2021年08月31日
令和3年8月31日火曜
昨日のブログでは28日の土曜日に新型コロナの検査が少なくなった、このまま減っていってほしいという内容のことを書いたが・・・完全にはずれてしまった。午前中だけで25件のPCR検査、午後は5件で計30件。うち、海外渡航のために検査を受けた7人を差し引いても23人、中には明らかに陽性だろうと推察できる人もいた。発熱してからの時間が数時間であるため、検査を今日の朝にお願いした人が数人いて・・・先週と何も変わってはいなかった。傾向も同じで高齢者が少なく、30台以下が多いという印象だった。きょうの朝、陽性が判明するであろう人にはその数倍の濃厚接触者がいるはず、その濃厚接触者の人たちの中には当クリニックで検査を受けたいと連絡をしてくる人がいるはずで、しばらくはPCR検査の件数は減らないだろう。インドネシアに渡航するという方から問い合わせの電話があった。インドネシアは現在、強い管制下にあって、入国のための英文診断書に医療機関のQRコードが入っていないとだめということになったとのこと、対応ができますか?ということだった。なんでQRコード?と思ったけど、たぶん偽の診断書が少なからずあって、それを除外する意味なのだろう。現在は対応ができないとお断りした。ただし、このままではいけないので、夕方になって当クリニックのQRコードを作成すべく唸りながら作業をしているが、うまくいかずに今日に作業を持ち越してしまった。
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2021年08月30日
令和3年8月30日月曜
28日の土曜日に行ったPCR検査は12件、簡易抗原検査は1件、計13件の検査を行った。29日日曜の朝に判明した結果は陽性者2名、40台の男性と高校生だった。このところ、連日30人前後の新型コロナの検査を行い、10人前後の陽性者が見つかっていたが、これと比較すると28日の検査数と感染者数は減ったという印象がある。過去の「波」のときも突然、潮が引くように少なくなるもので・・・これがたった一日のことなのか、「引き潮」の兆候なのか、まだわからないが後者と祈りたい。28日の外国人患者は31人、当日の患者総数が89人だったので約35%が外国人だったということになる。とくに月一回、ベトナム人のスタッフが来院する日だったので、大和市のみならず、県央地域からやってくるベトナム人患者が多く、私が診察したのは4人、小児科で拝見した患者は9人だった。全てのベトナム人患者は1970年代から80年代にかけて日本がインドシナ難民として定住目的で受け入れたベトナム人の家族だ。第一世代はすでに80歳を超えている人たちも出始めており、認知症を発症している人もいて、今後、介護の分野で彼らの受け入れが大きな問題となるだろう。50台前後の人たちの中にはいわゆるインドシナ難民の「呼び寄せ」あるいは先にインドシナ難民として定住している男性の花嫁として来日した人たちも多く、彼らの多くは簡単な日本語は理解できるが、病気の話となるとほぼ「言葉がわからない」という状態だ。彼らの、こどもたちは日本生まれの人もいて、日本語はほぼ完璧、しかし、こどもたち、とくに男性が日本人と結婚するということはほぼ皆無に近く、彼らは再び、ベトナムから花嫁を呼ぶことになる。すると日本語が全くわからないベトナム人の女性がまた増えることになり、その「日本語が全くわからない」女性が子育てすることになる。こういう人たちがやってきたら、よほど、時間的に余裕がある医療機関でないと受け入れは困難だろうと推察する。その結果が28日のベトナム人患者数に反映されていると考えるべきだろう。
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2021年08月28日
令和3年8月28日土曜
