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2024年02月29日

2024年2月29日木曜

ボリビア女性54歳、ピロリ菌除菌後の呼気テストを予約していた。約束の時間にぴったり現れてくれた。当たり前の普通の行動のはずなのだが、感謝。ほっとする。
ペルー人女性75歳、高血圧、狭心症の治療後のフォローアップで通院中。いまのところ、大きな問題も起きていないが、体型から膝に負担がかかっていずれ、車椅子使用になるのではないかと心配している。ただし、過度な運動はそれを速めるかもしれないし、食事制限にも限界があり、悩ましい。遺伝的な要素もあるかもしれないが、やはり早い年齢からの健康維持に関する教育が必要と強く感じる。
フィリピン人女性47歳、鼻水出る、目がかゆいといわゆる花粉症の症状。そういえば、上記のボリビア人女性もペルー人女性もこのフィリピン人女性もその後のフィリピン人男性54歳もみんな「かふんしょう」と自分で口にしていた。オックスフォード大辞典に「かふんしょう」が載る日も近いだろう。
フィリピン人男性30歳、年末の12月26日に冷や汗を伴う腹痛と背部痛で救急車で近くの公立病院に搬送されたとのこと。検査はCTなど行ったそうだが、もらったのは鎮痛剤のロキソニンのみ。そして1月3日に同様の痛みで休日夜間急患診療所を受診、ガスターを処方されていた。その後、放置。今週になり、同じような痛みが出てきたと来院。部位は心窩部。冷や汗をかくような疼痛というのが気になる。血管系に伴う痛みのようにも思えてしまう。携帯の画面を見せてくれたが、そこには近くの公立病院でのやりとりが書いてあり、「膵炎」と書いてあった。膵炎と書いてあるわりには膵炎のための薬が処方されていない。まずは内視鏡で上部消化管をチェックすべきと考えた。朝、パンをひとつ食べたとのことなので、午後3時半に来てもらって内視鏡検査を準緊急で行うこととし、それまでは水だけ飲むように指示した。内視鏡検査はスムースに行うことができた。結果は異状なし。採血と検尿で肝機能、膵臓関連の検査を行った。
アルゼンチン女性57歳もいわゆる花粉症。点眼薬、点鼻薬、内服薬を処方した。
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2024年02月27日

