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2021年02月27日

令和3年2月27日土曜

ガーナ人男性52歳、日ごろは高血圧で「ときどき」やってくる。どのように内服しているのか、不明。たぶん自分で具合が悪いと思ったときだけ、処方した降圧剤を内服しているのだろう。昨日は発熱しているからと電話があっての来院。クリニックの外に待機してもらい、問診票に記載してもらった。発熱のほかに朝からトイレに何回も行くと書いてある。外に出て行って彼と会話。急性腸炎ととっさに推測したので、「下痢はあるか?」と尋ねると「ない」という。「でも朝からトイレに何回もいったのでしょう」と尋ねると「そう」という返事。質問を変えて「じゃ、トイレに何回もいったのはなぜ? うんちが柔らかいから?」と聞いてみた。すると「そう」と答える。どんな便か詳しく尋ねると「水みたい」と聞こえた。日ごろから英語が上手なので不覚を取った。彼は「diarrhea」という単語を知らなかっただけなのだ。こちらの思い込みによるトラブル。スリランカ人男性45歳、帰国のためのPCR検査と英文書類作成のために来院。体温を測る段になり、何度測っても38度近く。1月には海外渡航のためにPCR検査を行った外国人6人がPCR検査陽性だった。厚着をしているからと処理してしまってよいものか、こういうケースは悩む。だからといって海外渡航の人をすべてクリニックの外で待ってもらうというのも乱暴な話。フェイスシールドにゴム手袋はいつもつけて診察しているが、一抹の不安が残った。彼にはドアの外に待機してもらい、しばらくして計測すると36.2度だった。
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2021年02月26日

令和3年2月26日金曜

困ったこと・・・22日に発熱有り、PCR検査を行ったペル―人、保険診療で行ったのに、検体を鼻咽頭から採取したのち、僕は診察室に戻ったが・・・・スタッフが「200円しかないと言っている」と飛んで来た。PCR検査の費用は約16000円、検査会社に支払わねばならず、これはあまりにも大きい代償となってしまう。考え込んでいるとスタッフが「支払えないなら検査には出さないと言ってみます」と言う。その後の経過はというと・・慌てたのか、お金を持ってくると出ていったらしい。そして検査会社が検体を受け取りにきた17時直前に、というか別の人の検査があって検査会社の人が待っていてくれている、その時間に帰って来た。支払いをしてくれたので無事に検査に出すことができた。そのときに検査結果は23日火曜日の祭日の朝9時ごろに判明するので電話で知らせると話した。そして翌日、朝から何度電話しても出てくれない。10回以上電話しても出ないので、やむをえずに携帯のSNSにスペイン語で「昨日のPCR検査は陰性でした」と書いて送った。そして昨日の25日、本人から検査結果を知りたい、会社に陰性という書類を提出しろと言われていると電話がかかってきた。23日に何度も電話をしたことを話し、電話番号を確認すると、なんと本人が予診票に書いた携帯電話の番号が間違っていた。あきれてしまった。検査会社からの結果速報の用紙を前に説明、これには陰性ということが記載されているが、これは診断書ではないので無料。そして再診料の400円の支払いをスタッフが求めると、またも「200円しか持っていない」と話す。スタッフがそれでは速報の用紙は渡せないと告げると、なぜか400円が出て来たらしい。久しぶりのいい加減な困ったちゃんだった。
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2021年02月25日

令和3年2月25日木曜

アメリカ人女性38歳、1月28日にドバイに行くためにPCR検査と英文書類作成のために来院。そのPCR検査が陽性だった。無症状の陽性だ。受付スタッフには彼女の姿が見えたら、出て行ってクリニックの中に入らないようにと話しておいた。約束の時間に現れ、スタッフが中に入らないようにと話したところで僕が出ていき、前日のPCR検査が陽性であることを告げると、呆然として、次の言葉が出ないようすだった。わかったことはもうすぐビザが切れてしまうとのこと。入管に話しをしてビザの延長を依頼するようにとアドバイスした。しかし、自宅療養になるのにどうして入管に行けるのか?と尋ねるので、まずは電話をし、友人が代理でいいという場合は検査会社の結果速報を提出するように、それでも信用されない場合は僕のクリニックに電話をかけてほしいとお願いするように話した。その後、入管からは連絡がなかった。ちょうど3週間がすぎようという22日の月曜の午後に彼女がやってきた。23日に飛行機が飛ぶので、それに乗りたいという。3週間では感染力はすでになくても、PCR検査はまだ陽性に出る可能性がある、そうすると費用が無駄になると話したが、延長したビザが再度切れてしまうとことだった。2週目、3週目、4週目とPCR検査を希望で行って陽性でいまだに日本にいるパキスタン人のケースを知っているので、やはり「絶対に大丈夫」とは言えず、もう1週間は少なくとも伸ばすべきと言うと、ようやく理解してくれた。入管にはこの足で行くとのことだった。悩ましい。
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2021年02月22日

