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2024年01月30日

2024年1月30日火曜

 一日で新型コロナの陽性者が久しぶりに10人を超えてしまった。
 フィリピン人女性35歳、上部消化管内視鏡検査施行。胃内、前庭部にびらんと出血有り。
内視鏡検査をいっしょに見ていたフィリピン人のご主人がストレスなら僕のせいと笑いながら一言。たぶんもそうなのだろう。彼女が訴える喉頭部に異常所見はなかった。
 ペルー人男性54歳、発熱と咽頭痛で来院。新型コロナとインフルエンザの抗原検査の結果、二回目の新型コロナの感染と判明。腹痛と下痢有り。症状からは騙されてしまいそうだ。
 米軍基地からやってきたベトナム系アメリカ人男性48歳、前回高血圧で初診。今回は再診になるし、一か月後なので、保険診療の人と同じように慢性疾患指導料を料金に含めた。すると・・・高いと言って処方箋も受け取らずに帰ってしまった。僕自身、診療していてまったく気がつかなかったが、僕のクリニックは自費診療が保険診療の10割で高くはないはず。前回、初診のときに比較して高いということなのだろうが、日本の医療制度を知らない外国人からみると、「なぜ、前回より高いのか?」ということになるのだろう。もし、フィリピン人スタッフを通じて、その理由が説明されていたのに患者がこのような行動をとったとしたら、これはもう防ぎようがない・・・というか、永遠に説得できないと思う。
 民間の生命保険の加入審査のためにやってきた女性が日本人ではない名前。名前だけみてもどこの国の出身者なのか、想像がつかない。本人に診察室に入ってもらい、話し始めたらラオス人だった。日本人と結婚して来日して9年、そのご主人は亡くなり、今は市内でタイ食品雑貨の店を経営しているのだと話してくれた。
 タイ人男性66歳、咳が止まらないとやってきて咳止めを処方。それでも咳が止まらない、溶接の仕事のせいではないか?と言うので胸部レントゲン写真を埼栄したところ、左肺に影があり、近くの公立病院で胸腹部のCTスキャンを施行してもらった。結果を聞きに来院。自分で通訳できそうなタイ人女性を連れてきた。その女性にタイ語を交えて説明。胸部は異状ないが、両側の腎臓に結石があると告げた。腰痛があるという。治療を受けたいと言うので、その公立病院の泌尿器科に紹介状を書いた。
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2024年01月29日

2024年1月29日月曜

 横浜市から67歳の某男性の介護意見書が送られてきた。作成して送り返すようにとの記載があった。名前からはカンボジア人だとわかる。カンボジア人によくある苗字だからだ。ただし、本人に対する記憶がない。スタッフにレセプトコンピューターで調べてもらうと最後に来院したのが平成27年だから、およそ9年前だ。それも慢性疾患による長い通院歴はない。土曜は役所が休みなので、本日、当該役所に電話して担当者にこちらに送って来たいきさつを尋ねるつもり。
 ブラジル人の18歳と17歳の兄弟、18歳の兄は軽度の発熱と咽頭痛、予防接種歴のない弟は40度の発熱と呼吸器症状で来院。ともに新型コロナが陽性だった。
 ドミニカ人女性46歳、前日からの発熱と体の痛みに呼吸器症状で来院。B型インフルエンザが陽性だった。例年ならB型インフルエンザが流行り始めるのはA型の流行が収まり始めたころで、「もうすぐインフルエンザの流行も終わり」という頃だという印象がある。この印象が今年にもあてはまってほしい。
 ペルー人女性18歳、発熱と咽頭痛で来院。新型コロナもインフルエンザも陰性。咳も痰もないとのことで溶連菌感染症の可能性を考え、抗原検査を行ったところ、陽性だった。抗生剤を処方。
 フィリピン人女性34歳、フィリピンでは看護師として働いていたそうだ。会社での健診の結果を持って来院。LDLコレステロールがやや高かったので食事療法について説明。ほかの項目には異常がないことを伝えた。すると、ときどき飲み込むと頸部のあたりで飲み込みにくいのだと訴える。液体と固形物では固形物のほうが飲み込みにくいとのこと。頸部の筋肉が弱くなるような年齢ではないし、一般的にいえば喉頭がんがあるというような年齢でもない。触診で甲状腺が肥大して触れるなどということもない。自律神経失調症のせいにするのは簡単だが、やはり王道としてはまずは内視鏡検査で狭窄がないことを証明すべきと考えて説明すると、検査を受けたいとのこと。予約でいっぱいの中を午後でもいいから施行できる日はないかとスタッフに懸命に「空いている日」を探してもらっていたら、たまたま本日検査予定の方から電話があり、発熱していて検査に来れないとのこと。渡りに船と本日午前に予約を入れた。
 午後1時に診療を終えてから新型コロナの予防接種を施行。なんらかの理由で接種が延期になった人等を中心に4バイアル24人を予定していた。幸いなことに全員来てくださったが、24人中20人が外国人。ほとんどはフィリピン人で、インドネシア人の家族の姿もあった。
 
