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2019年11月29日

令和元年11月29日金曜

午後3時に診療を切り上げ、横浜の県総合医療会館へ。午後4時から相模医師会連合会理事会、午後5時から県医師会会長会に出席。会長会の報告事項の中に厚労省が決めた平日夜間休日ワンストップ窓口についてのお知らせがあった。外国人医療のワンストップ窓口だが、厚労省が10月に入札を行い、あるアシスタント会社が落札している。問題なのは、ワンストップ窓口の機能、実際に何をしてくれるのかだ。ワンストップ窓口は医療機関や医師からの外国人医療に関する問い合わせに対応するはずなので、それならばどのような事項に対応すればよいのか、まずは医療機関や医師会から意見を聞くべきであろう。ところが、聞かれた形跡がない。できあがったワンストップ窓口が医療機関にとって役立たないものであれば、いずれ形骸化してしまうだろう。平日日中のワンストップ窓口について、厚労省は各都道府県で設置するよう定めている。この平日日中のワンストップ窓口についてはまだ間に合うようなので、日本医師会外国人医療対策委員会で、どのようなワンストップ窓口の機能が必要なのかを検討し、それを都道府県医師会に伝え、都道府県医師会と都道府県が話し合う中で適切な機能を備えたものを設置すべきだろう。それにしても「ワンストップ 窓口」が平日日中と平日夜間休日と二つに分かれ、さらに電話通訳とも連絡先が別れ、・・・こんな状態で外国人医療の「ワンストップ窓口」と呼べるのだろうか。
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2019年11月28日

令和元年11月28日木曜

この分では今月の外国人患者の延べ総数は300人に迫る勢いだ。フィリピン人女性38歳、右ひざの後ろが痛いというので見ると、少し盛り上がっている。触診では大きな脂肪腫だと思う。ここまで話すと顔色が真っ青に・・・切るんですか?やだやだと。最後まで話を聞いてから質問してねと念押ししてから続けた。悪性ではないし、突然今より大きくなることはないし、手術しづらそうなので、よほど日常生活に支障がなければ、経過観察でよいと言うと、ようやく安堵の色が戻って来た。誤解されては困るので、タガログ語でフィリピンスタッフに通訳してもらいながらの診察だが、途中で、今回のように本人の意見を言われるとややこしいことになる。最初に、全部聞いてから質問は聞きますからと話したのに・・・そのあと、実は頭がすごく痛くて・・・と言い出した。頭の右半分が痛いそうだが、よくよく訊ねてみると日ごろから前兆のある偏頭痛発作があるらしいとわかった。ただし、今回は前夜に寝ていないということで、痛みの性状から筋収縮性頭痛と診断し、首から肩を温めてもらうことにした。ケニア人女性37歳、胸が痛いという。左の乳房のやや下方。念のため、血圧を測定し、心音を聴き、心電図、胸部レントゲン写真を撮影してみたが、全て異状なし。早朝と深夜、寒くなると痛みが出てくるらしい。うかつには自律神経失調症とは言えないが、消化器疾患でもなさそうなので、経過を見てもらうことにした。
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2019年11月26日

令和元年11月26日火曜

タイ人男性59歳、22日に採血した結果が昼前に届いた。高血圧にて治療中で、中性脂肪が3カ月前の採血で400近かったので、ベザフィブラートを処方し、食事についても話していたのに・・・結果を見てびっくり。1672となっていた。次回の診察まで待たぬ方がよいと判断し、カルテに記載されているタイ人の奥さんの携帯に電話をしたところ、「現在は使われていません」というアナウンスだけが流れる。外国人の場合、携帯電話など連絡手段が頻回に変わる人が少なくない。月ごとに保険証だけでなく、連絡先も訊ねて記載しておかないといざというときに連絡が取れない状態になってしまう。コートジボアールの男性29歳、「胃が痛い」とのことだったが・・・拝見すると心窩部から右や左の下方に痛みが走っていくという。どうやら機能的疾患ではないかと考えた。便の性状は下痢ではないとのことだが、過敏性腸症候群を疑い、まずはトリメブチンで様子を見ることにした。日系ペルー人77歳の兄と72歳の妹、来日して半年。以前から日本で働いている一番下の妹に付き添われて来院。二人とも高血圧と狭心症に糖尿病。一番下の妹が「お願いがあるの」と切り出した。兄と姉が将来は日本に住む予定で、今回、ペルーに帰り、ペルーの家、土地など処分してくるという。それに寒いからと・・・3月末に日本に戻ってくるのでそれまでの処方がほしいとのことだった。薬の中に長期処方してはいけないものはなかったので、130日処方し、「一時帰国のため」と書いておいた。これでレセプトは通るだろう。心配になったのは77歳の兄はごく簡単な日本語だけ、72歳の妹はほとんど日本語が話せない状態で、これからもっと高齢になるのに、日本で生き抜いていけるのかということだった。
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2019年11月25日