10日ほど前に発熱でやってきてPCR検査を行ったものの、提示した国民健康保険が7月31日に失効しており、それに気が付かずにスタッフが保険診療扱いしてしまいそうになり・・・・PCR検査の検体採取後にスタッフがそれに気がついたので在留カードの確認を指示したところ、2日後が在留期限であったというブルキナファッソの男性。手持ちの金がほとんどないと言い、連絡先として受付時に教えてくれた携帯番号も保証人のものだとのこと。PCR検査の検体はすでに採取しているが、これを検査会社に提出することは検査代で約18000円、それに初診料など含めると2万円台の後半のお金をクリニック側で一時的に負担するやことを意味する。保証人の電話番号に電話してみたら、同国人の彼の叔父であった。クリニックの休み明けに費用を支払いに来るというので、発熱者を放置するわけにもいかず、「やむを得ぬ選択」として検査会社に提出した。翌日の朝8時に判明した結果は陽性で、「叔父」なる人物に連絡を入れた。そして・・休みがあけて支払いを約束した日である昨日、だれも支払いには来なかった。携帯に電話をすると誰も出ない。予想通り。こういう医療従事者の仕事に対する気持ちを踏みにじるような行為は許せない。悪意ある行動としか考えられない。このまま放置はさせてはいけないと思う。
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2021年08月27日
令和3年8月27日金曜
夏季休暇明け、体がついていけるかどうか不安になっていたが・・・外国人患者は13人と多くはなかったが、うち発熱していてPCR検査を行ったフィリピン人が二人、数日を経過していて簡易抗原検査を行い、陰性と判明したフィリピン人が一人。そして困ったのは数日前に医療機関を受診してPCR検査で陽性と言われたが、咳や痰など薬が足りなくなったというフィリピン人の親族からの電話。南隣のF市に住んでいるという。診断してもらった医療機関に薬が欲しいと連絡したところ、その医療機関では「コロナの人は診ないから来るな」と言われたとのこと。この話が本当に正しいかどうかはわからないが、要は今、症状があり、なんらかの薬が欲しいということはまちがいないらしい。結論から言うと僕のところで薬を処方するのは断った。聞けばこのクリニックには来たことがないそうで、一度も過去に診たことがない患者に対して、なおかつ今回の新型コロナについても診てもいないのに電話でのやりとりだけで薬を処方するのは怖い。診てもらった医療機関に再度、連絡して同居以外の人が薬を取りに行くので処方してほしいと話すように伝え、それでもどうしてもだめと言われたら教えてほしいと話した。以後、電話がないのでなんとかなったのだろう。タイ人女性59歳、新型コロナに罹患して保健福祉事務所の指示通りに自宅で養生していたが、いまだに咳があり、胸が重いと来院。ちょうど自宅療養期間があけたその日だった。胸の音を聞いても異状はないので、咳止めと去痰剤を処方した。日本語がわかるお嬢さんが付いてきてくれたが、タイ語で話すとうれしそうにしてくれるのが心に残った。朝、クリニックの郵便受けから配達物を取り出したら、はがきが一枚。あて名が「小林国際クリニックの皆さま」とあって「8月25日神奈川西」の消印があり、しかも差出人の名前、住所がない。
いつも優しく接し、しんどい状況にも関わらず、笑顔でいてくれることにホッとします。市民をささえてくれてありがとう。外国籍の方もふえてくれてありがとう。ゆっくり休んでください(全文)と書いてあった。文面からは差出人は大和市民の方で、受診歴のある方で、なおかつ僕のクリニックが夏休みだったと知っている方で、「外国籍」というある意味、マニアックな単語を知っている方なのだろうと思ったが、推察はやめた。ありがたい。
いつも優しく接し、しんどい状況にも関わらず、笑顔でいてくれることにホッとします。市民をささえてくれてありがとう。外国籍の方もふえてくれてありがとう。ゆっくり休んでください(全文)と書いてあった。文面からは差出人は大和市民の方で、受診歴のある方で、なおかつ僕のクリニックが夏休みだったと知っている方で、「外国籍」というある意味、マニアックな単語を知っている方なのだろうと思ったが、推察はやめた。ありがたい。
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2021年08月26日