2024年2月27日火曜

 先日、1時間以上予約の時間を遅刻してきたために内視鏡検査が行えなかったナイジェリア人男性49歳、今回は遅れずに来てくれた。昨年はまずい剤であるサイレースを10%に薄めて静脈注射して寝た状態で行った。今回は咽頭麻酔だけでよいというので、準備を終えて挿入しようとしたら、口蓋に触れた瞬間にマウスピースを吐き出して、内視鏡を噛みそうになってしまう。あわてて引き抜いたが、これを繰り返すこと、2回。以前にタイ人患者に内視鏡を噛まれて修理に50万円支払ったことがある。こんなことにならぬよう、内視鏡検査は中止した。最初に挿入を試みたときには食道挿入直前だったのにほんとに残念。内視鏡検査で挿入をあきらめたのは記憶には3年前に一件あるのみ。ごめんねと本人に後で言われたが、こちらが怒ることではない。肩を叩いて絵顔で握手。
 韓国人男性41歳、血圧があがってしまったとやって来た。彼の母親も僕が高血圧で治療中。若いころから少し血圧が高めだったのだが、本人が言うには「いつも不摂生で、酒を飲んでいて、たばこもやってこうなってしまった。だからたばこもやめて栄養摂取にも注意している」とのこと。いつから?と訊ねると「昨日から」との返事。それを続けてくれるように話し、いい加減に内服していた降圧剤より少し強めの降圧剤に変更した。
 ドミニカ人女性54歳、高血圧で最後に受診したのが12月の中旬。2か月も経過している。血圧は150/80と上昇している。聞けば、このところ、内服薬がなかったとのこと。そうだろうと思う。定期的に内服することがなぜ必要なのかを長々説明したが、わかってくれたかどうか?
アルゼンチン女性79歳、日本にいる娘さん家族を訪ねてやってきたので日本の公的保険はなし。足が腫れていると家人が言うので、見ると左膝に少し時間が経過したようなかさぶたを伴う発赤があり、さらにくるぶしの少し上に鮮やかな発赤あり。そして下腿の浮腫は著明。糖尿病に高血圧有り。内服中なのに薬を持参してくれなかったので何をどのように内服しているかもわからず。話からくるぶしの発赤は以前から血管炎と言われており、膝は転倒して受傷したものだとわかった。医療費のことも心配しており、血液検査等行えず、さらに腹痛があるというので腹部を診るとかなりの腹満。CTを撮影するにもお金の問題が出てくる。近くの公立病院なら自費診療15割なので3万円かそれ以上かかるだろう。しかも・・・親族訪問の短期滞在のはずなので、在留期限を尋ねると、数日後に期限が来るそうだ。アルゼンチンにはすでに親族がいない、みんなこっちに来ているからねと話し始めた。だから入管に行って在留資格を変更したいとのことだった。あまりに話が長く、長いカルテの列ができてしまったので、奥の部屋に移動してもらい、午前の診療終了後に再度、診ることにした。そして午前の診療が終了して部屋に行ってみると、いびきをかいて寝ていた。たしか、腹部が痛いと言っていたはずとおなかを触ると小山のようになっていて腹水があるのかないのかもわからない。アルゼンチンの医師からフロセミドもスピロノラクトンも処方されているが、両方内服すると血圧が下がりすぎるので、フロセミドのみいつもは内服するようにと言われているとのことだった。まずは膝の傷のために抗生剤のみ処方。アルゼンチンの医師からの手紙があるというので次回は持ってきてもらうことにした。「たくさんあるし、読めないよ」と家人が言うが、読まなければ現状がわからない。そもそも持ってきてくれるのが筋だろう。スペイン語で書いてあれば、英語に似ている単語もあり、およそのことはわかると思う。そのうえで読んでわからないところがあれば彼らが手伝ってくれたらその場で理解できるはず。費用も心配、ゆえにCTも血液検査もうっかりできない。故国から薬を持ってきていて、糖尿病、高血圧があることはわかっているが、その状況がわからない。ひどい脂肪肝もありそうだし、もしかしたら肝硬変もあるかもしれない。そもそも両ひざは巨体を支えることができなくなっていて、よちよち歩きに近い。全体像がわかったら総合病院で診てもらうのが適切だろうと思わざるをえなかった。
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2024年02月26日

2024年2月26日月曜

 フィリピン人男性37歳、先月、痛風発作で来院。コルヒチンを2週間分だけ処方して採血を行ったところ、尿酸値が8.0を超えていた。2週間後に痛風の疼痛の程度を診て、次の治療を考えようと思い、「よくなったと思ってコルヒチンを突然、やめるとリバウンドが来てまた痛くなることがある」と話しておいたのに・・・一か月を過ぎた2月24日にやってきた。しかも、忠告した通りにリバウンドを起こしていた。こういうケース、本当にモチベーションが下がる。怒ってはいけないのは原則で、繰り返し、自己判断をしてはいけないと忠告するしかない。
 フィリピン人男児6歳、右の膝の背側に大きなしこりがあるという。両親が心配そうに連れて来た。話を聞いた瞬間、大きなガングリオンがあるのだろうと思った。下向きにベッドで寝てもらって触診すると、硬いけど中が液状になっているような印象を受け、超音波で確認。抜けた所見で触診の印象を裏付けた結果となった。中にゼリー状の物資が溜まっているので、少し太めの針を付けた注射器で吸引するしかないと両親に説明、納得してもらったが、ここからただならぬ気配を察した男児が穿刺をされるまいと必死に抵抗し・・・とうとう、看護師が馬乗りになって抑えることになった。父親はその場に残ったが、母親は部屋の外に逃げてしまった。穿刺して吸引すると案の定、ゼラチン状のものが約9cc抜けて、しこりは消失した。両親にはまた貯留して大きくなることもあるけど、今回のように処置すればよいので心配はない旨、伝えておいた。男児も終了後はまた元気で明るい子に戻った。聞けば虫が好きというので、机の中にあった玉虫が入ったホルダーを一個あげた。嬉しそうに手を振って部屋から出て行った。
 タイ人女性、県央から来院。心窩部に疼痛があるという。疝痛だというので超音波で診たが、胆石はなし。内視鏡検査を予約した。念のために血圧を測定するとかなりの高値。2年前にやってきたときと比較して6kg、体重が増加したという。とりあえず、降圧剤も2週間処方した。
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2024年02月24日