令和元年11月25日月曜

連休前の22日の金曜日、外国人患者の数は8人といつもに比較して少なかったが、フィリピン、タイ、ベトナム、インドネシア、ペルーと国籍は5か国、インドネシア人女性27歳、日本にやってきてまだ数カ月、初めての冬と初めてのインフルエンザワクチン接種、今でも十分に寒くて、これからどんなに寒くなるかと思うと心配になるそうだ。今、ある出版社に頼まれて、外国人の診察を行う際に知っておいた方がいい習慣、考え方について原稿を書いている。30ほど項目をあげるのに3週間ほど時間を費やし、しばらく何もする気にならず・・・というか、別の仕事が一段落したので、ほっとして、なかなか「やる気」にならなかった。こういうときに無理やり始めないのが僕のスタイル、必ず「やる気」がむくむくおきてくるときがある。今回も外国人医療関係の別の仕事を依頼されたときからスイッチが入り・・・・現在、2/3まで書き上げた。たぶん、12月の上旬には書き上げて、見直しまでできるだろう。
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2019年11月22日

令和元年11月22日金曜

昨日は午前の診療を終えて、すぐに日医会館に出かけるはずだったが・・・10時半ごろから急に混みはじめ、11時の時点でカルテが机の上に10人分も積んであるありさま。12時半にようやく終わった。ラオス人患者、同じラオス人の奥さんと来院。ようやく血圧もコントロールできるようになってきた。カンボジア人男性57歳、日本語で話ができるようになってきた。今から30年近く前、難民の呼び寄せとして来日したときには全く日本語が話せず、当時勤務していた中国系カンボジア人のスタッフの力を借りてようやく意思の疎通が成り立っていたことを懐かしく思い出した。僕が外国人医療に取り組むきっかけとなったインドシナ難民・・・その難民として来日したラオス人、カンボジア人の人たちが日本語がある程度、上手になってもこうして頼りにして来てくださるのはなによりうれしい。日医外国人医療対策委員会もようやく会長への答申を出せるところまで来た。昨日は答申案の中身を委員全体で話し合った。中間答申には記載があった定期予防接種の問診票の統一化が見当たらなかったので、再度、統一化・・すなわち一つの定期予防接種は全国で同じ問診票を使うことの意義をお話しして入れていただいた。今のように全国の市町村で同じ予防接種を行うのに問診票が市町村ごとに少しずつ異なる現状では、各国語に翻訳することが事実上不可能である。よく理解しないまま接種を行って万が一、患者に健康被害が出た時には厚労省の救済制度を受けられない可能性があり、それは患者側にとっても医師にとっても不幸な事態となってしまうからだ。
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2019年11月21日

令和元年11月21日木曜

またまた・・タイ人女性59歳、高血圧で通院中だが・・最後の処方が8月2日に2カ月分、すでに3カ月経過している。薬がいつまであったのかとタイ語で尋ねてみた。僕の質問は理解している・・というか僕のタイ語が通じているのに・・笑ってごまかした。案の定、160近い数字になっていた。「なかなか来れないから2カ月分ほしい」はいいのだが、2か月後の「何月何日」となかなか指定ができないし、休診情報も話せない。するとこういうことになる。患者の利便性はあるのだろうが、医師の側からみるとやはり1カ月に1回のほうがコントロールしやすい気がする。それに2カ月処方して、それにもかかわらず、こういう寒い時期になり、血圧がコントロールできなくなると、途中で薬を変更しなければならなくなるかもしれない。それが処方してまだあまり、時間が経過していない時点で発生すると、「薬の無駄遣い」になり、前回の診療報酬改定で厚労省からも長期投与については薬の無駄遣いにならぬよう、厳しく指導されている。悩ましい問題だが。フィリピン人女性37歳、いわゆる心身症だと思う。日本人のご主人の話では家庭内で、相当声を荒げるときがあるという。胸苦しさに動悸、いろいろと家庭内であるのだろう。
 今日は午前で診察を終えて、午後2時半からの日本医師会外国人医療対策委員会へ。終了は午後5時。
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2019年11月19日

