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2020年11月24日

令和2年11月24日火曜

11月5日にやってきて医師の前で用件を話すと事務で話していた某国の男性、診察室で話を聞くと性交渉による感染症と肝機能などを心配していたのでHIV 、梅毒、クラミジアそして肝機能について調べておくべきと勧めたら、HIVはすでに調べてきて陰性だったと言う。梅毒と肝機能について調べてほしいと話すので、クラミジアも検査しておくべきと説得して採血した。12日に正式な結果が検査会社から返ってきたが、TPHAもRPRも陰性、s-GPT、γ-GPTも正常、ただしクラミジアの抗体はIgMもIgGも陽性だった。たしか14日の土曜にやってくると話していたことを思い出したが、念のためにフィリピン人スタッフから必ずやってくるように電話を入れてもらった。それから10日以上経過した今日現在、彼は姿を見せない。あんなに心配していたのは何だったのか?といぶかしく思う。診察室で話をすると、まず医師として医療の専門家である私の言うことに耳を傾ける気配がない、医学的にはつじつまの合わない自分の主張を繰り広げる、精神的不安要素が強いように見える、こんな感じであった。このような人は日本人にももちろんいる。30分でHIVの即日検査結果がわかるというのに、結果を知るのが怖いからとクリニックから出て行ってしまった人やクラミジア感染症を心配して検査を受けに来て、IgM抗体が陽性なのでとりあえずカルテに記載した携帯電話番号に電話したところ、つながらず、その後も来院していない人など。いずれにしてもこのような状態で性行為を繰り返すと感染を広げかねない。今日、再度、電話をして来院を促そうと思う。
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2020年11月21日

令和2年11月21日土曜

隣のA市からやってきた同じ職場だというインドネシア人女性1人とフィリピン人女性2人、それぞれ体調が悪く・・・何も食べては来ていないという用意のよさで採血となったが・・最後、一番若い34歳女性の採血のとき、机に向かってカルテの記載を行っていたら、ものすごい悲鳴。何事かと思ったら採血の注射針が刺さったときの彼女の悲鳴だった。それは採血の間中、火災報知機のように響き渡り、採血している腕を引き抜かれないよう、フィリピン人スタッフが彼女を後ろから抱きしめていた。久しぶりに見た光景。フィリピン人女性61歳、健診の結果を持って来院。血圧が高い。測定してみると160を超えている。クリニックで計測すると心配やらストレスやらで上昇するのが一般的だ。それを見越して治療を考えるのだが、それにしても高い。とりあえず、弱い降圧剤を処方して次回10日後ぐらいにやってくるまで、毎日朝晩の血圧を計測して教えてもらうことにした。一昨日に数日続く発熱、咳、咽頭痛があり、PCR検査を保険診療で行ったアフリカ某国の女性、結果は陰性だった。昨日の朝、結果をまずは電話で伝えようとカルテに記載された携帯電話番号に電話したところ、すでに契約解除となり、使われていないと電話会社の音声が流れた。通院歴がある人は毎回、携帯番号を確認しておかねばならないとつくづく思った。外国人はとくに友人の携帯を使ったり、経済的な理由で別の携帯に乗り換えたり・・・としばらく時間が経過すると電話番号が「変わっている」可能性が高い。これはこちらの再度のミス。「結果はまずは明日の朝、電話で伝えます。この電話番号に電話するから必ず出てね」と僕は必ず確認しているのだが、こういうことがおきる。10時ごろになって電話が来ないと不安になった本人から電話があって助かった。一昨日は発熱で神奈川県の発熱センターから依頼された人を含めて有症状者5人に保険診療でPCR検査を行ったが、日本人一人が陽性だった。
本人にすぐに電話、保健福祉事務所にも連絡、同所から直接、本人に電話で指示をしてもらった。厚労省のHersysにログインして自分で患者発生登録を行う方法もあるのだが、診療中に素早い対応がとてもじゃないけどできないので。
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2020年11月20日