2024年2月24日土曜

 フィリピン人女性48歳、当日朝9時より内視鏡検査予定であったが現れず。10時頃になって現れたが、忘れていて朝食を食べたとのことだったのでいつもの高血圧の診察だけ行った。医療機関によっては予約の時点でいくばくかの予約金をいただくようである。このようにするとキャンセルが少なくなるとは聞くが、なかなか踏み切れない。
 中国人女性61歳、一週間前から発熱があったと来院。付き添って来たのは数日前に新型コロナと診断した同じ中国人男性でご主人とのことだった。念のために新型コロナとインフルエンザの抗原検査を行ったが、ともに陰性。たぶん、ご主人より先に彼女が新型コロナに感染したのだろう。すでに一週間を経ていて、抗原検査は陰性に出てしまったということだろう。
 フィリピン人男性63歳、昨年、脳出血で手術を受けている。退院後の高血圧の治療を引き受けているのだが・・・160近くなってしまい、家人から連絡が来ることもある。初めて気がついたのだが、説明した通り、降圧剤を内服していないことが判明。しばらく言葉が出てこなかった。血圧が高くなった時だけ、ピソプロロールを追加で内服し、「いつもはアムロジピン5mgしかのんでいない」と言う。これでは血圧が高くなるはずだ。定期的に二つとも内服し、それで血圧があまり下がるようなら薬を減らすか、考えると話した。こういう話を毎日、外国人患者向けに話しているような気がして、モチベーションが下がる。
 22日は午後4時半で診療をやめ、新幹線で京都へ。翌日の日本災害医学会の外国人対応のパネルディスカッションに参加するためだ。京都駅について駅ビルの地下で食事をしようとしたのだが・・・インバウンドの外国人があまりに多くて驚いた。パネルディスカッションでは厚労省から参加した方と僕の発表が偶然に「ワンストップ窓口」について述べるということになっていた。2019年ごろ、訪日外国人の医療を検討する厚労省の会議の席上、ワンストップ窓口の財源が国際旅客税なので、ワンストップ窓口の相談対象は訪日外国人に関する件だけと明言していて、神奈川県の会議でも県衛生部の方がそのように話していた記憶がある。在留外国人については使ってはいけないというようなしばりがあったとずっと思っていた。しかし、参加した厚労省の方はそんなことはない、在留外国人に関する相談も対象になると明言していた。財源も国際旅客税ではないはずと述べていた。厚労省の基本方針が変わったのか? このあたりは念のために公式に確認をしておく必要があるだろう。
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2024年02月22日

