・・・複数の事業所の実習生の間で情報が共有されているとしか思えない。
不思議なケース、米国人男性は日本の公的保険への加入はなし。お子さんと思われる1歳の男児は国保に加入、男性の奥様とおぼしき日本人女性は国保に加入している。これは全くの推察だが、二つのケースが考えられる。大前提としてこの男性、不法滞在ではない。第一のケースは短期滞在で日本にやってきたかもしれないということ。奥様とお子さんは仮に米国からいっしょに里帰りしたとするなら日本の国保に加入できても、この男性は加入できない。のケースは男性が米国で民間保険に加入しているため、本来、日本の公的保険に加入できる中長期滞在にもかかわらず、男性だけ加入していないというケース。
以前は拝見した英語学校の先生も第二のケースだった。こういうケースの人は少なからずいると思われる。僕自身、何度もこのような人を見つけては注意したことがある。
はっきり言ってしまうとこういうケース、我が国の公的保険に加入する資格を有している人は海外で民間保険に加入していようとも我が国の公的保険への加入は法律で義務とされているので、法律違反となる。ただし、違反しても罰則がない違反なので、こういう人が後を絶たない。わが国の外国人に対する施策が結果的に抜け穴だらけになっているという典型例だろう。
posted by AMDA IMIC at 09:06
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2025年05月17日
2025年5月17日土曜
5月16日の金曜日、総患者数は83人、外国人患者は9人で全体の11%に過ぎなかった。
昨日同様、患者の国籍や保険を書き連ねる・・・
1. フィリピン人女性49歳 生活習慣病 社保
2. ペルー人女性76歳 生活習慣病 後期高齢者医療保険
3. フィリピン人男性56歳 生活習慣病 社保
4. ベトナム人女性20歳 子宮頸がんワクチン接種 社保
5. スリランカ人男性49歳 生活習慣病 社保
6. バングラデシュ人男児1歳 呼吸器系感染症 社保
7. ポーランド人男性37歳 消化器慢性疾患 社保
8. フィリピン人女性62歳 生活習慣病 社保
9. フィリピン人女性62歳 生活習慣病 国保
以上でわかることは・・・昨日の分も合わせて・・・外国人患者でも社保加入者が圧倒的に多いこと。これは日本での勤務形態が常勤、または労働時間が常勤の3/4以上である人が多いということだ。皆、必死に働いている。そして昨日も本日も後期高齢者が1人。今後、急増することだろう。さらにベトナム人実習生の子宮頸がんワクチン接種希望者が目立つことだ。社保加入者も国保加入者も後期高齢者医療保険に加入している人も皆、保険料を支払っている。我が国の国民皆保険に外国人を迎え入れるにあたり、なにか問題があるというなら具体的な事例から掘り下げていかねばわからないだろう。ただただ、どこぞのユーチューブの根拠なき、感情を煽り立てる主張では判断ができない。
昨日同様、患者の国籍や保険を書き連ねる・・・
1. フィリピン人女性49歳 生活習慣病 社保
2. ペルー人女性76歳 生活習慣病 後期高齢者医療保険
3. フィリピン人男性56歳 生活習慣病 社保
4. ベトナム人女性20歳 子宮頸がんワクチン接種 社保
5. スリランカ人男性49歳 生活習慣病 社保
6. バングラデシュ人男児1歳 呼吸器系感染症 社保
7. ポーランド人男性37歳 消化器慢性疾患 社保
8. フィリピン人女性62歳 生活習慣病 社保
9. フィリピン人女性62歳 生活習慣病 国保
以上でわかることは・・・昨日の分も合わせて・・・外国人患者でも社保加入者が圧倒的に多いこと。これは日本での勤務形態が常勤、または労働時間が常勤の3/4以上である人が多いということだ。皆、必死に働いている。そして昨日も本日も後期高齢者が1人。今後、急増することだろう。さらにベトナム人実習生の子宮頸がんワクチン接種希望者が目立つことだ。社保加入者も国保加入者も後期高齢者医療保険に加入している人も皆、保険料を支払っている。我が国の国民皆保険に外国人を迎え入れるにあたり、なにか問題があるというなら具体的な事例から掘り下げていかねばわからないだろう。ただただ、どこぞのユーチューブの根拠なき、感情を煽り立てる主張では判断ができない。
posted by AMDA IMIC at 15:40
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