令和3年2月22日月曜

ペルー人女性57歳、高血圧で昨年の春から受診していたが、11月から来院せず。来院しなくなった理由は「血圧が下がったからいいと思った」からだそうだ。頭が痛い、胸が重いと来院。血圧は170を超えていた。初診でやってきたときよりも高い。11月まで処方していた内服薬よりも降圧効果が強いタイプの薬を処方した。こういうケース、毎月のように見ている。仕事が忙しいのも理解はできるが、それだけではないと思う。何度、口を酸っぱくして「血圧が下がるのは薬の効果だから、薬をやめるとまたはねあがるよ」と言うのだが・・・言うことを聞いてくれない。そしてそういう中で「〇〇さんが救急車に乗って・・」とか「心臓で亡くなった」などという話をごくまれだが聞かされる。悲しいことだ。パラグアイ人女性32歳、発熱と咳、咽頭痛で来院、発熱してから12時間ぐらいとのことなので、新型コロナのPCR検査を行った。昨日、日曜の朝に判明した結果は陰性。すぐに本人の携帯に電話して説明した。タイ人女性48歳、首にしこりがあると来院。11月ごろに気がついたとのこと。たしかに両側の甲状腺が腫大しており、やや硬い。超音波で見ると、右は一部嚢胞状、左は充実性であった。採血で甲状腺ホルモンをチェック、その結果を見てから都内の甲状腺専門病院を紹介しようかと思ったが、彼女の日本語の理解力、そしてそもそもの理解力などを考えると、ある程度の診断はせざるをえないだろうという結論に達し・・・甲状腺は血管に富んだ組織なので穿刺することも場合によっては危険を伴うし、誤って動脈を穿刺すると最悪、気管切開しなければならないこともあり、したくはなかったのだが・・注意深く右側の甲状腺に穿刺し、細胞診を行った。
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2021年02月20日

令和3年2月20日土曜

1月30日から新型コロナの検査で陽性者はいなかったのに・・・・昨日の朝の結果判明でフィリピン人1人、ペル―人の一家3人がPCR検査で陽性と検査会社から連絡があった。数日前からの気温の低下が原因なのか・・・昨日はこの4人の「関係者」が自分も感染しているのではないかと検査を受けにやってきた。あと1時間半程度で結果が判明するが、陰性であってほしい。インドシナ難民として日本に永住しているベトナム人の海外渡航の英文書作成とPCR検査を依頼された。見せてくれたのは永住許可証、帰化していないので国籍はベトナムのままらしい。そして難民なので母国のパスポートを所持していない。現在のベトナム政府から見たら自分の母国を捨てた人ということになり、申請してもパスポートは発行されないだろう。彼女の行先はカンボジア、カンボジアも今でも共産政権であり、ベトナムとは友好国の立場を堅持している。そういう国に行くのに、パスポートの番号を書く欄に日本の永住許可証番号と銘打って印字した番号、それで入国できるのだろうか? 飛行機には乗ることができても現地でひと悶着、最悪はパスポートがないということで入国できないのではないかと心配になった。診療終了後、午後7時から市役所と新型コロナのワクチン接種等の話し合いに出席、外国籍住民についてはどのように接種希望者が落ちこぼれることなく、接種を受けられるのかということを「外国人への差別」と「日本人への逆差別」という微妙な問題をクリアしながら、「同じ地域住民としてともに平等なサービスを受けられる」ということを文字通り、達成するかについてディスカッションを重ねた。
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2021年02月19日

