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2022年08月30日

令和4年8月30日火曜

祈る気持ちで見ていた二人目の事務職員の抗原検査は陰性だった。前夜の抗原検査も陰性だったので単なる夏風邪と診断し、昨日はクリニックをあけて通常診療することができた。37.2度だった熱はすでに解熱、ほっとした。人間はいい加減なもので、検査を待っている間、いつもはあまり意識をしない、仏陀やキリスト、八百万の神々、はては11年前に亡くなった母にまで祈り、陰性と判断できたときにはすでに精神的に疲れ果てていた。
 たしかに発熱相談の電話も急激に減少してきた。それでも昨日は来院したフィリピン人4人が陽性だった。外国人患者の総数も18人、日本人を含めると94人の患者数。クリニックを閉めてしまうと、これだけの人に迷惑をかけてしまったのかと思うとあらためてほっとした。
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2022年08月29日

令和4年8月29日月曜

27日の土曜日、ほんとに久しぶりに外国人の新型コロナ陽性者はゼロだった。それどころか、日本人の発熱者も14人と少なかった。土曜日は平日の半分の時間の診療体制だということを加味してもかなり少ない。また、陽性率も7月中旬からは80%を超えていたが、14人中の陽性者は5人と35%にまで下がってきている。電話の問い合わせも新型コロナのワクチン接種に対する問い合わせがかなり多く、第七波もようやくピークから下がり始めたのかもしれない。昨年の8月のデルタ株のときも今年の2月のオミクロン株のときも、ピークから下がり始めたなと思うとさあっと潮が引いていくように発熱者の数も減少してくる。今も同じ感覚がある。
 昨日、日曜の朝に受付スタッフの一人から連絡があり、体調がいまいちで鼻水が出るので自宅にあった抗原キットで検査したら陽性だとのことだった。11時頃になり、もう一人の受付スタッフから連絡があり、37.3度ぐらいの発熱が8時頃からあるとのことだった。受付事務の2人が同時に休まねばならないとすると、事務作業が麻痺に陥るので休診にしなければならない。まず、看護スタッフに連絡をしてクリニック内を消毒、そしてかなりの覚悟をして夜の7時に後者のスタッフをクリニックに呼び出して抗原検査を行ったところ、陰性だった。たしかに軽度の発熱はしているものの、咳や痰、喉の痛みなどが全くなく、元気である。発熱後、12時間で抗原検査を行ったので、結果にはかなりの信頼性があると思うが、万が一のことを考慮し、今から30分後の朝の7時半に再度、このスタッフの抗原検査を行い、陰性なら診療を行い、陽性なら休診とするつもりだ。
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2022年08月27日

令和4年8月27日土曜

夏季休暇があけた25日、26日とクリニックにかかってくる電話の数が全くちがう。16日までは押し寄せる電話と発熱者でがん検診などのほかの仕事は一切できない状態、自宅に帰っても電話の着信音が聞こえてくるような感覚に襲われ、夏季休暇中も最初の3日間は発熱している人たちがシャッターを叩く、そんな夢を見ていた。25日は抗原検査とPCR検査で30件に届かず、昨日は26件。少し診療に余裕が出てきた。昨日の全国の新規感染者数も18万人程度。これは本当に減少に転じたのか、あるいは軽症の人などは医療機関を受診しなくなってきて件数が減ってきたのか、あと1週間ぐらい、経過を見ればわかるだろう。昨日、書いたフィリピン人の陽性者の家族のクラスタ―が止まらない。今日も診療終了まぎわに3人やってきた。二人は手持ちの抗原検査キットで陽性だとのことで検査キットを持参してくれた。残る一人は前日からの発熱とのことで抗原検査を施行。すでに検査会社の集配の方がPCR検査の検体回収に来ていたので、お願いをして5分だけ待ってもらうことにした。もしも抗原検査が陰性ならPCR検査を追加で出そうと考えていたからだ。5分経過して抗原検査キットを見てもはっきりとした陽性反応が出ない。検査キットは20分で判定するのだが、明らかな陽性の場合は数分で反応が出る。検査会社の方をもうこれ以上、待たせるわけにはいかないと思い、クリニックの外に出て、彼らに事情を説明し、PCRの検体を採取、診察室に戻ってきて、再度抗原検査のキットを見たら、うっすらと陽性反応が見えた。無駄なPCR検査を行わずに済んだとほっとした。
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2022年08月26日

