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2019年07月30日

令和元年7月30日火曜

29日月曜日は僕のほうは外国人患者が珍しく少なかった。午前中にフィリピン人女性が二人、午後もフィリピン人女性がひとり、午後にやってきた41歳の女性、貧血がひどく、採血をしようと思い、家族歴など尋ねると祖父と兄が糖尿病だと言う。食事をしていたら空腹時血糖を測るにはふさわしくないだろうと心配しつつ、聞いてみた。すると夜勤があけてアパートに帰って寝ていたとのこと、血糖値を含む生化学もチェックした。
 昨日、県医師会より9月に行われる全国都道府県医師会長会議における議題の提案があるかどうかのお訊ねがあった。保険診療において外国人患者を診るときの電話通訳あるいは派遣通訳などの整備については医師会や医師が最終受益者ではないし、外国人患者なのであろうが、保険診療に通訳文を上乗せすることが保険診療上問題となるであろうこと、外国人患者が通訳に関する費用の支払いを拒否した場合に打つ手がないことなどから、国が整備すべしという意見を書いて提出した。取り上げられるかどうかわからないが、明白な意見して提出して億個人には意義があると思う。
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2019年07月29日

令和元年7月29日月曜

フィリピン人女性50歳、55歳、52歳、いずれも高血圧で通院中。高血圧はコントロールできているのだが、体型がなかなか変わらない。「食べてないよ、ドク」と言うが、「日本のおこめはおいしくてあれだけで食べられるよ」と言う。きっと食べているにちがいない。ときどき、診察が終わった後、椅子から立とうとする「フィリピンおばちゃん」たちを僕の椅子をずらせて後ろからおなかに両手をまわしてみる。やだやだあと笑いころげることになる。ぷくぷくとした脂肪が気持ちよく手に触れる。これって信頼関係がなかったら、ただのセクハラかもしれない。こんなことがほぼ毎日。フィリピン人女性49歳、会社の検診の結果を持って深刻な顔でやってきた。貧血と高血圧を指摘されていた。実は貧血と高血圧は僕のところでも2年前から指摘して、内服薬を処方している。彼女に限らないが、何度も何度も繰り返し、慢性疾患の薬は続けてほしいと話すのだが、半年程度で来なくなってしまう。開業当初はこういうことがあると嫌われたかと思ったが・・・そうではなかったようで、悪くなるとまたやってくる。慢性疾患で通院しなければならないということについて理解していないのだと悟った。階段を上がるとき、動悸しない?と訊ねると、案の定、「苦しくなる」と。症状が現れたから来たのだろう。具合が悪くなればまたやってくるとわかっていれば、高血圧など慢性疾患で通院する意義など話さなくてもいいだろうと考えもなりたつのだろうが、死んじゃうようなことがあれば後悔してもしきれないので、やはり僕は通院するよう、しつこく話すほうを選んでいる。診療の終わりにインド人男性が続いた。25歳の新患、便秘が続き、肛門から血が出たと来院。肛門鏡で除くと内痔核であった。緩下剤と座薬を処方。その直後に同じくインド人の28歳の再診の患者が来院。来週から夏休みで1週間母国に戻る、その間に母国の医師に診てほしいので、その医師宛てに紹介状を書いてほしいとのこと。診断名、現在の内服薬についてなど英語で書き記して10分程度で終わった。留学経験もなく、とくに英語をどこかで習ったというわけではなく、学校で習っただけの僕だが、こういうものを書くのはポイントさえ押さえれば、あとは慣れだと思う。きっと「すごく上手」な英文ではないだろうが、わかってくれるだろう。
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令和元年7月27日土曜

最近、欧米出身の患者が目にみえて増えている気がする。新患のアメリカ人男性38歳、横浜市から来院。2週間前に富士山に登り、ふもとで生卵を食べて帰って来てから下痢が始まったとのこと。腹痛、吐き気はなかった、発熱もなかったと教えてくれた。その下痢が「遷延して」続いていて困っていると言う。話を聞いていると、当時は腹鳴も強く、感染性腸炎だったのだろう。なにか悪いものにあたったのなら、症状が出るまでに2日はかかるはずで、症状の出る日から振り返って2日前には思い当たるようなものは食べていないとも言う。それなりに医学知識をしいれてきたのかもしれないと思い、感染性腸炎の原因にはウィルスの感染と細菌感染があること、細菌感染にも細菌自体が毒素を持っているタイプでは体内に入ってすぐに症状が出現、細菌自体には毒素がないが、消化され、体内に吸収されてから悪さをする細菌の場合は体内に入ってから症状が出現するまで2日程度かかることを説明した。この1週間程度の食事について尋ねたところ、食欲が全くないが、それではいけないと思い、パンとなにかを食べていたと言う。水分摂取と食欲が出るまで高カロリーのものは食べないように指示してビフィズス菌の製剤のみ処方、抗生物質は?と訊ねられたが、ウィルス感染なら効果がないこと、すでに2週間も経過してしまっていること、内服すると菌交代現象により下痢がひどくなる場合もあることなど説明して処方しなかった。
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2019年07月26日