令和3年2月19日金曜

午後になって外国人女性の皮下埋没型避妊チューブの摘出手術を行った。韓国人女性、聞いて驚いた。摘出のためだけに関空からやってきて、終わったら午後9時の飛行機で帰るのだそうだ。関空の近くにも外国人患者を受け入れているはずの大きな病院があるし、大阪なら摘出してくれる医療機関があるはずだと話したら・・・・その大きな医療機関にもほかにもずいぶんと連絡したが、全て断られたとのことだった。日経メディカルにこの皮下埋没型の避妊チューブについて、そして摘出について小手術なので受け入れてほしいと書いてから10年近く経つだろうか、何も変わっていないことに驚いてしまう。前腕に一本だけ挿入されていたので、局所麻酔下に5ミリ程度の切開を加えて摘出し、スリーエムのテープで固定した。縫合すると一針か二針の縫合で済むが、抜糸のためにどこかの医療機関に行き、再び自費診療で支払わねばならない。こういう手間とお金のためにテープでとめたのだが、後で少し気になった。次回からは医療用のアロンアルファを使おうかと思う。
 外国人に対する新型コロナのワクチン接種について、市と話し合った。市の前向きな気持ちはよくわかったが、大きなポイントは「差別と逆差別」すなわち外国人に対する差別はもちろんいけないが、「勢い余っての」日本人に対する逆差別と捉えられるようなこともいけないということだ。外国人も日本人も同じ日本という船に乗っている「平等」な権利と義務を有する住民であるということを認識することが大切だろう。
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2021年02月18日

令和3年2月18日木曜

スリランカ人男性38歳、帰国のためのPCR検査と英文書類の作成のために来院。実はこれが2回目。1回目は1月28日、この時はPCR検査の結果が陽性で飛行機には乗れなかった。無症状の陽性者だ。あれから19日、微妙なところかも。過去の経験では有症状でPCR検査陽性の場合、その2週後の検査では陽性、3週後には陰性という例が多かった。もう一週間待ってみたらどうか?と電話で話したが、「飛行機が出る」「安いPCR検査を自分で行ったら陰性だった」の一点張り。それで16日の検査となったわけだが、陰性でよかった。昨日は休診日だったが、ほかのPCR検査を受けた人と同様に昨日の朝に電話をして陰性であることを告げると声が弾んでいた。彼と対照的な人がひとり。パキスタン人男性、彼も1月の12日に帰国のためにPCR検査を受けて陽性。その1週間後に受けに来たので、まだ早いと話したのだが、どうしても受けたいと言うので検査を行ったところ、陽性。さらに1週間後にもどうしても帰りたいとやってきたので、再び「まだ早い」と説得したのに受けて陽性、3週目にはそろそろ陰性だろうということで僕も安心して検査を行ったところ、陽性。相当にがっかりしていた。そして一昨日、山梨県の保健所から大和市の保健福祉事務所に問い合わせがあったということで大和市の保健福祉事務所から電話があった。今度は山梨県でPCR検査を受けたところ、またまた陽性で、たぶん発生届を医師が提出したところ、すでに僕のところから提出されていることに気がついたのだろう。それで大和市の保健福祉事務所に事情伺いの連絡があったのだろうと思う。もしかしたら僕のクリニックでの検査結果に疑念を抱いて友人がいる全く別の場所で期待を込めてPCR検査を受けたのだろう。すでにとっくに感染力はないというのに気の毒としか言いようがない。
 一昨日、厚労省より新型コロナワクチン接種の予診票が示された。厚労省は翻訳する気はないのだろうか? 厚労省が作成したものでないと正式な問診票としては認められないはずなので。AMDA国際医療情報センターが作成してもそれはあくまでも参考資料にすぎないということになる。
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2021年02月16日

令和3年2月16日火曜

昨日は激しい雨の一日。それでも小児科と合わせて46人の方が診察に来てくださった。うち、外国人が12人。ネパール人女性44歳、帰国のためのPCR検査と英文書類の作成で来院。男性が付いてきた。書類にサインとブロックレターで自分の名前をパスポート通りに書いてくれるように頼むと、サインを書き終わったところで付き添いの男性が、「名前は自分が書く」と言うので止めて彼女にそのまま書くように頼んだ。男性が代わりに書くと話した理由はすぐにわかった。彼女は英語のアルファベットが書けないのだ。たとえばMは両側の縦棒を1のように書いてから間のVを書くように・・・かなり驚いた。来るときはいつも診察が終わる間際の16時半ごろやってくるナイジェリア人男性57歳とケニア人女性のペア、今回はナイジェリア人男性が患者のよう。このところ、なにか具合が悪い、両上肢が脹れている感じがするとのこと。速攻で思いつく疾患がない。とりあえず血圧を測定してみると186/104、以前に血圧を測定した記憶があるが、降圧剤を処方しなかったということは当時は少なくとも極端に高血圧ということはなかったはず。まずはアムロジピン5mgとビソプロロール5mgを処方して一週間後に来院してくれるよう、毎日血圧を測定して次回に教えてくれるように頼んだ。次回、採血をしようと、水以外何も口に入れずに来るように話すと、きょうは何も食べていないという。こんな時間に食べていないわけはないと思い、ごはんじゃなくても口にしたものは・・・と訊ねると、ちょこちょこと口には入れていたよう。血糖値などに影響が出るが、HbA1Cは嘘はつかないと思い、採血を行った。
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2021年02月15日