令和3年8月26日木曜
夏季休暇明け、休暇の前半は故郷の北海道へ。後半は日曜に学会のシンポジスト、月曜は午前から午後にかけて人が足りないとのことで大和市の集団接種の会場へ。接種医を務めた。火曜は2年ぶりに外科の同期の親友のクリニックで上部内視鏡検査を受けて、何事もなかったことに安堵し、夜は近隣の医師会で短い講演をさせていただいた。郵便物やらファックスが毎日届くので、きょうの朝では整理しきれないだろうとクリニックに足を運ぶこと、数回、そのたびに電話がひっきりなしにかかってくる。きっと発熱している方などからの問い合わせなのだろう。県から入院を要しない軽症の人についてのチェックを我々、開業医レベルでも行ってほしいとの要請が医師会経由で来ている。しかし、現在の診療体制、ワクチン接種体制を維持しながら軽症の人をチェックすることは並大抵のことではない。深夜に電話があってもこちらの体や日中の仕事に影響する。せいぜい、できることといえばこちらからの電話での一日二回程度の状況確認か? これについては保険診療が適用されるようだが、ということは全快した後に自己負担分の費用を支払いにクリニックに来てもらわねばならないが、来ない人が少なからずいるだろう。お金は二の次と言ってもこのあたり、悩むところだ。
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2021年08月18日
令和3年8月18日水曜
今日から僕のクリニックは夏季休暇、年末年始にゴールデンウィークと新型コロナとの戦いで診療を続けた結果、スタッフはこのところ、長い休暇を取っておらず、連日、通常診療に発熱患者の診療、さらに診療終了後のワクチン接種と・・帰宅時間が、早くても夕食の時間に遅れる程度、遅いと21時を過ぎる始末だった。地域の方々の健康を守るため、意気は盛んなのだが、体は疲れ切っているはず。それではいい仕事もできないと考えて、一週間の夏季休暇を取ることにした。僕は久しぶりに故郷の北の大地に数日、出かけて来る。昨日まで8月になってから11日診療したのに、この間に見つけた新型コロナの感染者はとうとう100人に達した。そのうち、27人が外国人。いずれも深刻な数字だが、感染者の体調は?というと重症や明らかに中等症という人はいない。2歳、3歳のお子さんなどはただの鼻かぜ程度。この新型コロナ、いずれは「普通の」風邪になるのだろう。ワクチンがない時代のあのスペイン風邪ですら3年で世界中から消えて行ったのだから。
posted by AMDAcenter at 09:04
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2021年08月17日
令和3年8月17日火曜
なんとも後味の悪いことがあった。アフリカ人男性23歳、アフリカでもあまり名前を聞かない国の出身、発熱しているとやってきた。クリニックの外で待ってもらって診察の順番がやってきたので外で話を聞いたが・・・・予診票からも問診でも新型コロナの感染を考えざるをえない状況なのでPCR検査を施行・・・とここまではよかった。看護師が彼が教えてくれた携帯の番号が二つあるが、一つはつながらないという。本人に確認すると、電話が止められているとのこと。あらためて教えてくれたのは雇用主か・・受け入れ先の日本人男性の携帯電話、その番号に電話をかけてもつながらない。明日の朝、結果を知らせるときにつながればいいかと思い、診察室に戻って処方箋を書いていると事務スタッフが入って来た。彼が持参した国保の保険証をよくよくみると有効期限が7月末となっており、すなわち先月末で失効しているとのことだった。しかも、本人の在留カードからは在留期間があと二日しかなく、19日になると不法滞在になってしまうということだ。本人に確認すると入管に在留期間の延長を申し込んでいると言うが信用できるかどうか判断できない。いずれにしても今日の診察は保険外診療―自費で行うしかなく、すると薬代を含めると3万円近くになってしまう。事務には自費で支払ってもらうしかないと話した。