令和元年7月26日金曜

午前中にやってきたのはアメリカ人男性40歳、2週間前に肛門からときどきぽたぽたと出血があると来院、診察の結果、内痔核と診断した。まだ出血が続いているそうで、本人が大腸がんの可能性を心配し、大腸内視鏡検査を希望しているので、市内の専門医を紹介。そこそこ、日本語が話せるのだが、このように他の医療機関を紹介せざるを得ない時、言葉を理由に断られることがないよう、いつも祈るような気持ちで送り出す。ベトナム人女性57歳、会社の検診で「Fと書いてある」と泣くような顔で来院。所見ではがんを疑うようなことはないので、とりあえず、それを話して落ち着いてもらった。近くの公立病院にCTを依頼した。その後もフィリピン人、ベトナム人、フィリピン人と続き、12時直前にタイ人女性来院。いつもの診察と心配事の相談を受けた。12時10分に待たせたタクシーで大和駅へ。外科の同級生が開業している横浜のクリニックへ到着したのが12時40分、約束の45分に間に合った。毎年受けている経鼻内視鏡検査を受けた。とくに大きな所見なく終了。それから県医師会へ。大小4つの会議を終え、その後、相模医師会連合会の納涼会。こうして元気にしていられるのもありがたいこととつくづく思った。
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2019年07月25日

令和元年7月25日木曜

カンボジア人女性68歳、体調悪く、同じカンボジア人のご主人に付き添われて来院。先週、ひどいめまいで救急車に乗ったとのこと。よくよく訊ねると、その直前に下痢もあったとのことなので、急性感染性腸炎で脱水があったのかもしれないと推察した。すでにめまいはなく、とくに心配がないことを話した。ナイジェリア人女性64歳、先週土曜の血液検査の結果について問い合わせが電話であった。末梢血、肝機能、腎機能、血糖値、脂質代謝のすべての項目に異常はなかった。異常な汗かきなど、いわゆる更年期障害を疑い、婦人科に紹介状を書いた。たしかに少しわかりにくい英語を話すのだが、「どこに行ってもなかなか話しを聞いてくれない」と言ったのが気になった。ペル―人女性60歳、つい最近、降圧剤を処方したばかりなのにどうしたのか?と思ったら・・・両下肢に湿疹状の病変が複数あり、近くの皮膚科に行ったら、ヒルドイド ゲルをもらったが、効果が全くないので来たとのこと。
もしかして真菌症か?と思い、ドクトールはなんて言ったの?と訊ねると、「湿疹かかびかと言われた」とのこと、ほっとした。両方に関する薬をいっしょに使うわけにはいかないので、まずは湿疹用の薬を使ったのだろう、だからはじめのドクトールのところに行きなさい、そこでヒルドイドは全く聞かなかったと言いなさいと言って送り出した。
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2019年07月23日