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2024年01月27日

2024年1月27日土曜

 生活保護のペルー人男性66歳、高血圧他で通院中。空腹時の採血をさせてほしいと何度お願いしても食べて来てしまい、延期すること4回。きょうは食べて来ても採血させてもらおうと覚悟を決めて切り出したら・・・朝食べずに来たとのこと。ほっとした。
 ベトナム人男性65歳、脳出血で半身麻痺あり。その前から性格的にというか、精神的に問題があり、人の言うことにはまったく耳を貸さず。入院していた医療機関から見放されてやってきた過去がある。日本語はあまり話せないのにベトナム人スタッフが勤務する土曜日は避けてやってくる。ベトナム人スタッフが彼に話す内容は僕がベトナム人スタッフに指示をして通訳して話してもらっているのだが、それがうるさくていやらしい。うとまれるベトナム人スタッフに申し訳なく感じる。昨日も体が痛いとやってきた。リハビリを拒否していることと関係があると思う。何もしないと体が硬くなるのだろう。そして診察室に入って来た途端に異臭。たぶん、風呂にも入っていないし、服も洗濯していない、そういう臭いだ。生活保護はかなり前から適用されているが、一人暮らしだし、家族はおらず、介護が必要だろう。その介護意見書作成さえ拒否するにちがいない。
 米軍基地から母親に付き添わけてやってきた米国籍の18歳の少年、発熱と嘔気。すでに4日を経過している。新型コロナとインフルエンザの抗原検査を行ったが、陰性。急性感染性胃腸炎と診断し、ビオスリーを処方。処方の意味と食事療法をかなりしつこく説明したと思う。母親が南米系のような気がしたので、診察終了後に訊ねてみたら、グアム出身でチャモロ族とのこと。日本で初めてチャモロの人を見た。
 今月、新型コロナの感染と診断で来た人はとうとう70人を超えた。1月の診療はきょうを含めてまだ3日ある。12月の2倍以上、11月の8倍以上は確実だ。過去の波を見ているとおよそ新たな変異株による感染増加は3か月でピークに達する。ということは2月はさらに増えるに違いない。
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2024年01月26日

