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2022年02月14日

令和4年2月14日月曜

すでに一週間前に仕入れた抗原検査キットを使い果たしてしまい、12日の土曜日に新型コロナの検査を行った31人はすべてPCRで行った。みなし陽性と無症状の濃厚接触者のPCR検査が不要とのことで検査会社に届く検体が減ったせいか、検査結果がかなり早く得られるようになってきた。31人のうち、陽性はフィリピン人1人とベルー人1人を含む24人、陰性はフィリピン人の親子を含むわずかに7人だった。ピークは越えたのではないかと実感する一方、県の発熱患者相談センターから紹介されたと電話してくる人が多く、電話は鳴りっぱなし。スタッフが電話を取れない場合は僕がカルテに記入しながら電話を取るありさまで、少なくとも発熱患者が受け入れられずに医療機関を探している様子が手に取るようにわかる。先週はこんな中、ありえないような事件が起こった。前日に市内の医療機関を受診したという南西アジアの某国の一家がやってきた。発熱していたのはお子さん。前日の医療機関の対応に不満だったと述べていたそうだ。当時、発熱して新型コロナの検査を待っている人が15人程度、クリニックの外に待っていた。もちろんその中にはお子さんもいた。同じようにクリニックの外で待ってもらっていると、早くしてほしいと何度も言う。寒い中、全員に早くしてさしあげたい。それで院内で待っている通常診療の患者には申し訳ないが、外で待っている人は多少順番を速めて検査を行っている。それでもそのお子さんを特別扱いしてさらに早くすることはできない。そして、事件は起こった。スタッフが僕の診察室にやってきて、さきほどの一家が寒いからと隣の歯科医院に入り、待合室のソファーに座ってしまったというのだ。あわてて歯科医院にスタッフを派遣、一家に外に出てもらい、歯科医院のソファーを消毒し、院長以下に謝罪した。そして、それからまもなく、このお子さんの検査の順番となり、小児科医とスタッフが外に出てみたら・・・彼らの姿がない。あれほどしつこかった質問にも応えていたのに・・・待ちきれなくて我々には一言もなく、帰ってしまったらしい。しばらく呆然。こういう人たちが日本の習慣を守りつつ、生活していけるだろうか? 
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2022年02月12日

令和4年2月12日土曜

バングラデシュ人男性43歳、高血圧、高尿酸血症で数か月受診して10月以後ぱったりと来なくなっていたが、久しぶりに来院。バングラデシュに帰っていたのだという。なぜか10月に処方した薬が2週間前まではあったそうで、その手持ちも底をついたので時間を見つけて来たのだと教えてくれた。10月に比較してみるからにでっぷりとしている。体重は増加していないかを訊ねると、「母国に帰って料理がおいしかったから」と言う。だから体重が増えたのでしょと畳みかけると、そうですと認めた。血圧も160/100。これではもとの黙阿弥だ。今回は2週間分だけ処方して次回は採血を行うことにして了解してもらった。発熱患者の対応であまりにも忙しく、「どのようにしたら10月に一か月処方した薬が1月末まであったのか」を訊ねるのを忘れた。およその検討はついているのだが・・・自分で「悪い」と思った時にしか内服しないのだろう。すると高脂血症や高尿酸血症など、数値が悪くなっても何の症状も出ない疾患の薬については、よほどしっかりと説明をしないと超いい加減にしか内服してくれないことになる。
新型コロナ関係の数値だが・・・2月10日金曜に抗原検査を施行した方は10人で9人陽性、PCR検査を行った方は33人で一回目の検査で11日の朝に陽性と判定された人が14名、一回目で陽性とも陰性とも判定付かず、再検査にまわった人が4人で、11日の午後に判明した結果は4人とも陽性だった。したがってトータルで新型コロナについて43人に検査を行い、27人が陽性だったということになる。それでも極めて軽症な人ばかり。2週間前に70人を超えるPCR検査を行っていたときに比較すると、ピークから少しだけ下がりつつあるような印象を受ける。
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2022年02月10日