全額がなくても数千円でも入金してもらうように指示した。しばらくして本人が持ち合わせがないからATMに行ってくると話して出て行ったと連絡があった。それから数十分、帰って来なかった。再度、事務員を呼んで尋ねたところ、近くの調剤薬局のお金は迷惑をかけてはいけないと僕のクリニックで立て替えたとのこと。今日の朝、彼のPCR検査の結果が判明する。携帯に電話をかけて結果を教えてあげたら、3万円近くの支払いには来ない可能性が高いと思う。皆さんならどうするのだろうか? 僕も思案中だ。クリニックの案件で3万円の未払いは小さくない。この件、一つだけ反省点がある。それは診療を開始する前に国保が失効していることに事務が気がつかなかったことだ。気がついていたら彼や彼の後ろにいる人の対応も変わったろう。
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2021年08月16日
令和3年8月16日月曜
新型コロナのワクチン接種を受けにやってくる外国人の姿が目立つようになってきた。13日の金曜は「ここはマニラ村か?」と思うほどフィリピン人を中心に多かった。間違いなく接種を受けた人の75%以上がフィリピン、ペルー、タイなど外国人だったと思う。14日の土曜はそこまでは多いとは思わないが、半数近くは外国人だったと思う。早く、皆が健康ですごせる世の中に回復してほしい。PCR検査では外国籍者が一人、日本国籍だが、両親のルーツは南米という男性が二人、陽性だった。これ以上、家庭内および職場内のクラスターが出ないようにと祈りたい。テレビで新型コロナを感染症の第五類に「降格」すべきという医師とそれに反対する人たちの主張がそれぞれ述べられていたが、僕は昨年からいずれ五類に分類すべきと思っている。若い世代に感染者の山が移行し、高齢者が感染のメインだった昨年に比較して明らかに症状は軽くなっている。不幸なことに重症になる方や亡くなる方もいらっしゃるが、それはインフルエンザも同じ。毎年、日本全国でインフルエンザで亡くなる方は4000人以上なのだから、これらを考えたら、インフルエンザも現在の新型コロナのような扱いをすべきなのにしていない。昨日、僕が電話した家族は2歳のお子さんがPCR陽性と判明、感染源はたぶん他の家族から。すでに家族は軽快し、隔離期間も過ぎていた。しかし、このお子さんだけ別室に隔離するわけにもいかないし、買い物に行くにも置いては行けないと母親が言う。しかも無症状だ。明らかに対応策が誤っていると思う。きっとパラリンピックが終わったら、対応が変わるだろう。それまではオリンピック、パラリンピックを「無事に」済ませるということが至上命題なのだろうと推測する。14日の来院外国人患者数は28名。
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2021年08月14日
令和3年8月14日土曜
12日判明したPCR検査の結果、陽性者の中にブラジル人が2名、ペル―人が1名、ドミニカ人が1名。僕のクリニックでの新型コロナ陽性判明患者のうち、昨日の時点で33%が外国人だ。現在、僕のクリニックの30%近くが外国人であるが、その中には帰国または商用で海外へ行くためにPCR検査と英文診断書を求めてやってくる人が含まれている。米軍基地より自費で受診する人もいるが、先月、保険診療した人のうち、どれぐらいを外国人が占めているかを調べてみたら22か23%ぐらいと記憶している。それに比較すると新型コロナに感染した人に占める外国人の割合33%は高い数字だ。総医療機関の中で外国人を診ている医療機関は少なくはないが、さほど多くはないと思う。しかも、その「常日頃、外国人を診ています」という医療機関の中で「発熱患者も受け入れる」という枠をはめると・・・発熱した外国人患者を受け入れる、すなわち新型コロナのPCR検査や抗原検査を行うという医療機関はかなり少なくなるのだろう。その少ない医療機関に発熱した外国人が集まった結果が僕のクリニックの「33%」なのだと推察する。厚労省は2019年より外国人受け入れ拠点病院の認定を開始し、遅れて拠点診療所の認定を開始した。