2024年1月26日金曜

前日から軽度の腹痛と下痢というフィリピン人女性59歳、ごくごく軽度の発熱有り。症状としては急性感染性腸炎だ。以前に同様の症状で呼吸器系症状が全くないガーナ人男性に新型コロナの抗原検査を行ったところ、陽性だったという経験があるので、念のためにと話して新型コロナの抗原検査を行ったところ、陽性だった。このようなケース、ほかにもあり、消化管症状だけの急性感染性腸炎であろうというケースでも油断ができない。本人に検査キットの陽性反応を見せてあげると呆然としていた。
 短期滞在で来日した後、一段と血圧が上昇して支援者に付き添われてやってきたイタリア人男性、降圧剤を工夫してようやく下がって来た。あと、一週間で帰国だそうで、イタリア到着までの降圧剤を処方した。こちらもほっとした。握手して別れた。
 フィリピン人男性64歳、脳出血で手術を受けてすでに半年。血圧も120前後で維持できるようになり、体も見違えるようにスリムになった。日本にいてよかったねと話しかけると、「そう、フィリピンにいたら家を売らなくちゃ、お金払えないよ」と真顔で答えた。そういう売る者がない人、収入が低い人が大きな病気になると、治療をあきらめて家にいる、たとえ病気ががんであっても行かないというのがフィリピンの庶民の現実。公的保険の国に生きていることを感謝しなくてはと思う。
 ペルー人男性64歳、5年ほど前に十二指腸潰瘍に罹患したことがあり、僕が内視鏡検査で見つけた。今回も数日前から「胃が痛い」のだそうだ。食事との関係を訊ねると、おなかがすいた時に痛いと言う。いわゆる空腹時痛で、前回と同じ十二指腸潰瘍を疑わねばならない。内視鏡検査は連日、予定が埋まっているのだが、たまたま彼がやってきた11時頃、患者の波が落ち着いたので、急いで内視鏡検査をしてしまおうと考えた。朝から食べていないし、これならできると思ったのだが・・・いやだと言う。やりたくないのだそうだ。理由を尋ねると、半年前に胃がん検診で別の医療機関で内視鏡検査を受けたからだと言う。半年でがんができるわけはないが、潰瘍は一日あればできるので半年前の所見はあてにならないと説明したのだが、納得できないように見えた。患者自身が嫌がることを強制的に行うわけにはいかない。やむをえず、一連のことをカルテに記載したうえで、プロトンポンプインヒビターを就寝前に一錠処方して終えた。たぶん、数日内服して痛みが消失したら、内服もやめることだろう。再度、やってくることはないと思う。
 ペルー人男性47歳、こどもたちがA型インフルエンザだそうで、前日から発熱して来院。調べてみるとB型インフルエンザだった。もらった経路がちがったのだろう。家庭内でAとBを交換して感染しなければいいが・・・
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2024年01月25日

2024年1月25日木曜

 フィリピン人女性37歳、前日からの発熱。新型コロナとインフルエンザの抗原検査を施行。結果はA型インフルエンザが陽性だった。
 フィリピン人女性63歳、年末から数日前までフィリピンで過ごしてきたとのこと。見た目が明らかに太くなっている。高血圧なので太るのは避けるようにと常日頃、話しているのに・・・案の定、血圧もいつもより上昇している。椅子から立ち上がりながら、「妊娠してるよ、ははは」続けて「それも双子だあ」と笑い飛ばしていた。こういうところがフィリピン人気質か?
 ラオス人女性38歳、10日ほど前に急性感染性腸炎でやってきたので、まだ症状が改善しないのかと思ったら・・・発熱と咽頭痛。新型コロナとインフルエンザの抗原検査は陰性。もしやと思い、溶連菌の抗原検査を行ったところ、陽性だった。これでは喉も痛かろう。小児科へと部屋を変わってもらい、抗生剤等を処方してもらった。
 カンボジア人女性、横浜からのボリビア人女性、ドミニカ人男性などがその後やってきた。
そして終わりの支度をし始めた16時55分になって初診のフィリピン人男性がやってきた。もうこの時間だから断りましょうか?との意見も出たが、保健所に届け出ている診療時間が17時までとなっているので、断ってはいけないと話し、診察を行った。けっきょく、看護師も事務職員も20分ほどの時間外勤務となってしまったので、金銭的には受けない方がよかったのかもしれないが、それではいけないとあらためて思った。
 昨日の水曜日、クリニックは休診日、市役所内の知り合いに依頼して、マイナンバーカードの外国人の取扱いについて市民課の方にいろいろと教わって来た。マイナンバーカード自体は総務省の管轄であるため、住民基本台帳と同じく、中長期滞在の外国人はパスポートや在留カードと同じ本名でも作成できるが、通称名でも作成できる。通称名で作成した場合は追記として本名が記載されているそうだ。ここが肝だ。住民基本台帳に通称名で記載を希望した場合、その通称名で国保や社保の保険証が発行される。このようなケースでは医療機関で本人確認のために在留カードの提示を求めると、在留カードの名前と保険証の名前が異なり、本人確認ができなかった。しかし、本人確認をマイナンバーカードで行うと、保険証が通称名であろうと本名であろうと確認できるということになる。
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2024年01月23日