令和2年11月20日金曜

アフリカの某国の女性32歳、昨晩から熱があり、風邪症状だというのに・・・・クリニックの受付に入ってきたばかりか、待合室のソファーに座ってしまった。幸いなことにクリニックの中には患者はあまりいなかったが、PCR検査をすぐに終えて会計などはクリニックの外で対応した。彼女から受診についての問い合わせがあったときに、着いたらクリニックの外から電話してほしいとフィリピン人スタッフが話しているのにこのありさま。防ぎようがないのか? すぐにクリニック内を消毒した。ペル―人女性、受付で国民健康保険の保険証と社会保険の保険証と二つを出して、どちらを使おうかと相談して来たとのこと。スタッフからそのように聞いたので、国保をやめて社保に加入した人ではないか?と尋ねたところ、その通りだった。だいたい、国保と社保の保険証をだぶって持っているケースは国保をやめて社保に加入したケースだ。なぜなら社保をやめて国保に入ったケースでは会社など事業所をやめたときに職場で保険証を回収するからだ。それが国保をやめて社保に加入するケースでは国保の保険証をわざわざ市役所に出向いて返還しなければならず、外国人にとってはハードルが高い。だから手元に置いておく。しかもその国保の有効期限が切れていないと、新しく働き始めた職場の社保の保険証も手にするわけで、「どちらを使おうか?
国保の有効期限が切れていないので、こちらも使えるはず」と思い込んでしまう。こういうケース、国保を使われてしまった医療機関はたまったものではない。医療機関側には何の落ち度もない。僕のクリニックでは「一番新しい保険証を出してくれるように」話している。昨日のこのケース、「水際で食い止めたケース」と言えよう。
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2020年11月19日

令和2年11月19日木曜

昨日は休診日、国際医療情報センターのオフィスに立ち寄った。おりしも日本中で感染者が急増、2000人を超えたと大きく報道されていた最中であった。今日の朝、都知事が人数ではなく、重症者の数に注目していると発言しているのをテレビで見たが、その通りだと思う。インフルエンザが急増したら「手洗いをしよう、できるだけ外出を控えよう」とは言うが、「オオカミが来た」的発言はしないだろう。重症化する人の数、割合を聞くと、すでに新型コロナもその程度の疾患になっているのだと認識する。しかし、二類感染症に据え置く限り、感染者に対する方針は今までと同じということになり、65歳以上では全員隔離ということになってしまう。外国人のクラスターに関しても大きく報道されているが、さもありなんだ。来日して働いている人たちのほとんどはアパートの一室二室で肩を寄せ合って生活している。そういう人たちに三密を避けろと言っても無理な話だろう。11月になり、各地で発熱センターやら発熱案内やらできているが、電話相談、電話案内はそもそも日本語が話せない、理解できない人たちにとっては全く意味がない。こういう人たちまで日本人と同じシステムに乗せる、乗ってもらうにはどうしたらよいかということを厚労省、都道府県は真剣に考えているのだろうか? 神奈川県は発熱センターを作り、どこを受診してよいかわからない発熱患者が同センターに電話をすると、同センターが県に登録している発熱患者受け入れ医療機関に電話をして具体的に受け入れてくれるかどうかを依頼、それを相談者に伝えてくれて相談者が受診するというシステムになっている。AMDA国際医療情報センターに神奈川県内在住の外国人から発熱しているとの相談があった場合、AMDA国際医療情報センターが相談者に代わって神奈川県の発熱センターに電話、具体的に受け入れてくれる医療機関の名前を聞いて、それを相談者に伝えているそうだ。AMDA国際医療情報センターを介して県のシステムに外国人を受け入れているということになる。都内在住の場合はAMDA国際医療情報センターが受託している外国人の電話医療相談ひまわりに電話をしてきたケースについては都から受託事業用にいただいている発熱患者受け入れ医療機関のリストの中から、相談者の居住地、あるいは今いるところの近くの医療機関に電話をして、受け入れOKの場合、その医療機関に行くようにと話しているとのこと、東京都としてはひまわりを介して都のシステムに外国人を取り込める体制となっていることがわかる。これらの2つの例は全国都道府県における外国人発熱患者の取り組みのモデルとなるものと考える。
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2020年11月17日