令和元年7月23日火曜

新患のスリランカ人女性30歳、頻尿と排尿初めの疼痛で来院。検尿の結果、尿路感染症と診断し、抗生物質を処方、生活における注意を話した。ナイジェリア人男性51歳、高血圧の治療、最近、足元まで痛みが走るという。以前に腰や臀部に痛みがあり、整形外科を紹介したところ、脊椎管狭窄症と診断されたことがある。その悪化ではないかと心配になり、再度、整形外科を受診するように話したところ・・・実は何回か受診していて、話をしても痛み止めをくれるだけとの答えが返ってきた。本人としては「もっと大きな」整形外科で診てもらいたいという希望があるというので、情報提供書が必要なときには書くという約束をした。フィリピン人男性62歳、親族訪問で来日、息子さんがついてきた。乾癬とフィリピンで診断されているが、こちらに来ているうちに薬がなくなったと・・・みると非常に強いステロイド ホルモンを使っている。とりあえずベタメタゾンを使った軟こうを処方しておいた。風邪もあり、こちらは診察して処方。膝と右の手関節に痛みがあり、脹れるという。現在はなし。どうやら言葉が通じるところに来たので「あれもこれも」訴えているようだ。これは整形外科を受診するようにと話した。在留期限が9月2日までだそうだが、息子さんがこの在留期限の話をしたときに、念のために先回りして「この程度の病気では在留延長を申請しても許可にはならないし、なった例はない」と話しておいた。フィリピン人女性48歳、風邪ひきでもないのにマスクを付けて来た。もう1カ月以上、鼻の付け根の部分から膿が出ていて、皮膚科で抗生物質をもらっているがなおらないという。こんな部位にアテロームでもできたのかと思ってマスクをはずしてもらったら・・たしかに鼻の付け根が赤くなり、膿が少し出ている。もしやと思い、付け根のすぐ上の鼻を触ってみると、硬い。思った通り、美容整形で鼻を高くしている。鼻になにかそういう物質を入れたのだろう。それが下方にずれてきて刺激となって皮膚に自壊しつつあるのだろう、その過程で感染をおこしたのだろうと推察した。尋ねると、やはり23歳のときに美容整形した姉に誘われて、同じところで受けたのだという。フィリピンでの話だ。たぶん原因である挿入したものを摘出しないと治らないだろうと考え、話したところ、カバンの中からなにやら取り出した。見ると・・・すでに近くの公立病院の形成外科を受診していて、いわゆる美容整形外科への情報提供書だった。僕には言わず、セカンド オピニオンを聞きに来たというわけだ。行ってみると話してくれたが、手術代が心配だそうだ。
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2019年07月22日

令和元年7月22日月曜

うつとおしい毎日、今週にも梅雨はあけるらしい。昨日の参議院選挙、気になっていた3候補がいずれも当選してほっとした。さて、20日の土曜日の診察だが・・・インドネシア人女性28歳、以前に受診したときから精神面が不安定な時があったのだが、今回は腹痛で来院。下痢もしているという。会社で強くストレスに感じることがこのところ多いと話していた。内容は教えてはくれなかった。過敏性腸症候群ではないかと考え、説明したのちにトリメブチンとビフィズス菌製剤を処方した。帰るときには顔も少し明るくなっていた。初診のナイジェリア人女性64歳、体のあちこちが痛く、汗もたくさん出ると来院。呼吸が苦しいし時も「ずっと前から」続いているとのこと。胸部レントゲン写真を撮影しようとしたら、1カ月前に住まいの近くの診療所と病院で2回、CT検査を受けたことがあり、「なにも異状はないと言われた」と話してくれたので、撮影しなかった。女性ホルモンの検査を婦人科で受けたほうがいいのではないかと思ったが、まずは基本的な血液検査を行ってみた。帰り際に「ここに来てよかった、今まで言葉が通じなくて困った。言いたいことがあっても医師がわかつてくれない」と言っていた。たしかにわかりにくい英語だったが、これから先、彼女が喜ぶような診療治療ができるか、こういう症状のケースはむずかしい。褒めてくれたのはいいが、反動が心配になった。
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令和元年7月20日土曜

前日、会社で倒れたという45歳フィリピン人女性、高血圧とてんかんで東北地方の某国立病院での処方を引き継いでもう、5年が経過している。詳しく訊ねたらてんかん発作だった。いわゆるGran Mal というタイプだろう。会社の人たちがびっくり、あわてたのも無理はない。カルテをめくってみると、あれほど「欠かさずに内服するように」と指導しているのに、前回から今回まで1カ月処方したのに、間隔が2カ月空いている。その前は3カ月空いている。なぜ、薬を飲まなかったのか?と詰問すると、「ちゃんと飲んでいた」との返事。ここで久しぶりにきれそうになったが、こらえて・・・「そんなはずない。もう、なくなっているはず」とつっこむと「調子がいいと思った日は飲んでいないので余っていた」と言い出した。内服するのを忘れたのだろう。あれほど、決められたように必ず内服するようにと話していたのに・・・内服しないから、てんかんの発作がおきてしまった。会社の人は病気を知らないはずだから、驚くのも無理はない・・と話すと、僕の顔つきがいつもとちがうとようやく気がついたようで、「すみません」と一言。「すみません」は僕にではなく、自分の体に言いなさいと返した。会社で診断書を持って来いと言われたというので、ありのままを書いた。なんらかの理由をつけられて首にならなければいいが・・そんなことがないようにと毎日、きちんと内服するように指導していたのに。ケニア人女性37歳。準緊急で午後3時半から内視鏡検査、検査の前に血液検査の説明をした。好酸球の割合も正常範囲内で、寄生虫疾患も否定はできそうだと話した。おなかの調子は?と尋ねると、今日は痛くないと言う。初めての内視鏡検査でもっと困難かと心配したが、のどの麻酔だけであっさり挿入できた。僕の想像通り、まったく異常所見は見つからなかった。その後、フィルムを見せて説明して納得したようで、笑顔で帰って行った。どうやら自分の希望通りに内視鏡検査を行ってもらえたことで、ストレスがひとつ解消できたことが改善につながったらしい。
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2019年07月19日