僕のクリニックも拠点診療所に認定されている。拠点病院は2次医療圏にひとつ・・が目標であると聞く。この拠点病院構想で真っ先に心配になったのは拠点病院に認定される医療機関がいずれも地域の二次、三次など多機能病院であったため、外国人を受け入れるために人手を割くことによって本来の多機能の役割に影響が出ないかということであった。拠点診療所についても僕のクリニックが存在する神奈川県県央地域でも多くはない。しかしながら、新型コロナ感染下の現在、発熱すると真っ先に新型コロナの感染を疑わねばならず、したがって発熱患者は他人に感染させないために電車やバス、タクシーに乗って医療機関に行かないように指導されている。徒歩か自転車かあるいは自分の車かで行かざるをえない。そうなると極めて狭い範囲の中の発熱患者受け入れ医療機関に行かざるをえない。その狭い範囲の中に「発熱患者を受け入れる」外国人受け入れ拠点診療所があるかというとかなり怪しい。以前から思っていたのだが、外国人の医療と日本人に対する医療を別に二本立てにすることには賛成できない。外国人も日本人も同じ地域の住民として受け入れる、そのためには言葉の問題をどうするのか・・・と考えていくのが筋ではないだろうか。それは僕のクリニックの開設の趣旨そのものだ。31年走って来て、やはり自分の進んできた道が誤っていないと思う。僕のクリニックのように院内スタッフで言葉の問題を乗り越えられる医療機関は少なくないだろうが、ここ数年のオンライン等の進歩で、各医療機関が利用できる電話通訳、オンライン通訳も出そろってきた感がある。あとは通訳の費用をどうするかだろう。現在、厚労省は受益者負担の原則により、医療機関がその費用を支払うべきと考えているようだが、それでは利用が進まないと思う。その理由は保険診療であるなら、外国人を診ると通訳使用分だけ医療機関の収入は減ることになる。一般的に日本人を診察するより時間がかかるという外国人を診て、しかもその収入が日本人患者を診療したときより収入が少ないとなれば積極的に受け入れようという医療機関は増えるはずがない。保険診療に通訳の費用を上乗せして請求しても法的には問題がないというのが厚労省の見解だが、その上乗せ分を請求される外国人には納得がいくだろうか? あくまでも本人が納得しなければ請求できないはずだ。
結論としては医療機関が負担することも外国人患者が負担することも避けるとするなら、委託事業の形での公の負担しかないだろう。財源は恒久税である出国税だ。
結論としては医療機関が負担することも外国人患者が負担することも避けるとするなら、委託事業の形での公の負担しかないだろう。財源は恒久税である出国税だ。
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2021年08月13日
令和3年8月13日金曜
12日に僕が拝見した外国人患者は16人、うち8人が新患。その多くは新型コロナを心配してやってきた人たち。メキシコ人男性36歳、発熱してすでに4日を経過しており、抗原検査を行ったところ、陰性だった。インドネシア人女性25歳、左上腕の皮下埋没型避妊チューブの抜去のため、栃木県から来院。電話で予約をしてもらっていたら時間通りに来てくれた。局所麻酔下に2本のチューブを抜去、切開創は6ミリ程度だったので、抜糸しなくてすむように6-0シグマ針で仮縫いした後に、アロンαとスリーMテープを組み合わせて創を合わせ、仮縫いの糸はアロンαが乾く前に抜去した。日本人の患者も含めた患者総数は141人、PCR検査は41人、抗原検査が3人でうち一人が陽性。木曜はもともと開業医の休診が多いうえに、お盆でいつもは水曜に空いている医療機関まで休んでいるためかもしれない。診療終了後にワクチン接種18人、半数近くが外国人。スタッフは疲れ果てている。コロナの第5波となんやかや、いろいろな要因が重なっての超混雑であると思うが、コロナ対応で疲弊しきっているのは大病院ばかりではないことを知ってほしい気持ち。
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