2024年2月22日木曜

 ブラジル人男性17歳、発熱で来院。新型コロナとインフルエンザの抗原検査を行い、新型コロナが陽性。
 フィリピン人女性18歳、軽度の腹痛と下痢で来院。感染性腸炎と診断した。日本語のちょっとした発音からたぶん、ある程度の年齢になって母親に呼び寄せられて日本に来たのだろうと推察。診察終了後に訊ねてみると、やはり10歳の時に母親に呼ばれてやってきたと教えてくれた。それから日本語を勉強して現在は県内の大学生。かなりがんばったのだろう。褒めてあげた。一般的な話だが、10台になり、日本にやってくると学校の勉強についていけず、友達ができず、男の子はよからぬグループに入り、女の子は夜の世界に入っていくことが少なくない、というより多い。聞けば、フィリピン人の母親と日本人の養父から夜の道に入ることは絶対にだめときつく言われていたそうだ。こういう子は心から応援したくなる。
 アメリカ人男性48歳、米軍基地内から来院。米国で処方されていた降圧剤がなくなったので、処方して欲しいと来院。日本人ぽくない日本人女性が付き添って来た。リシノプリル20mgが一日一回だった。最寄りの調剤薬局に電話したら10mgはジェネリックがあるが、20mgはジェネリックではないものしかないというので、これを本人に伝えた。するとジェネリックの20mgが欲しいと言うので、市内の大きな調剤薬局への行き方を教えてあげた。
 今日22日は診療終了後に京都へ。明日、日本災害医学会で外国人に関するシンポジゥムのシンポジストを依頼されているからだ。僕の意見はたった一つ。実際に外傷などがあれば、言葉がわからなくてもすることは決まっているはず。問題は医療等に関する情報に外国人がアクセスできるか、そして日本の医療従事者、医療機関が外国人に対応できるかというそれだけ。すなわち平時の際に適切なるワンストップ窓口を開設しておき、それを非常時にも使うことである。そのためには費用の点からもワンストップ窓口は厚労省の案のように各都道府県にひとつ開設、訪日外国人の医療に関してのみ医療機関からのアクセスに対応するのではなく、@訪日外国人だけでなく、在留外国人もその対象とし、➁医療機関からだけではなく、外国人からもアクセス可能なもの、すなわち多言語対応可能なものとし、➂各都道府県に設置するのではなく、国内をいくつから分けて、せいぜい2つか3つの窓口を設置、そして互いの情報を共有し、一つが被災地域に含まれて機能しなくなっても、残った窓口で対応するという方法がベターと考える。急がば回れではないが、災害時に対応するには災害時に対応できるシステムを平常時から作り上げて、稼働させておくこと、と主張するつもりだ。
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2024年02月20日

2024年2月20日火曜

 アメリカ人男性36歳、近隣のE市から日本人女性と現れたが、どうやら基地の関係者らしい。ゆえに日本の公的保険には加入していない。当初、電話では健康診断を受けたいということであったようだ。しかし、診察室で話し合っているうちに、高血圧、逆流性食道炎、うつの診断の下に米国において医師から内服薬を処方されていたことがわかった。胸部レントゲン写真を撮ってほしいとのことで撮影。とくに問題はなし。内視鏡検査も受けたいという希望があり、なおかつ朝食を食べてきたそうで、採血は3月に内視鏡の予約を入れた日に行うことにした。
 フィリピン人男性54歳、高血圧で通院中。フィリピン人にしては珍しく、非常にスリムな体形。診察が終わってから談笑。その時にフィリピンではやせている男性は好まれないというけど、どうなの?と訊ねてみた。すると・・・こどもなら問題あるけど、大人なら問題ないよと言う。こどもなら問題あるというのはこどもが痩せていたら、それは家庭が貧乏ということで相手にされないという意味だと教えてくれた。たしかにクリニックにやってくるフィリピン人のこどもには肥満気味の子が多い。日本にいてもフィリピンの習慣が身についているということだろう。
 午後になり横浜市内から中近東の男性が来院。入管で仮釈放になっているのだとこと。ということは不法滞在になっていたということだろう。数年前から腹痛と下痢、下血があるので診てほしいし、診断書を入管宛に書いてほしいとのことだった。結論から言うと、お断りした。理由は僕のクリニックでは大腸内視鏡検査を行っていないからだ。彼が述べた症状からは潰瘍性大腸炎等を真っ先に考える。すると正確な検査と診断が求められる。横浜市内の英語対応可能で大腸内視鏡検査可能な医療機関をいくつか教えてあげた。
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2024年02月19日

