朝一番の内視鏡検査がタイ人女性49歳。咽頭麻酔だけで挿入。はじめは怖がっていたが、「無理やりは挿入しないよ」「つばを飲み込んで」という声に反応して、あっというまに挿入できた。十二指腸の後壁に潰瘍瘢痕、食道裂孔ヘルニアはあるが、プロトンポンプインヒビターを内服しているせいか、逆流性食道炎の所見はなかった。説明後、いつものようにプロトンポンプインヒビターを処方。
きょう7月1日の朝一番の内視鏡検査がアメリカ人女性16歳、先週、空腹時痛でやってきた。母親は検査をしてほしいと話してくれたが、本人はいやがっていた。この年齢、特有なのか、ぶっきらぼうで・・・・こういう人に内視鏡検査を行うのはこちらにとってもかなりの重圧だ。ずいぶん前になるが、タイ人男性に内視鏡検査を行ったところ、マウスピースを吐き出して内視鏡を噛まれてしまった。歯形がついて中の部品がその部分で折れてしまい、修理に50万円もかかり、痛すぎる持ち出しとなってしまった。こんなことがないように気をつけたい。
6月28日の水曜日に北里大学看護学部で行った講義に対する学生の簡単なレポートが担当教員から送られてきた。かなり詳しく書いてくれた学生や一行ぐらいの感想の学生など・・・りっぱなレポートを求めてはいない。彼らが卒業して外国人患者と出会ったときに、ああ小林があんなこと言っていたなと思い出してくれるだけで、まずはけっこう。
2023年07月01日
令和5年7月1日土曜
posted by AMDA IMIC at 10:58
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