令和元年11月19日火曜

2カ月前に中性脂肪699、尿酸9.0で内服薬を処方していたペルー人男性58歳、1カ月分しか処方していなかったのに・・・とっくに薬はなくなっているはず。こういうケースはがっかりする。あれほど内服をきちんとしてくれるよう、繰り返し話しておいたのに。こちらが落ち込みそうになっているのに、本人にはその深刻さがわからないようだ。「ごめんね」と言われるが、「ごめん」を言う対象がちがう。言うべき相手は僕ではなく、自分の体だろう。決して患者に怒ることはない僕だが、がっかりはする。そんな気持ちを吹き飛ばしてくれたのが、隣のZ市からやってきたフィリピン人一家。ご夫婦と双子の幼稚園生。両親は風邪ひき、お子さんたちは小児科へ。両親の診察の間、双子のお子さんは愛嬌を振りまいていた。今月、診察日数12日間ですでに外国人患者は193人、30日までに何人になっていることやら。
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2019年11月18日

令和元年11月18日月曜

ナイジェリア人男性47歳、大学病院で診てほしいと言うので紹介状を兼ねた情報提供書を書いたのが3カ月前、けっきょく戻って来てしまった。症状も落ち着いており、僕のところで経過を見ることになりそう。前日のナイジェリア人男性に内視鏡検査を行った件、すでに知っていて驚いた。訊ねてわかったことは・・・某所にナイジェリア人の集まるレストランがあり、そこがどうやら情報交換の場になっていて・・仕事の情報も交換しているのだが、僕のクリニックの情報も「交換」の場にあがっているらしい。たしかに定期的に高血圧などの治療でやってくるナイジェリア人が5人程度、ガーナ人も数人、彼らが巨体で目立つせいか、「多い」という印象がある。これは一度、このレストランに「乗り込んで」味を確認せねばなるまい。16日の土曜日の外国人患者は22人、日本人患者を含めて100人を少し超えていたから2割程度に該当する数字だ。新患はアメリカ人男性1人、フィリピン人9人、ベトナム人5人、ペルー人3人、ナイジェリア人、タイ人、韓国人、スリランカ人各1人。
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令和元年11月16日土曜

一週間前に初めてやってきた50歳ナイジェリア人男性、血圧が180を超えていて近医を受診したが、降圧剤を内服しても下がらないので内服を中止してしまった。すると頭痛、胸の重さがひどくなり、自分で血圧を測定したら220にもなっていて、驚いて友達に付き添われてやってきたというしだい。食事はヨーグルトしか入らないというので内視鏡検査を数日後に予定していたら、電話があり、当日は夜勤明けでキャンセルにしてほしいとのこと、15日の午後3時から再度予定を組んだ。なにしろ大和市胃ガン検診で午前中の内視鏡検査が12月末まで予約でいっぱい、症状のある方は至急で午後に行っている始末なのだ。昨日の15日、その午後3時予定の彼が友人に付き添われて10時半に姿を現してびっくり。午後3時まで待つというのだが・・・やむをえず、午前の予約の二人の内視鏡検査を終え、外来患者が切れるところでやろうと話した。結果的に内視鏡検査を始めようとしたのが、12時すぎ。聞けば、どこかの医療機関で内視鏡検査を受けたが、苦しくて自分で抜いてしまったとのこと。雲突くような大男の彼に暴れられたら、押さえられない。急に不安になったが、症状が症状なので、そのまま施行することを決意、案外簡単に挿入できてしまった。十二指腸に数か所発赤があり、おまけにピロリ菌が陽性、空腹時痛はこれで説明できたような気がした。除菌療法を処方。血圧は前回の処方で140台まで下がっていた。こちらはそのまま継続。午後3時の予定を12時に施行したのはスペシャル サービスだと伝えておいた。これが「普通」と思われては困る。12時からはクリニックの休み時間、看護師、事務員が休み時間に踏み込んで働いた時間外労働に対してはその分、支払いをせねばならず、その分、経営には負担になることなど気がつかないだろうが。
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2019年11月15日

令和元年11月15日金曜

ベトナム人女性35歳、下血があるという。過去に外痔核で拝見していたことがある。問診では今回も同様だろうと想像するのだが、なかなか見せてくれそうもない。ようやく納得してくれたが、やはり恥ずかしさが強いようだ。硬い便もいけないが、軟便すぎてもよくないことや少し悪くなりかけた時にはお酒はだめなこと、トイレットペーパーで強く拭くのもよくないことなど、説明したうえで座薬を処方した。フィリピン人男性50歳、高血圧で通院中、前回の血液検査の結果では肝機能、腎機能、脂質代謝に異常がなかったことを告げるとにこっと笑って喜んでくれた。ペルー人女性51歳、脂質代謝の異常で受診中、介護施設で働いていて、やはり夜勤がつらいらしい。そんな中でも同じペルー人のご主人と二人で働いて、こどもたち二人、大学に行かせている。すごいというか、勤勉というか・・・こういう人たちが報われる社会であってほしい。
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