2024年2月19日月曜

 17日の土曜日、僕が診察した外国人は9人。土曜としてはあまり多くはなかった。通院中の方が多く、フィリピン人6人、中国人1人、ペルー人1人。ときどき過敏性腸症候群でやってくる韓国人女性が毎度のことだが、腹痛を訴えて来院。この程度。ところが小児科のほうは外国人患者朝から多数。フィリピン人、ペルー人、アメリカ人、中近東のイスラムの方にアフリカ系の人とバラエティに富んでいた。
 振り返って開業以来33年、日本人も外国人もわけへだてなく受け入れる医療機関を目指してがむしゃらに突き進んできたような気がする。開業した翌年にはAMDA国際医療情報センターを設立し、郡市医師会の副会長となって6年、会長であった10年は地域の中での医療の国際化を目標に掲げて、地域の医療機関や行政、そして地域に住む外国人コミュニティに情報を送り続けたつもりだ。マスコミに取り上げられることもしばしば。それも有名になりたいなどということではなく、自分の主義主張、めざすところをよく多くの人にわかっていただきたかったからだ。さらにありがたいことに5年前に日本医師会が外国人医療対策委員会を設置して以来、専門委員として委員会に加えていただいている。より大きなところで自分の意見を聴いていただくことができた。県や厚労省の訪日外国人の医療関連の委員会にも出させていただいた。
 僕が一貫して主張してきたのは日本人が病気になったらまずは近くの医院、クリニックを受診するように、外国人に対して特別なルールを作るのではなく、日本人と同じように住まいの最寄りの医療機関でまずは一次医療を受ける、そのように受け入れることを可能にするということだった。そのためには言語の問題、すなわち通訳をしてくれる組織がどうしても必要となる。電話相談や電話通訳をずっと考えてきたのもこのような理由による。厚労省が外国人受け入れ拠点病院、拠点診療所という構想に走ったのはもしかしたらより現実的な方向を選択したからなのかもしれない。厚労省の構想ではこのような拠点病院、拠点診療所を定め、そこに対しては電話通訳など通訳の確保を明確にしている。とくに拠点病院構想では一次医療の外国人がやってきてしまったらどうするのか?という疑問は残る。日本人の一次医療の患者は受け入れないのに、外国人は受け入れるとなると日本人から見て逆差別にならないかという疑問である。
 厚労省の拠点病院、拠点診療所構想はそれ以外の医療機関が外国人患者を診ることを否定しているわけではないが、定めた医療機関に外国人患者を「誘導」するという点で、僕が長年、理想として主張してきた「どこの医療機関であっても外国人患者を受け入れる」方向に持っていくということとは異なる。僕の考える方向では医療機関やそこで働く医師が政府や行政に指図されぬとも、外国人も日本人同様に受け入れるという明確な意思を持たねば実現は難しい。33年間、地域で外国人を診療し、日本全国のさまざまな外国人医療の情報に触れる立場にあって、この明確な意思を持つことがいまだにできていないと分析せざるをえないのが残念である。医師法19条の応召義務違反などというむずかしい言葉を使うまでもないことと思うのだが・・・
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2024年02月17日

2024年2月17日土曜

 中国人男性65歳、高尿酸血症と脂質代謝異常症で通院中。採血と処方。
 フィリピン人女性58歳、高血圧で通院中。忙しいので二か月分の処方をくださいといつも言われるのだが・・・この1年、血液検査を行っていない。採血の意義すなわち脂質代謝の数値に異常がないかどうか、肝機能腎機能など薬による副作用は発生していないかなど定期的にチェックすることの大切さを説明しているのに・・・正確にデーターを出そうと「次回は朝食抜きで来てね」と話すのだが、毎回、食べてきてしまう。昨日はとうとう、食後3時間でもいいからと採血をした。参考資料にはなるはずだ。
 フィリピン人女性40歳、上記の女性とまったく同じ。血液検査というものは患者から見たら、痛みを伴う上にお金も取られ、朝食もがまんしなければいけないなど、いやなことだらけに違いない。しかし、医師の側から見ると採血とは船の羅針盤のようなもので、あっちに行ったらよいのか、こっちに行ったらよいのか、どこのあたりに岩礁があって座礁しかねないのかを教えてくれる手段なのだ。羅針盤なく大海に漕ぎ出すような怖さは経験したくはないのだが、このあたりが何度説明しても理解してくれない。彼女も食後3時間半であることを前提として採血を行った。
 アルゼンチン人女性57歳に前回の血液検査の結果を説明、そして過活動膀胱らしい症状に対してベオーバの投与を開始した。
 米国人男性49歳と奥様である某東南アジアの女性51歳、近くの米軍基地から来院。ご主人は高血圧の治療、奥様は肝機能障害の治療で本日は採血。
 昼休み前に隣の小児科の診察室からあかちゃんの泣き声が聞こえた。なにか訴えるような怒っているような・・・米軍基地からやってきたそうだ。日本なら定期接種となっている予防接種を5種類、接種したそうで、泣き止まないのも理解できる。午前の診療が終わり、スタッフの休憩室に行こうと小児科の待合室の前を歩いたら、それらしきあかちゃんが母親に抱かれてまだ泣いていた。母親と二言三言話して、あかちゃんの頭をなでてあげたらおとなしくなった。万国共通でかわいい。
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2024年02月16日