2024年1月23日火曜

 ときどき、患者数がすごく少ない日がある。偶然なのか、天気のせいなのかはわからないが・・・昨日22日はそういう日だったようで、外国人患者も少なかった。
 ペルー人男性59歳、健康診断の後の採血。結果は脂質代謝関連の項目が会社の健診の時よりかなりよくなっており、喜んで帰って行った。
 フィリピン人女性52歳、フィリピンから帰国したその日から発熱して二日目。新型コロナとインフルエンザの抗原検査を行ったが、ともに陰性。通常の風邪と診断して処方した。
 フィリピン人女性64歳、同じくフィリピンから帰国した翌日から発熱。新型コロナもインフルエンザも陰性だった。陰性とわかったから元気百倍になったのか、いろいろと話してくれた。フィリピンの家族のもとに帰るのにお金がかかってしょうがないと。皆がおみやげを期待して集まり、どこに食べに行っても彼女が払うことになると。15年前にフィリピンに行っていたころとほとんど変わりがない。両手にシーフードヌードルの箱をぶらさげて帰る彼女の姿が見えるようだった。フィリピンに帰国する人たちの定番のおみやげは日清のシーフードヌードル。日清のシーフードヌードルはフィリピン国内でも売られているが、日本国内で売られているものとは全くちがうとたくさんのフィリピン人から聞いた。日本で売られているものはえびがちゃんと入っているとか・・・お湯を注いでできあがるとまずは麺を食べる。食べきってしまうとカップに今度は米をぶち込んで食べる。それが食べ方の王道だそうだ。
 フィリピン人女性22歳、健康診断で太りすぎと糖尿病を疑われて精査で来院、採血した結果・・・血糖値は全く正常。よくよく聞いたら健診の日に食事をして行ったとのことだった。
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2024年01月22日

2024年1月22日月曜

 フィリピン人女性57歳、高血圧にて先週から内服治療を開始して一週間の再診。血圧が下がって来たという。これは当たり前だが、良いことである。と思ったら、次の一言が・・・
血圧が正常に戻ったので降圧剤をやめたいと言い出した。降圧剤を内服したから下がったのだということをゆっくりと繰り返し、説明したが、気持ちは変わらなかった。毎日、血圧を測定することを条件に降圧剤の処方を止めた。なんだか、疲労感が倍増する。
 週の初めに発熱でやってきたミャンマー人男性26歳、その後も発熱があり、それでも月曜日から働きに行きたいので診察して欲しいと電話があったとのこと。カルテを出して読んで気がついた。たしか、彼が問診票に書いた発熱に気がついたときから初診時までが、十分に時間が経過しておらず、検査を翌日に見送ろうとしたら、突然、「いや、前日から発熱があった」と言い出し始め、疑ってはいけないと思いながら行った新型コロナとインフルエンザの抗原検査が陰性だったのだ。今回、問診票に記載した最初に発熱した日時から4日目、再度、両者の検査を行うと、A型インフルエンザの反応がうっすらと出た。
 タイの友人から連絡あり、仕事とは関係ない話をしたが、ついでに・・・と新型コロナの発症状況を訊ねたら、タイでも増加していると話していた。
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2024年01月20日

2024年1月20日土曜

 タイ人男性56歳、いつもの高血圧の診察を終えて、処方箋を書き始めたら、「目が乾くから目薬が2本欲しい」と言い出した。吹き出しそうになったが、こらえた。吹き出しそうになった理由は・・・2日ほど前に同じタイ人の奥様が診察にやってきた。高血圧やその他の通院歴がもう20年近くになるだろうか。彼女はどこかの眼科でドライアイと診断され、ヒアルロン酸の点眼薬を処方してもらったことがある。以来、診察のときにヒアルロン酸の点眼薬もいっしょに処方して欲しいと言い出して、今に至っている。実は2日前に来た時に点眼薬を4本欲しいと言うので、一か月に4本の処方は保険診療で査定されるだろうからできないと断り、2本だけ処方したのだ。ご主人がドライアイなどと言い出したのも初めてだし、2日前の2本とご主人が欲しいという2本を足すと、当初奥様が欲しいと言った4本ぴったりになる。ドライアイについて、ご主人が虚偽を申し立てているという積極的証拠はないので、処方せざるをえなかったが、夜、彼らの自宅では「あんた、ちゃんと2本もらってきた?」「うん、もらってきたよ」「先生も最初から4本くれたらよかったのにねぇ」という会話が交わされていたに違いない。
 モンゴル人女性43歳、発熱で来院。新型コロナもインフルエンザも抗原検査で陰性だった。渋谷か新宿から抜けて出来たような服装だったので、「モンゴル人といえば、草原にパオという印象だけど・・・」と話すと、はははははと笑っていた。
 フィリピン人女性29歳、朝の6時頃、咽頭痛と40度の発熱で目が覚めて、9時頃、近くの公立病院に行ったらしい。ところが、新型コロナやインフルエンザの抗原検査を行うにはまだ早すぎ、さらに情報提供書なしの診療になるので規定で7千円近く上乗せがあると聞いて、そのまま帰宅してきたらしい。やってきたのが、午後の4時。新型コロナもインフルエンザも抗原検査では陰性だった。咽頭痛と高熱といえば、溶連菌の感染症を考えねばならない。そう話して検査を行ったところ、陽性反応が出た。19日は溶連菌感染症と判明した人が4人、いずれも成人。こういう日も珍しい。
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2024年01月19日