令和3年2月15日月曜

土曜日13日の朝、診療を初めてすぐ、9時になってスタッフに休憩室でテレビを見ていてもらった。前日取材を受けたNHKの土曜の朝9時から放映の週間まるわかりニュースで、どのように取り上げられたかをチェックさせてもらうためだ。長い時間ではなかったが、およそ言いたかったことがそのまま流れていてほっとした。13日の外国人患者は27名、イタリア人男性43歳に内視鏡検査を施行。喉の麻酔だけであっというまに検査は終了、ほっとした。大きな病気もなく、安堵してくれた。カンボジア人男性34歳、カンボジアに帰国するためのPCR検査と書類の作成を依頼されたが・・・・パスポートがない、不法滞在ではないと言うし、よくわからず。なくしたのだと言う。なくしたならカンボジア大使館に行き、あらたなパスポートか一時的にそれに代わるものを発行してもらわなければ出国できないだろう。後から取り出した紙を見ると、難民申請を認めないという東京入管の返答だった。たぶん、もっと日本にいたいということで難民申請を出したが、認められなかったのだろう。在留カードの在留期限まであと数日になっていた。とても政治的背景があるとは思えないので当然だろう。こちらは高い費用を支払って空港で搭乗できないとあっては気の毒なので、求めに応じて検査を行い、英文書類をしたためたが、果たして搭乗できたかどうか・・たしか昨日14日に搭乗予定だったと記憶している。
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2021年02月13日

令和3年2月13日土曜

昨日は出国するためにPCR検査を受けにいらっしゃった方の人数が19人、診療の合間に本日受け取りの書類を作成する時間などなし。昼休みは往診と本日朝9時から放映のNHK総合テレビの取材などで休めず、けっきょく5時に診療を終えてから8時ぐらいまでかかって仕上げた。PCR検査の結果がわかるのが翌日の朝8時半ごろ、それから作成にかかったのでは間に合わないので、陰性を前提に作成しておいて、万が一陽性の場合は渡さずに破棄をすることにしている。とくにカンボジアに行く場合は医師のサイン以外はすべてプリントしたものが必要、手書きの書類では入国できないので面倒だ。そのカンボジアに行く人が昨日は5人もいた。カンボジア人が3人、ベトナム人が1人、日本人が1人。彼らの書類を作成していて気がついた。ベトナム人男性が問診票に記入した年齢が実年齢と異なっている。38歳のはずなのに39歳と書いてある。いわゆるかぞえ年だ。中華文化圏ではかぞえ年を使って年齢を表現することが少なくない。その昔、台湾の親友もタイの親友も知り合った頃には年齢を聞いて、同級生か?と思ったが、よくよく聞くと僕のほうが一つ年上だった。そのときに彼らがかぞえ年を使うことを知った。クリニックのスタッフにもこの点は話しておいた記憶がある。というのも2カ月か3カ月前にかぞえ年で記入した人がいて、それを基に年齢だけまちがった書類を作成し、訂正したことがあったからだ。今日は再度、スタッフに話をしなければいけないだろう。中華文化圏の人たちの年齢を尋ねる場合は気をつけること、そして問診票の年齢欄をなくし、生年月日だけを書いてもらうことを。昨晩も当初、間違って書類を作成してしまい、プリントアウトして再確認しているところで気がついた。やりなおして事なきを得たが、疲れだけが残った。昨晩のテレビ朝日の報道ステーションでこの2週間ほど取材されていた大和市や医師会の新型コロナワクチン接種への取り組みが放映されるというので、見ていたががっかり。情報が少ない中でも時間と闘って体制を整えようという視点からではなく、医師も役所も詳細がわからずに現場は混乱しているという趣旨の内容だった。大和市医師会では集団接種に際して看護師ではなく、医師が接種を行おうということになったが、その理由については看護師が医療訴訟に巻き込まれる可能性があるので・・・と紹介されていた。そうではなく、主な理由は集団接種に参加してくれる医師と看護師を募集したところ、医師は80人以上が参加すると答えてくれたが、看護師の参加は50から60人台にとどまっていたことによる。それはテレビ朝日の取材クルーもその話し合いの場にいて知っていたはずなのに。
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