2024年2月16日金曜

 朝一番9時からの内視鏡検査予定のナイジェリア人男性48歳、連絡なく時間に現れず。
二番目の検査予定の日本人患者が9時15分に来てくれたので、この方の検査を少し早めの時間から行った。その後、外来患者が増え始め、発熱患者も外で待っていてくれている状況で10時半になり、ナイジェリア人男性が現れた。寝坊したとのことだったが、すでに「てんてこまい」の状態で、検査は断った。無理やりなら、待っている患者に迷惑をかけながらも「できません」という状況ではなかったが、それでは遅刻してもだいじょうぶなのだという誤った認識を与えてしまう。けっきょく、別の日に予約を変更して帰って行った。
 フィリピン人女性43歳、娘さんがB型インフルエンザに罹患していて、彼女も前日から発熱しているという。インフルエンザの抗原検査でやはりB型インフルエンザが陽性だった。
 午後になり、ブラジル人の代理人という方から電話が入っていると受付から連絡があった。足が腫れてしびれているのだという。診察してもらえるかどうかの問い合わせだというので、診察した結果、ほかの医療機関を受診してもらうこともありえることを説明して、それでよければどうぞと返事した。それから1時間もしないうちに隣のZ市にある某自動会社で研修しているブラジル人男性40歳が見覚えのある通訳に伴われて現れた。この通訳の女性、かなり特徴のある方だが、僕は好意的に見ている。しびれは臀部から右の下肢の末梢までで痛みではないという。彼が「腫れている」という足甲は全く左右差はなかった。そのように感じるのではないだろうか。既往症に椎間板ヘルニアがあると教えてくれた。一番の心配は脳梗塞らしいということは話していて気がついた。中枢神経からの問題ではなさそうと言うと、ほっとしたような顔つきになった。一番疑われるのは座骨神経の障害だろうと推測した。聞けば28日には帰国するというので、長時間のフライトでもあり、ジクロフェナックの坐薬を一日二回で処方した。
 夕方になり、フィリピン人女性60歳来院。年齢よりはるかに老いて見える。昔からいい加減な性格で理解力も低く、思い込みが強い人だったが、ご主人は都内な引っ越し、娘たちは独立して没交渉なのだという。診察室に入ってくるなり異臭を感じた。12月8日に降圧剤を一か月処方。本名実朝で飲み切ったと言うが、指示通り内服していればそんなことはないはず。血圧は123/60。降圧剤を内服せずにこの血圧なら降圧剤は不要のはず・・・と思って聞きただすと案の定、昨日からの二日は最後の2錠を飲み終えたとのことだった。こういういい加減な内服をしていると何が何だかわからずに不安になる。それでも2か月分の処方が欲しいと言うのだが、1か月分にしておいた。
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2024年02月15日