令和4年2月10日木曜

昨日の報道によると同日の新型コロナの新規感染者数は久しぶりに前週の水曜日を下回ったとのことだった。これが東京都のことなのか、全国のことなのかは聞きそびれたが・・・それについてインタビューを受けた専門家が、まだ変異株が出現するかもしれないし、春先は人が込み合うので警戒が必要だと話していた。本当か? 自分の経験がすべてのように話すのはまちがっているが、この二年間の僕のクリニックでの発熱者や新規感染者の数は全国統計と極めて相似的だ。全国統計でも連日の新規感染者数が足踏み状態で、ピークの達していたような印象を受けていたが、これは僕のクリニックも同じで、連日、20人を超える感染者が出ていたのに一昨日はインドネシア人男性を含む12人だった。過去の波の感染者数の経緯を考慮すると、この数週間で急激に感染者数は減っていくことだろう。きのうの日中、那覇にいた。那覇の国際通りを歩いてみたが、食事するところが見つからない。あの辺りは観光客相手の店が多いが、まるでシャッター商店街。人の数もまばら。1月になって沖縄に一足先にまん延防止法が出されたことが響いているのだろう。あれでは文字通り、経済が死んでしまうし、家庭の・・・個人の・・財政が破綻してしまう。それでも新型コロナが2類感染症に相当するように極めて死亡率が高いのならやむをえまい。しかし、オミクロン株にほぼ置き換わった今、単なる風邪のような症状の人が圧倒的に多い。こういう現実を前出の専門家はどう見るのだろうか? 帰り、空港から運転して帰る車の中で、NHKの番組で日本に帰れない留学生、日本に来れない留学生が増えて、留学を断念したり、留学先を変更する人も続出し、海外からは「SAKOKU」と表現されているということを知った。イギリスをはじめとするいくつかのヨーロッパの国やタイがWITH コロナに舵を切って出入国のハードルを下げ、これらの国ほどではなくても韓国や米国も人の流れを少しずつ再開している。日本はデルタのときにほぼ鎖国となり、再開へ向けてトライアルをしようとした12月に南アフリカでのオミクロンの発生、急拡大のニュースを受け、再び「鎖国」になってしまった。国民の70%以上は政府のこの方針を支持したという。指示した理由はオミクロン株の感染率や重症化率、死亡率などデータがなかったからだ。はっきりしたデータが判明するまではこれでよかったと思う。しかし、オミクロンについては感染力は強いが、重症度、死亡率はデルタ株に比較して極めて低いというのが世界各国での疫学的事実だ。
このような世界的なデータ、日本国内のデータがありながら、ビジネス客に限定して極めてハードルの高い条件をつけての行き来しか認めていない我が国の出入国管理は異質と言って過言ではないだろう。国民が今の政府の出入国管理の方針を支持しているかと再度、問うてみるべきだ。なにより医学的根拠のない政策は国の経済までむしばんでしまうだろう。
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2022年02月08日

令和4年2月8日火曜

立て続けに3人、海外渡航のためのPCR検査で陽性と診断された人が出てしまった件、深刻でもあり、その逆の面もある。まず深刻な面とは・・・発熱等でPCR検査、抗原検査を受ける方については感染予防の立場からクリニックの外で待っていただき、外で検査を受けていただくというかたちを採っている。海外渡航のためにPCR検査を受けたいという方は前者とはちがうので、クリニックの中で待っていただいていた。順番が来たら診察室へ。そしてPCR検査と英文書類へのサインをしていただく。ゆえに海外渡航が目的でいらっしゃった方が新型コロナに感染していると、院内感染、院内クラスターの原因になる可能性がかなり高いというわけだ。昨日までに海外渡航のPCR検査で陽性と判定された人は16人、ただし13人は昨年の前半までの数字であり、半年以上あいて第6波がやってきてから立て続けに3人陽性者が出たということになる。不思議なことに最初の一人から11人目までは全員外国人、12人目からはすべて日本人だ。昨日、海外渡航のためのPCR検査を行ったのは二人、一人は日本人、もう一人は南米に帰国する方で、何回か体温を計測したが、最初が38度超え、コートなど脱いでもらって・・・それでも37.5度あたりから下がらず。PCR検査も用心して行い、本人に説明して、会計などはすべてクリニックの外で行ってもらった。
 深刻と逆な面とは・・・それは新型コロナに感染していても海外旅行に旅立とうと思うほど、体力や精神面に問題がない、症状が軽いということだ。もはやインフルエンザ以下というのが実感だ。こんなことを続けていていいのか? 毎日、疑問になる。
 AMDA国際医療情報センター設立30周年の記念の対談をO医師と行った。初めて彼がセンターの活動や外国人医療に興味を持って事務局に連絡をしてきたのは8年前のことだと思う。僕と同じ大学医学部の4年生だったと記憶している。事務局から僕に連絡があり、僕のクリニックで会ってみると、大学だけではなく高校も僕と同じ、後輩ということがわかった。当時も忙しかったはずだが、時間があいているという土曜日の僕の診察を見るため、10回以上、クリニックに来てくれた。そのときの彼の患者に対する態度に驚かされた。学生だというのに、人間に対する敬意がすばらしい。こんな後輩がいるのかとうれしくなった。あれから8年、1年に一回程度の連絡はあったが・・・昨日はあらためて医師になって6年目という彼とかなり長く話をした。その医療や人々に対する考え方はさらにすばらしかった。帰り道、本当にうれしかった。
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2022年02月07日