令和4年8月26日金曜

昨日から診療再開。体がまだ夏季休暇モードだったが、シャッターをあけた直後に目が覚めた。かなり人が待っていた。いきなりフィリピン人家族のクラスター、7人のうち、抗原検査で3人陽性。お子さんでPCR検査を小児科で行ったのが2件。もうすぐ結果が出るがたぶん陽性だろう。そして夕方、いつもは高血圧で拝見しているペルー人61歳、咳と咽頭痛でやってきた。発熱はしていないそうだが、クリニックの外に出てもらった。会社のユニフォームを着ていて出社して会社からやってきたと教えてくれた。どうもクリニックの外に出されたことに納得していないようだった。抗原検査を行うと話すと、「するの?」的な返事だった。彼はワクチン接種を4回受けていて、熱もないし、普通の風邪ひきと思ったのだろう。結果は即陽性。会社に行っちゃったあ、どうしよう?と話していた。今日、かの会社の人たちが大挙してやってこなければいいが・・・
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2022年08月25日

令和4年8月25日木曜

一週間の休暇をバンコクで過ごしてきた。気がついたことはタイでもそれなりにマスクをしている人が多いということだ。ゴールデンウィークにプーケットに出かけた際には観光客、とくに欧米系の観光客の多い場所ではマスク着用率は極めて低いという印象だった。しかし、今回、タイ人が圧倒的に多い「普通の」場所では100%に近い着用率だった。21日に帰国のためにPCR検査を受けた。近くの小さな皮膚科クリニックだったが、日本語にも対応していた。そこの受付の女性にもし陽性ならどうなるの?と尋ねてみた。軍隊が来ることはないだろうが、病院か役所の人がやってきて僕がどこかに軟禁状態にでもされるかと思ったが・・・病院に行くこともないし、だれも来ない。自分で隔離していてねと言われて拍子抜けした。どこにも報告されないということは本当に自主隔離であって、症状が軽ければ、コンビニに行ったり、会社に行ってしまう人もいるということだろう。23日に空軍病院を訪れたときに、タイではどのように患者数を把握しているのかを尋ねてみた。全数把握はとっくにしていないというか、できていないとのことだった。同日のニュースではタイでは新型コロナをエンデミックな感染症として扱う、すなわち取り扱いとしてはインフルエンザなどのように、決してゼロにはならない、季節的に増えたり減ったりする、そういう感染症として扱うとのことだった。
 この休みの間に日本でも大きな動きがあった。現場の医師の意見として、たびたび書いてきたように発生届けの提出についての大きな変更、および自宅療養期間の変更さらには日本入国時の新型コロナ検査についての変更だ。発生届は65歳以上の高齢者と基礎疾患を持つ人に限定し、ほかの人たちについては人数の報告だけでよいことになるとのことだ。すなわち、新規感染者数については全数把握をやめないとのことだが、無症状の人や軽症の人は医療機関に行かずに自分で登録するシステムを採用している都道府県もあるようだ。医療機関に行かずともよいとした段階で、全数把握は放棄したと僕は思うがどうだろう。また、自己申告では最近問題になっているお見舞金、保険金欲しさの感染なりすましが増えることにもなるだろう。入国時の新型コロナの検査については搭乗72時間以内のPCR検査または抗原定量検査での陰性証明書が必要であったが、9月6日から新型コロナのワクチン接種を3回以上済ませた人については必要なくなるとのことだ。オミクロン変異株の潜伏期間が2日半ぐらいであることを考えると、これまでの「搭乗72時間以内の検査」ですり抜けてくる人も多いだろうし、そもそも有意義な対策とは思えなかった。そして入国者の上限を現行の1日2万人から5万人に変更する、ただし観光目的の外国人については従来、添乗員付きのツアー客に限定していたものを添乗員なしのツアー客にまで広げるという。これって外国人観光客の増加にはつながりそうもない。ほとんど個人旅行客が多かったからで、今日の朝、テレビのニュースを見ていたら、観光会社の社員が早く個人観光客についても受け入れてほしいと話していた。きっと一日上限が5万人というところから逆算した結果だろう。入国時の検査が条件付きでなくなることでまずは日本人の海外旅行が増加するからとみているのではないだろうか。
 いずれにしても今回の一連の新型コロナへの対応の変更は中途半端感が否めない。それはどうしてかというと、新型コロナを二類感染症扱いするという大原則に変化がないからだ。二類感染症扱いに据え置いて、個々の部分だけ緩和しようとするから、矛盾が生まれてくるのではないだろうか。五類感染症扱いに変更し、これに少し手を加えることのほうが矛盾が生まれにくいと思う。感染症というものは刻々と変化をしたりする。定義やルールにそぐわないという事態になったら、よりよく対応するためにすばやく対策を講じなければならない、そうしなければ社会はルールに縛られて機能がマヒし、医療機関は押し寄せる仕事で疲弊しきってしまう。その緊急性に対応できないというのがわが国の医療政策の欠点だということを浮き彫りにしたのではないだろうか。失礼ながら専門家会議というのは何をしていたのだろうか?僕のような開業医が何度も何度も書いてきたことなのに。
 書き忘れるところだったが、発生届の出し方や全数把握については各都道府県の判断に任せるという政府の判断だが、これは最悪のシナリオだ。感染症の実態把握のための方策を各都道府県の判断に任せるということはそもそも、国が判断できませんということに他ならないし、同じ国の中の感染症対策の上からも都道府県で対応がちがっていいはずがない。
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2022年08月16日