令和元年7月19日金曜

こういう嫌な予感は当たる。2週間ほど前に腹痛でやつてきたケニア人女性37歳、下痢はなかったが、痛みに波があり、それがおへそを中心に腹部ほぼ全体と言っていた。軽度の嘔気もあり、微熱程度もあったと記憶している。感染性腸炎だろうと考え、ビフィズス菌製剤とブスコパンを処方した。昨日、再び来院、痛みが止まらない、食事をすると直後から「胃が痛くなる」という。ベッドで横になって痛いところを触ってもらうと前回同様、おへその周囲で、痛みに波があると訴える。感染性腸炎でないとしたら、過敏性腸症候群とか、そういうことも考えねばいけないかと思い、母国にいるときの既往歴を訊ねたら・・・潰瘍になったと言うので、どこの潰瘍か?と訊ねると「覚えていない」とのこと。そうそう、マラリアに罹ったわともいう。驚いたそぶりを見せると、「どうして? ケニアじゃマラリアは多いし、もう治っているし」と続ける。こうなると、以前、インドシナ難民の方々を定住促進センターで拝見していたときのように、寄生虫疾患も考えなければいけないのかもしれない。念のために、同じ「波のある痛み」で太った女性に多い疾患である胆石症を鑑別診断するためにエコーで見てみたが、胆石はなかった。本人も付き添ってきたナイジェリア人男性もどうやら「胃の病気」と考えているようなので、準緊急で内視鏡検査を翌日、すなわち本日の午後に行おうと説明をし始めたところ、「内視鏡検査なんてしたことがない」と言い出した。あれっ、母国で潰瘍と言われたのは何だったのだろう?と戸惑った。日本の感覚で潰瘍と言われた以上はそれ相応の検査は受けているものと思い込んでいた。さらに寄生虫疾患等をチェックする意味などを含めて、採血をしようとすると・・・大暴れ・・とはいかないが、後ろから支えていないとできないような状態で、ようやくし終わった。この分では内視鏡を挿入するのも大騒ぎだろう。僕の勘では内視鏡検査を行っても潰瘍などはないと思う。とにかく彼らが考えていることを否定するための検査というつもりなので。それで血液検査も異状なければ、過敏性腸症候群でもいいと思うのだが・・・なんだかもう一波乱あるような気がしてならない。だから・・いつも言うが、こういうときに熱帯病の専門家の助言が得られたらと思う次第だ。
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2019年07月18日

令和元年7月18日木曜

16日の火曜日、外国人患者がずいぶん少ないような気がしたが・・・僕のほうで7人、小児科で新患を含めて5人、計12人で、僕のクリニックの平均的数字だった。これが普通、不思議な気持ちだ。昨日、17日は水曜日で休診日。先日、ある小児科関係の出版社から雑誌への原稿依頼をいただいた。8千字で締め切りが8月下旬までだったと思う。内容が小児科の診療に係るようなことだったので、お断りした。数日後に編集者から電話をいただいた。内容を変更するので、再度、依頼をしたいとのことだった。それならと引き受けたが、僕は不器用で二つのことを同時進行することができない性分なのだ。まず、今、取り掛からんとしていることを終えてからと思っていたら、その「取り掛からん」としていることについてもう少し検討が必要になった。というわけで、この依頼原稿を優先して書こうと決心、昨日の休診日、朝6時半にクリニックにやってきて一週間かけて大見出し、小見出しを書き記しておいたので、そこに肉付けを行って・・・午後4時ごろ、原稿を書き上げた。終わった瞬間、吠えたい気持ち。字数に制限なく、まず書いてみたので9千字になってしまった。字数については編集者と相談、しばらく手元においておき、読み返して必要なところに訂正を加え、その後に提出したいと思う。
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