令和4年2月7日月曜

5日の土曜日は4時間の診察にもかかわらず、30人のPCR検査と4人の抗原検査を施行。抗原検査の4人は3人が陽性、6日の日曜になって結果が判明したPCR検査は18人(60%)が陽性だった。外国人は6人中4人が陽性だった。外国人の母集団が少なすぎて比較できない。この一週間、気がついたことは・・・先々週の初めごろからPCR検査を受けるお子さんが多く、陽性者もかなり多かったのに・・・先週の後半になるとPCR検査を待っている人たちの中にこどもさんの姿がかなり減ってきた。こどもさんにとっては新型コロナもただの風邪なのか、医療機関に来るのも怖くてためらっているのか。現状を見ていると家庭内のお子さんの感染から始まって、感染したという高齢者が目につくようになってきた。やってきたナイジェリア人男性に「大変だねえ、ドクター、気をつけてね」と言われた。こんな忙しい時にも海外渡航の人たちがやってくる。手書きでいい国は簡単なのだが、すべてプリントアウトとしなければならないカンボジアに帰国する青年が来院。陰性であることを前提にこのパソコンで作成、卓上プリンターでプリントアウト、そしてPCR検査、陰性なら今日渡すことになる。そういえば、米国渡航のために4日にやってきてPCR検査を行った日本人男性は陽性だった。検査結果が判明した早朝から何度か彼の携帯に電話をしたが、夕方の便で旅立つためなのか、電話がつながらない。9時過ぎにクリニックの外に現れた彼にスタッフが気がつき、まずはクリニックの外で待機してもらうことに成功、結果は僕が外で話した。その際、航空券の払い戻しあるいは変更が無料で行えるようにPCR検査陽性の証明書を手渡した。実はフィリピン人スタッフの娘さんが発熱と軽いのどの痛みが前日からあり、PCR検査を受けていた。陽性ならフィリピン人スタッフは濃厚接触者として1週間は戦線離脱となるし、高校受験生を抱えた二人のスタッフにとっても「脅威」となってしまう。だめかと思いながらも一抹の期待を抱いていたが・・結果は陰性だった。よかった。
 外国人の子どもの人権に関する本の中の医療についての分担執筆を数年前に依頼されて書いたことがある。この出版社から第二版の分担執筆を依頼されたのが9月ごろ、新型コロナの第五波でまったく時間がとれない状況なので断った。すると、電話がかかってきて関係の方から「訂正しないで前とまったく同じでもいい、そういう執筆者がたくさんいますから」と言われた。そんなもんかと渋々引き受けだが、それでは読者を欺くような行為であり、そもそもお金を出して買う人に失礼だろうと深く思った。結局、内容に修正とこの数年分の加筆を加えて提出した。その本が今日出版社から送られてきたが、驚いたことに僕だけではなく、すべての項目に担当した執筆者の名前が見当たらない。分担執筆者と編集者の名前は本の後ろに掲載されているが、分担執筆者の名前には肩書があるものの、本文のどこを担当したのかが全く記載されていない。これでは僕が分担執筆したところを読んだ人は、誰が書いたのか、それがわからない。こんな話は依頼されたときに聞いてはいないし、書いた執筆者に失礼ではないか。今まで分担執筆は何度か経験があるが、すべてタイトルのところに分担執筆者の名前が明記されている。この出版社は外国人の子どもの人権には関心があっても、分担執筆者の人権には興味がないらしい。さらに言えば「このように分担執筆の部分にはお名前は表記しません」とか「誰がどこを書いたのかわからないですがいいですか?」と尋ねられたこともない。インフォームド・コンセントにまったく欠ける行為だ。こういうのって、一言でいえば担当者や出版社あるいは編集者までもが人権とかインフォームド・コンセントとかについて本気に考えてはいないということだろう。
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2022年02月05日