令和4年8月16日火曜

きのう、言葉にならないほどうれしいことがあった。午後になり、発熱患者の検査をしようと並んだカルテを見たら、日本人の名前だが、同姓同名の名前があった。連絡先に海上自衛隊の九州地区の名前があった。あの子はそんな年じゃないし、それにしても同姓同名なんているんだなと思って、検体採取にクリニックの外に出て行ったら・・・・いがぐり頭の背筋がピンとした若い男性が立っていた。その横にフィリピン人の母親がいた。あのR太だ。
あのR太だと思ったとたんに抱きしめたくなったが、コロナを疑っているのでそれもできず。僕より背が高くなって、体調が悪いはずなのに、にこにこと僕を見ている。
 R太は小学校1年のときに母親に呼ばれてフィリピンの親戚の元から日本にやってきた。言葉もわからずに、学校では悪い上級生にそそのかされて肝試しに強要された小さな悪さで担任の先生に叩かれた。母親が僕に相談するためにクリニックにやってきた。ドクター、日本の小学校ではフィリピン人のこどもだから叩くの?と言われて驚いた。この小学校がたまたま僕のこどもたちが卒業した小学校なので、学校に連絡し、事情を話して、担任と教頭と私と母親とR太でクリニックで話し合いをすることを提案した。フィリピン人に限らず、コミュニティをかけめぐる噂は早い。日本の学校ではフィリピン人のこどもだという理由で叩くのよとこの母親がコミュニティに言えば、フィリピン人の母親たちは少なからず、日本の小学校に不信感を抱くだろう。そう思ったからだ。ベテランに見える担任の教師は悪いことをしたという認識はないようで、最後にR太が「僕、先生が好きだ」と絞り出すように言って、それにこたえるように担任が「じゃ、先生も言うけど、先生も君が好きだ」と言った。これには違和感を覚えた。殴ってしまったのが事実なら先に担任が謝るべきだろう。話し合いは一見、なごやかに終わったように見えたが、その後、不信感がぬぐえない母親はR太を転向させてしまった。そのころにR太はなにかと病気になってはクリニックにやってきた。言葉があまり上手ではなく・・・そのたびに診察の最後に膝に乗せてほっぺにチューした。中学生になると診察が終わるとさっと椅子から立ち上がり、出て行こうとするので、呼び止めると、ふてくされたような顔をして「先生の近くにいるとちゅーされるからいやだ」と話すようになった。あのころからR太はあまりやってこなくなり、風の噂にあまり勉強ができず、高校でも卒業できるかどうか、母親が悩んでいるというのも聞いた。
 それがこんなに立派になって、明るくなって・・・うれしくて涙が出た。フェイスシールドをつけていたので涙が見えてなければよいのだが・・
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2022年08月15日

