カンボジア人女性69歳、インドシナ難民として日本政府に入国許可されて、インドシナ難民定住促進センターに入所して以来、35年ぐらいのおつきあい。いわゆる難病有り。定期的に拝見しているが、ここのところ、病状は安定していて、いつも笑顔。こちらが元気をもらう。こちらが忙しいとわかっていて、二言三言、廊下で声をかけてくれた。
近くの米軍基地から来院した米国人女性52歳、まぶたに何かができているという。よく見せてもらうと確かに上眼瞼に直径1ミリほどの円形の「もの」がある。当該皮膚の色の変化もなく、触っても痛くはないという。たぶん、皮膚の下になにかができているのだと推察するが、痛みがないことや色調の変化がないことを考えたら、細菌感染ではないだろう。このような場合、注射針で皮膚を軽くカットして圧迫すると、中身が排出されることもあるのだが・・・上眼瞼なのでまばたきするので「軽いかっと」がしにくいこと、圧迫されると目が痛く感じること、軽度の出血でも抑えにくいこと・・以上からこのままようすを見るべきと結論づけた。それから彼女に上記のことについて説明。ではようすを見るわと言うので、一件落着かと思ったら、このところ、喉が痛くて先週は声が出なかったのと言う。発熱もなかったとのこと。とりあえず、トラネキサム酸だけ処方した。
フィリピン人女性20歳、発熱で来院。新型コロナが陽性、インフルエンザは陰性だった。
生活保護の医療券が大和市役所から送られてきた。市内から受診している22人分だ。患者名を確認していったところ、22人中、10人が外国人。内訳はフィリピン人5人、ペルー人4人、ベトナム人1人だった。だから何なの?ということはないが、単なるデーター。これらが生活保護者のすべてではない。近隣の市から僕のクリニックにやってくる生活保護の人はわざわざ市をまたいでやってくるわけで、経験上、そのほとんどは外国人だ。というわけで、僕のクリニックの生活保護の患者の半数以上はまちがいなく外国人だろう。
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