令和4年2月5日土曜

一昨日のPCR検査施行者は51人、うち陽性者は34人(66.6%)だった。これを外国人についてだけ見てみるとPCR検査を受けた外国人は16人で陽性者は14人(87.5%)にのぼる。この数字、実は一昨日に限らず、うすうす感じていたことなのだが・・・外国人の人が発熱医療機関にたどり着くのが大変なのか、あるいはよほど「おかしい」と自分で思わない限り、医療機関を受診しないためなのか、そんな理由で陽性率が高いのだと思う。8時50分に仕事を始めて、できるだけ早くこの51人に結果を伝えなくてはならない。みんな結果を心配しているので。診療しながら、なおかつ内視鏡検査を行いながら午前中に結果を伝えるのは至難のことだが、そうも言っていられない。発生届を書いて保健福祉事務所にも流さねばならない。34枚の発生届を書くのも一苦労、いや二苦労だ。こういう作業は日曜も水曜の休診日も関係がない。この1年半というもの、日曜も水曜も忙殺され、休みがなかなか取れない。昨日は仕事を終えてから帰宅しようとすると体の重みと不調となにより疲労感が半端なく、家についてからベッドに倒れこみ、そのまま寝てしまった。こんこんと寝たせいか、今日は快調となり、もしかしてコロナに感染したか?と思ったことも忘れてしまったが・・・あと4か月で73歳になる爺の働き方ではないと思う。健康に産んでくれた母に感謝。僕がこんなに疲れ切っているということはたぶんスタッフも同じ。彼らのことも考えてあげねばなるまい。
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2022年02月04日

令和4年2月4日金曜

昨日の外国人患者総数は29人、そのうち、韓国人、ラオス人、フィリピン人、ブラジル人、ベルー人など13人にPCR検査を施行。ちなみにPCR検査総数は51件、抗原検査は3件ですべて陽性だった。もうすぐ結果が出る。昨日までの時点で僕のクリニックでPCRまたは抗原検査で陽性と判定された人は678人、うち191人が外国人だった。外国人にPCR陽性を告げる場合、言葉の問題はもちろんあるが、当初は電話で話しているうちに相手がパニックになっていくのがよくわかった。こちらの話をまったく聞いてくれず、明日にでも死ぬのではないかと言い出す始末だったが・・・やはりオミクロンが主流となってからは世界中のニュースからもどうやらたいしたことはなく、回復するらしいと思っているらしく、おとなしく話を聞いてくれるようになった。デンマークに続き、スエーデンもWITH コロナで国境を開ける方向に舵をとったようだ。臨床データーからは当然だろう。医学的臨床データーから目を背け、国の方針を決めるあるいは重大な影響を及ぼす立場にある人が、いまだに新規感染者数で物を言っているこの日本はいったいどうなってしまうのか。恥ずかしい。
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2022年02月03日