令和4年8月15日月曜

昨日14日の日曜の発熱外来、やってきた方は35人。そして陽性者が30人、7月初めと異なるところはこどもさんの姿が少なくなり、かなり高齢者が目立ってきた。11日木曜祭日と14日日曜も開けたのでスタッフには疲労の色が濃く、17日水曜から24日水曜の夏季休暇はゆっくりしてほしい。
 この数日、発熱患者の診療に際していやなことがあった。11日の木曜祭日、ベルー人の家族が車でやってきたらしい。その中には大人に混じって14歳、8歳、6歳のこどもが混じっていた。車をクリニックの前に路上駐車しており、スタッフが注意したところ、来院前に電話したらスタッフに路上駐車していいと言われたと言い張っているとは聞いた。その直後、通りがかりの日本人の中年男性が路上駐車を注意したところ、中にいたペルー人男性が降りてきて、その日本人男性の前に顔がつかんばかりに立ち、殺すぞみたいことを言ったらしい。僕が詳細を聞いたのはずっと後になってからだが・・・僕が32年かけて日本人も外国人も同じ地域住民として受け入れる医療機関を運営してきたというのに、その気持ちを一瞬で壊してしまった威圧行為だ。この日本人男性だけでなく、クリニックの外で待っていた発熱患者やその家族を「やはり外国人は・・・」という気持ちにさせてしまったろう。こういう輩をなんとしてよいのかわからない。
 次の日にはごくたまにやってくる日本人の男性がトラブルを引き起こした。突然、クリニックの中に彼が入ってきて、いっしょにゴルフをしていた人が2人、新型コロナ陽性となったとかで・・自分は濃厚接触だからPCR検査を受けさせろと看護師に言ったらしい。看護師が濃厚接触ならクリニックの中に入ってきてもらっては困る、外に出てほしい、濃厚接触でなければ自費診療となると話したところ、壁を叩き、大きい声を出しているのが聞こえた。院長に話すからいいと言ったらしい。ちょうど内視鏡検査を行っていたので、僕が対応できず、検査に入るときも検査を終えて出てきた時も僕に話そうと廊下に立っている彼には気がついていた。でも順番を飛び越えて診察室で話を聞くわけにもいかず・・・・検査結果を患者に話し終えたところで、診察室に顔を出して、「帰ります、また来ます」と紅潮したような顔で言い残していなくなってしまった。翌日・・というのも昨日になるが、彼に電話した。詳細を彼の側からも聞きたかったのだが、開口一番、「すみません」と言われたが、何に対してすみませんと話しているのかがわからない。それで順を追って説明を求めた。すると自分ではこんな経験は初めてでなにが濃厚接触になるのかわからないから・・・と話し出したので、「わからなければ大声を出し、壁を叩くのがあなたのやり方か?」と尋ねた。そういう行為によりスタッフばかりか、院内にいたほかの患者に対して威圧的、恫喝ともとれるような行為を行ったことは許されないよ」と話し、「再度、行ったら出入り禁止にするよ」と言ったとたんに「出入り禁止にしてくれていいです」との返事があり、「では出入り禁止にします」と告げて電話を切った。反省している様子が全く見えない。ほとんどのクリニックや医院は院長を除けば女性だけだ。そういう弱者が多いところで威圧的な恫喝をして、自分の思いを突き通したいなどという行為は絶対に許せない。
 最後はこの一週間で3人のベトナム人感染者を出した勤務先の〇城〇井について・・・直接の担当者という女性にはベトナム人が何人も新型コロナに感染し、次々と僕のクリニックにやってきていることを知っているのか?と尋ねた。知らなかったようだ。寮の中でクラスターが発生しているというのに・・・やってきたベトナム人の若い男性は誰一人、連絡先もわからなければ、携帯電話も持っていなかった。持参した保険証からこちらが必死に連絡先を探し当てたのだ。このくそ忙しい中で、スタッフの一人があっちこっちに電話してようやく彼女にたどり着いた。きっと研修生か技能実習生か?と思ったが、どちらにしても受け入れている会社で彼らの生活についても把握しているのかと思ったが、この女性はそんなことは微塵にも思っていないようだった。彼女に「あなたの上の担当者と話したいので連絡をいただきたい。たまたま、僕のクリニックにベトナム語の通訳がいたからいいようなもので、そうでなければ、まったく話がわからないところだったし、彼らが連絡先を知らないということも問題だと思うから」と話した。すると一昨日の午後、上司だという男性から電話があった。いきさつを伝えると「彼らは特定技能ですから、我々は関知しないんです」と責任は全くないと言う。要するに特定技能実習生なので、相手国から送り出す機関、人材派遣会社のような彼らを迎える日本国内の機関があり、この迎え入れる機関が企業に人材として彼らを「あっせん」しているわけだ。言葉や生活やなにかトラブルがあれば、このあっせん機関が対応するという建前なので、企業としてはややこしいことには関係せずに人材として受け入れられるということなのだろう。だから男性は自分たちの責任ではないと話しているのだ。しかし、今回のようなことが発生するということは言葉や生活の面のトラブルに「あっせん機関」が対応していないということだろう。とばっちりを受けるのは医療機関だ。それに不思議にことが・・・この制度にはたしか1号と2号があり、2号はかなりの熟練した人たちだけが対象で、将来的には家族の呼び寄せや定住、永住もできるはず。その代わり、条件が厳しい。だから今回のベトナム人の若い男性たちは1号に違いない。この1号で来日するためには本国でさまざまな研修を行い、日本語能力については試験である程度のレベルが要求されているはずだ。ところが、今回のベトナム人の若い男性は4人やってきて4人が4人、ほぼ一言も日本語ができなかった。こういうところに政府が特定技能度を作った思惑とちがう方向に同制度が運用されているような気がしてならない。おまけに「携帯電話は持たせていない」という企業の担当者の言葉だったが・・・この時代に携帯電話も持ちせずに外部との接触を断ち切るとはどういう理由からなのだろう? 現代に蟹工船か?とさえ思ってしまう。彼らが本当に日本を好きになってくれるかどうか・・・ただの労働力などと思っているのではないかと深く憂慮している。
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2022年08月13日