2024年1月19日金曜

 1月18日の木曜日、珍しく僕のほうは外国人患者2人だけ。小児科が8人で計10人。こんなに少ない日もほんとに珍しい。
 いつも朝一番にやってくるカンボジア人女性85歳、午後からやってきた。長い距離を歩くのがつらくなり、お孫さんが車で送ってくれるそうなのだが、「今日は朝が忙しくて・・・」と患者が話してくれた。マスクをしているので、取って見せてと外してもらったところ、少し顔がむくんでいる。あまり調子がよくないのだろう。インドシナ難民として日本政府に定住目的で受け入れられ、インドシナ難民大和定住促進センターに入所して以来のつきあいだから、もう36年近くになるだろうか。そろそろ、住居の近くの医療機関か、または訪問診療に変えなければならない日もそう遠くはない気がしてきた。そのようにせざるをえない時にはぜひ彼らの歴史や経緯に耳を傾けてくれる医師に診てほしいと切に願う。
 最近、外国人の生活保護受給をめぐって騒がしくなっているようだ。yahooニュースの中に「外国人については永住権を持っている人のみが対象」という表現があったが、本当だろうか?  たしか定住権を持っている人も対象と記憶していたが。
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2024年01月16日

2024年1月16日火曜

偶然なのだろうが・・・午前の終わりにも小児科を受診したお子さんがいた。この数年、米軍基地からの受診者が珍しくないというか、飛躍的に増えてきていると思う。
 フィリピン人女性18歳、二日前からの発熱で来院。新型コロナとインフルエンザの抗原検査を行ったところ、B型インフルエンザだった。このお嬢さん、まったく話さないと思ったら、母親が日本に呼びよせてあまり間がないらしく、まったく日本語ができないのだそうだ。フィリピンの親族にこどもを預けて日本にやってきた母親が、こどもの成長につれて会いたさ、寂しさが募り、10代の真ん中、後半になってから日本に呼びよせるという例はいやというほど見てきた。しかし、このお嬢さんのように日本の中で日本語が全く話せない、書けないというのではまともな仕事も見つかるまい。フィリピンと日本では教育制度も異なる。さらに言葉の壁があり、来日後、高等教育を受けることができるこどもは多くはない。
けっきょくは夜の世界に入っていくか、足手まといと感じた母親が再度、フィリピンに送り返してしまうか・・・そんな例も幾度となく見てきた。母親のエゴでこどもの人生が翻弄されてしまう。こどもがかわいそうに思えてならない。治安のよい日本はいい国だと思うが、バラ色の国ではない。以前はこれに婚姻の問題があった。カソリックが国民の大多数を占めるフィリピン、カソリックでは離婚が認められていない。フィリピンにこどもがいるということは婚姻せずにこどもが生まれたか、あるいは婚姻して生まれたか、婚姻して生まれたとするなら、その父親は亡くなった以外には片親になることはないはずだ。亡くなっていないとすると日本で結婚したら国際的重婚ということになる。ところがどんな国にも抜け道があるようで、カトリック教会に行き、神父により「今までの結婚は無効だった」と証明がされると離婚したと同じことになり、英語でいえばシングルに戻れるらしい。こういうケースは男のほうが逃げてしまい、行方がわからないときに有効らしいが、手続きにかなりのお金がかかるとのことだった。フィリピン人の多くの女性はこんなにややこしい法制度の中で生きている。
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