令和4年2月3日木曜

夕方になり、アメリカ軍厚木ベースから51歳女性来院。主訴は頭痛。まずはどのようなタイプの頭痛なのか、片頭痛なのかどうかを確認しようと問診を始めたら、付き添ってきた女性が処方箋が欲しいとつぶやいているのが聞こえた。ストレスが多いのよ・・・とも聞こえた。問診上は片頭痛ではなさそうなので、血圧を測定したら・・160/100 。いつもの血圧については本人もわからないようだが、これでは頭痛も来るだろう。胸苦しさもすこしあるようで、脈拍も90を超えていた。アムロジピン5mg とピソプロロール5mgを処方した。徐脈というピソプロロールの副作用を利用して脈拍も抑えようと考え結果だ。家族歴に糖尿病が多いので、次回10日後には空腹時採血を行い、肝機能、腎機能、脂質代謝にあわせて糖尿病関係の項目もチェックすることにした。もし糖尿病関係の数値が悪ければ、腎機能にはあまりよくないといわれるピソプロロールはやめて、ほかの薬を処方せざるをえないだろう。
 前日のPCR検査の結果、陽性者は17人だったが、その中にぺルー人が二人、ラオス人が一人、フィリピン人が一人。フィリピン人にはフィリピン人スタッフから連絡を入れてもらい、自宅療養や濃厚接触者の取り扱いについて話してもらった。ペルー人二人とラオス人については僕自身が電話でなんとか説明をしたが、その後、ベルー人の一人から折り返しの電話があった。自宅療養や濃厚接触の取り扱いがわからないと。かなり説明を追加したが、僕のスペイン語の限界を超えそうになった。県はホームページに自宅療養についての各国語版があるという。探してみたら、たしかにあるが・・・多くの外国人はあそこまでたどり着けないだろう。ピークに近づきつつあるのだが、外国人感染者や濃厚接触者が自宅療養や濃厚接触の取り扱いについて、都道府県の境を超えて受け付ける相談窓口が必要だろう。
 昨日、人生はじめてMRI検査を受けた。その病院では検査の前に「発熱はなかったか、感染者との接触はなかったか、最近、PCR検査を受けたか・・」などの問いが書かれた紙に記載を求められた。マスクとフェイスシールドをつけているとはいえ、毎日、多い日は30人近い感染者のPCR検査を至近距離で行ってきた僕は濃厚接触者にならないのかどうか、考えこんでしまった。しかし、ここで「感染者との接触があった」に〇をつけると大騒ぎになったあげく、僕自身、検査が受けられないのではないかと思い、×をつけておいた。どうなんだろう? 
 昨日の国会中継やら大阪府知事の発言を見ていると、この人たちに政治を任せておいてだいじょうぶかと思ってしまう。国会中継は立憲民主党の長妻議員が首相に「今回の感染増加で緊急事態宣言を考えていない理由は何だ」と問いただしたのに対して、首相が「今の状況では考えていない」と答えたものだが・・・緊急事態宣言を考えない理由は感染者の急増はあっても重症者が少ない、死亡者が少ないからではないのか? ここをはっきり言わないので意味のないやりとりになってしまっている。1月に僕のクリニックで見つけた陽性者は230人近く、全員が軽症、おまけにここにきて濃厚接触者は症状がない限り、自宅にいてよい、医療機関に行く必要はないとなれば、普通の風邪とどこがちがうのが、わからない。だれがどう考えても二類感染症とは異なる実態だし、取り扱いも二類感染症への対応ではない。首相がはっきりとこのように述べれば、つじつまが合う。大阪府知事の発言も同様で、これで緊急事態宣言を求めたら暴動がおきてしまう。こういうときにどうして日本医師会が黙っているのか、不思議でならない。日本医師会の権威と尊厳をかけた戦いだと思うが。
 昨日の昼前、30年以上、お世話になっている理髪店の奥さんから僕の携帯に電話があった。2日前にお客さんとしてやってきた人から電話があり、コロナに罹ったと言われたそうだ。自分たちは無症状なのだが、濃厚接触になるのか、仕事はどうしたらよいのだろうと質問された。保健福祉事務所に訊ねても、はっきりとした答えはくれなかったそうだ。まず、手で髪の毛を触っているし、濃厚接触にはなるだろう、オミクロン株だと推定できるので潜伏期は3日間程度、だから金曜日までは休むようにとアドバイスした。これでは商売があがったりだよと言われたが、その通りだろう。現状の新型コロナの症状で、濃厚接触者に自宅待機10日前後を強要したら、個人の経済も社会の経済もすべてがおかしくなってしまう。だからこそ、真の医学的見地に基づいた政治の力が必要なのだ。
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2022年02月01日

令和4年2月1日火曜

海外渡航2名を含む61人のPCR検査と2名の抗原検査を施行。抗原検査の1名は陽性、PCR検査についてはさきほど、検査会社から電話があった。61人のほぼ6割が陽性で個々に検査報告を送るが大変なので、その前に名前だけを羅列してFAXで送りますとのことだった。61名の中には外国人が10人含まれていて・・・・割合だけを考えたら6名は陽性だということだろう。これだけ、多いと発生届を書いて提出するのも一苦労どころではない。それに今か今かと結果を待っている患者のところに直接電話して結果をお知らせしなければならない。おまけに・・・今日は月初め、仕事開始の前にスタッフが昨晩打ち出してくれたレセプトを点検しなければならない。というわけで、今日のブログはここまで。ところで・・これでも実感として先週より少し新型コロナを疑う患者が減った気がする。理由はたしかに61名のPCR検査は多いが、近隣の医療機関では抗原検査キットの在庫がなくなってしまい、PCR検査の結果も遅れることから、発熱外来を閉めたり、症状に合わせた内服薬だけを処方する診療所が増えているからである。すなわち、僕のクリニックにPCR検査を受けたい人が集まって来ての61名と思えるからだ。
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