令和4年8月13日土曜

昨日の外国人患者総数は28人、平日にしてはかなり多い。今日13日に台風が関東に上陸しそうということも関係していた気がする。日本人でもいつもは土曜日にやってくる方がかなりいらっしゃっていた。相変わらず外国人の家庭内クラスターが多い。ベルー人一家が6人でやってきて、4人が陽性だった。アメリカ人男性48歳、日本の公的保険の加入はなし。高血圧で、内服中の薬を見せてくれたが、日本でもごく一般的な薬だったので、同じ処方ができた。米軍関係者とのことだった。午後になってアメリカ人男性66歳、来院。日本の公的保険への加入はなし。やはり米軍関係者だった。高血圧と前立腺肥大の薬を内服しており、続けたいとのことだった。彼にも処方薬を見せてもらったところ、ARBのオルメサルタンだったので、同様に処方し、次回は採血させてほしい旨、伝えておいた。僕の英語でも理解してくれてありがたい。ベトナム人男性86歳、もう25年以上、通院してきてくれていて、エピソードに事欠かない。風邪をひいて咳が出るとおっしゃるので、聴診しようとシャツをあげてもらったところ、皮膚に妙な湿疹が広がっており、あまり見たことがない「湿疹」だったので、近くの公立病院の皮膚科に診てもらったところ、皮膚がんと言われ、手術をしたり、同じベトナム人の奥様が認知症になってしまい、いつもは我慢強く、礼儀正しい彼が僕の部屋で泣き出したり・・・・幸いなことに皮膚がんは完治した。昨日は20代後半と思われるお孫さんがついてきた。最近、血圧が高いと訴える。前回、受診のときに170を超えており、自宅での血圧測定をお願いしていたのだが・・・やはり同程度に高いとのことだった。測定してみると180を超えている。降圧剤の内服は開始するとして、急激に強い作用の薬を使い、思いっきり下げてしまうとめまいがしてはいけないと思い、まずは150程度を目標に下げることにしてイルベサルタン100mgとアムロジピンの10mg合剤を処方、2週間後に再検、それまで自宅で血圧の推移をチェックしてもらうことにした。感心したのはお孫さん、彼はインドシナ難民として日本に定住目的でやってきたベトナム人の3世にあたるわけだが、よどみないベトナム語を話していた。自分たちのルーツや文化を大切にしているのだなと感じた。
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2022年08月12日