2024年2月15日木曜

 2月13日火曜日も多くの外国人患者。僕が直接拝見した人だけで15人、小児科を加えると27人。
 フィリピン人男性55歳、高血圧と脂質代謝異常症で通院中。ペルー人人男性41歳、ごく軽度の発熱を伴う咽頭痛で来院。うっすらとB型インフルエンザが陽性と判定できた。内服薬を処方。ペルー人女性40歳、高血圧で受診して二回目。前回の降圧剤の処方ですでに血圧は正常範囲内に保たれていた。約束通り、朝食抜きで来てくれたので採血も施行。続けての処方も行った。いつも日本人患者にもしていることだが、採血の結果が15日の木曜日の昼休みに届くので、万が一、急に対応しなければならない結果が含まれている場合はこちらから電話連絡すると話した。プーケット出身のタイ人女性56歳、都内でタイ料理店の責任者を任せられており、具合が悪い時だけやってくる。最初にやってきたのはもう20年以上前だと思う。今回はひどいめまいと吐き気でどこかの医療機関でめまいの薬と吐き気止めをもらったというが、症状が止まらずに来院。血圧を測定すると200/120とひどい高血圧。カルテをめくると以前の血圧の記載があり、130台であっためまいや吐き気が高血圧に起因している可能性が高いが、今回は一週間分だけ降圧剤とめまい、吐き気を止める薬を処方。採血を行い、一週間後に来院するように伝えた。フィリピン人男性59歳、数日前に高血圧の治療にやってきたが、今回は発熱。前日からと言うので新型コロナとインフルエンザの検査を行ったが、ともに陰性。通常の風邪と診断し、処方した。フィリピン人女性56歳、発熱で来院したが、新型コロナもインフルエンザも陰性。ついでに「いつもの」降圧剤も欲しいと言う。前回の処方は11月の中旬で一か月分だったとカルテに記載有り。とっくに飲み切っているはず。血圧を測定すると134/80。内服せずにこれならもはや内服の必要なしと話すと・・・降圧剤はあったし、昨日も今日も内服してきたと言い出した。よくよく尋ねてみると・・・降圧剤は「具合が悪い」と思った時だけ内服、だから余っていて、僕のところにやってくる前の数日は連続して内服していたことがわかった。これではこちらの判断が間違ってしまう。何度同じ話をしてきたことだろうとがっかりしたが・・・僕を受診する直前は内服してきたということは「内服しなければいけない」という意識はあるということだろう。バングラデシュ人女性29歳、過敏性腸症候群と診断して処方して一か月後の再診。前回より腹痛は軽度になったと教えてくれた。再度、一か月分処方した。フィリピン人女性37歳、高血圧にて通院中。続けて内服薬を処方した。短期滞在の米国人男性37歳、胸やけで来院。自分でいろいろと調べて来て逆流性食道炎と診断してきた。話の内容からはたぶんそうだろうと思い、プロトンポンプのジェネリックを処方した。内視鏡検査を受けたいと話すので、費用と3月になってからの検査の空いた日を数日教えてあげた。自分のスケジュールを見て連絡をくれるということで帰って行った。ほかの人の予約が入ってしまう前に返事をしてほしい。ネパール人女性28歳。前回は腹痛で来院して、彼女も過敏性腸症候群と診断して処方をしておいた。採血の結果は貧血も含めて何も異常なし。再度、トリメブチン処方して「痛み止め」も念のためにスコポラミンを処方したところ、薬局で痛み止めは前医からもらった分があるのでいらないと話して帰ったと連絡があった。たしか、ロキソニンが処方されていたと記憶していた。過敏性腸症候群の腹痛は腸壁の筋肉のけいれんによるもので、ロキソニンでは効果がないはず、だからスコポラミンを処方したのにと悲しくなってしまった。処方する際になぜ、スコポラミンを処方するのかという意味についても十分に説明したのに。信用されていなかったのか、理解できなかったのか・・・ペルー人男性18歳、発熱で来院。新型コロナやインフルエンザの検査を行った結果、通常の風邪であった。ナイジェリア人男性56歳、いつもの高血圧の診察。降圧剤を処方。診察の終わりに自分の友達で難民申請を行っていて、今は6か月の在留資格だけを持っている男性の健康診断を行ってほしいと言われた。いっしょに来ているし、お金は自分が払うと言う。49歳のナイジェリア人男性、要するに自費診療での診察と考えて引き受けた。胸が苦しいと訴えるが胸部レントゲン、血圧等異常なし。念のために採血を行った。フィリピン人女性28歳、前回の採血の結果の説明と診察。採血の結果は全く異状なし。
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