令和4年8月12日金曜

早く夏休みに逃げ込みたい。体が連日。疲れているためなのか・・・昨日11日木曜日祭日は3時間しか診療しなかったのに、帰宅後、ソファに横になったらそのまま夕方になっていた。考えてみたら、午前7時にクリニックに行き、ルーチンワークをこなし、10時から発熱者だけを対象とした外来を開始、午後1時に終了するも、保健福祉事務所への発生届を書いたりなどの作業があり、終わったのが午後2時頃、実質的には7時間労働していた。これが疲れの原因か?あるいは出口の見えない新規患者数高止まりが原因なのか・・・
一昨日、全国の新規患者数が15万人台になり、これはピークを通り過ぎたと捉えてよいのかと喜んでいたら、昨日はまた23万人台に逆戻りしていた。ただし、その数日をはるかに超えて30万人とか40万人などという数字には、この3週間なっていないのでピークなのは間違いないだろう。一昨日、8月10日は外国人患者15人中、発熱等で新型コロナ感染を疑い、検査した人が9人で8人陽性。昨日は来院発熱患者総数は34人、うち、抗原検査を施行した32人のうち、28人が陽性。PCR検査を受けた人は抗原検査が陰性であった3人を含めた5人で、たったいま判明した結果では一人が陽性だった。抗原検査の中にフィリピン人の家族がいた。フィリピン人家族は全員が陽性だった。PCR検査の中にベトナム人男性がひとり、彼は全く日本語が話せず、休暇中のベトナム人スタッフに電話で通訳をしてもらった。すると、この数日、やってきて抗原検査で陽性としたベトナム人男性たちと同じ会社の実習生で同じ寮に住んでいて・・住んでいる4人中彼を除く3人が陽性で心配で来たとのことだった。症状はごく軽度の咽頭痛。思った通り、結果は陰性だった。たぶん、怖くなってやってきたのだろう。この件については彼らベトナム人実習生を受け入れている某有名スーパーチェーン店の受け入れ態勢に問題があるのではないかと疑っている。最初の一人がやってきたときも2人目がやってきたときも日本語は話せず、連絡先はわからず、持っていた保険証から連絡先をいろいろと電話しても「知らない」と言われるだけ。上司というか、彼らを担当している日本人の名前や連絡先を聞こうとしてもわからないというばかり。結果的にはこちらで電話をしまくり、担当者を突き止めたが、寮に入っている実習生が複数発熱していたら、担当者の日本人がまとめてこちらにコンタクトを取ってくるのがその道ではないだろうか。熱が出ているから勝手に医療機関に行ってくださいでは「監督している」と言えるのか? たまたま僕のクリニックだから受け入れられたが、ほかの医療機関ではできなかったろう。実習生制度の現場のいい加減さを垣間見た気がした。
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2022年08月09日

令和4年8月9日火曜

気のせいではないだろうが、検査を受けに来る方、問い合わせの電話もほんの少し、減少したような気がした昨日、帰宅してテレビで全国の新規発生患者数を見ると13万人か14万人程度。20から25万人程度の発生者数であった先週、先々週と比較すると、第7波もピークをやや超えたのかと思う。それにしても・・・今までの波とちがうところは・・・外国人のクラスターが止まらない。昨日の外国人患者総数は22人、そのうち、新型コロナの感染が抗原検査により明らかになった人は9人にものぼり、さらに1人がPCR検査の結果待ちとなっている。9人のうちの8人がフィリピン人。彼らの家庭内感染もしばらく続きそうだ。朝、発熱患者がクリニックの外に並んでいるのが「普通」の光景になりつつある。シャッターをあけて、院内に入る人たちと外に待機する人たちと・・・・この外に待機して検査を待つ中にフィリピン人女性が数人、そして抗原検査を施行するためにそばに行くと・・彼女が立っている横の壁にもたれかかって笑っている男性がいた。二日前の6日土曜日にPCRで陽性と判定した彼女のフィリピン人のご主人だ。「外に出ちゃ、行けないと話したでしょ」と注意すると照れ笑いのようなしぐさ。これでは感染は広がるばかりだ。彼の次の言葉で彼の誤解が理解できた。「会社、行ってないよ」。先週の木曜からフィリピン人スタッフが休養中。それで看護師が日本語で説明したからなのか・・自宅療養を「〇〇日までは会社に行ってはいけない」とやさしい日本語で話すと、「会社は行ってはいけないらしいが、ほかならいいのか」という理解をしたらしい。看護師も外に出てはいけないと話しているのだが・・・奥さんも陽性。再度、厳しく自宅療養について話した。
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