令和2年11月17日火曜

ペルー人女性79歳、3カ月おきに高血圧の診察にやってくる。英語が通じず、日本語も片言で、スペイン語が主な会話手段になっていていつも苦労している。受付から保険証が切れているとの連絡あり。スタッフが持ってきたのは後期高齢者医療被保険者証だった。発行は本年1月で有効期限は本年7月末となっていた。このまま保険診療をしてよいのかどうかが大問題。スタッフに市役所の担当課に電話連絡をしてもらったところ、保険診療してもよいとのこと、そのまま通常の診療を行った。このままめでたしめでたしとはいかない。理由はなぜ我々が市役所に問い合わせたのか、自分が持ってきた保険証にどういう不備があったのか、彼女が全く理解していないことだ。そもそも僕のクリニックに通院してくるようになったのは1年ぐらい前、その前はいくつかの医療機関の受診歴があったが、いずれにおいても意志の疎通がままならず、小さな不満が募り、情報提供書を書いてもらうこともなく転院してきた経緯がある。以前から少し理解力が低いとは思っていたが、今回のやりとりを見ていて、認知症の淵に近づいてきたような印象を受けた。これからが大変になるだろう。初診のフィリピン人女性44歳、横浜市内でも遠方から来院。会社での健診の結果に赤で記載された箇所があり、「なにかが悪い」と書いてあると言う。赤で書いてあるところが悪いところと会社で言われて理解したらしい。読むとLDLコレステロールがほんの少し高い。血圧を測定すると130/94、最低血圧が高い。家族歴を尋ねると、母親が高血圧でずっと内服治療をしているとのことだった。何も食べずに水だけ飲んできたとのことだったので採血し、彼女の都合の良い日に来てもらうことにした。食事療法についても説明を行った。彼女のようなケース、遠方から月に一回であっても継続的に通院してくるのはなかなか大変なことだろう。外国人も日本人同様に地域の中で地域住民として診てくれる医療機関がやはり必要だ。そのためには何が足りなくて何を支援してあげれば可能になるのか、真剣に考える。
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2020年11月16日

令和2年11月16日月曜

ベトナム人男性18歳、隣接するA市から初めての来院。どういう経緯で来日したのかは聞かなかった。1年半前に来日、なんとなく腹部の違和感はあったが、1カ月半ぐらい前から毎日、朝食を食べると下腹痛に軟便、下痢があるという。ときどき便に血が混じると話す。血の色を尋ねると鮮血、便の表面に血が付いていて、便の中に血が混ざっているのではないとのこと。一カ月半という長さから考えて感染性腸炎とは思えず、初めは過敏性腸症候群かと思ったが、「便に血が付く」というあたりで潰瘍性大腸炎が鑑別対象と思った。発熱はなく、便に血が付くということが便の表面に鮮血が付着する、すなわち肛門のすぐ近くから出血していると推察した時点で可能性は低いと判断、ほかに症状は?と尋ねると、ときどき肛門に痛みがあると答える。ここで潰瘍性大腸炎は否定してもいいと推察したが、痔核ではなく、痔瘻なら腸結核も鑑別対象だろうと考えた。拝見すると痔瘻はなく、痔核あり。やはり過敏性大腸で下痢のために痔核が悪化したのだろうと診断、トリメブチンにボリカーボフィルを処方した。薬が無駄になってはいけないのでまずは2週間だけ処方、これらを内服してもすぐに症状が消失するわけではないので必ず2週間は内服を続けること、そして食事療法について話した。14日はベトナム人スタッフがやってくる日でベトナム人患者は8人だった。彼もベトナム人のコミュニティから14日にベトナム人スタッフが勤務していることを聞いたうえでやってきた。この日に来てくれてよかった。電話通訳を利用してもなかなかここまでは言いきれない。時間もかかるし、まどろっかしいことだろう。ましてや通訳なしではとてもじゃないが診断できないし、診断どころか通常の診察ができない。時間もかかるし、どうしてよいかわからないとしたら、ついつい「うちに来ないでくれ」と言い出しかねない。患者側も不完全燃焼で不安になったりいらいらとすることだろう。ベトナム人スタッフに感謝。
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2020年11月14日

令和2年11月14日土曜

愚痴をひとつ・・・このところ、忙しい上にあることで忙しい。それが何かというと登録やら更新の作業である。県へ報告の発熱外来のHersysそして海外渡航のための経産省のTeCOTなど。インターネットを使って便利は便利なのだろうし、とくに前者は保健福祉事務所が本来行う作業を医療機関に肩代わりさせているわけだから行政にとっては大きなメリットがあるのだろう。ただ、こういう作業を押し付けられた末端の医療機関はたまったものではない。事務員に任せるわけにもいかず、本来、患者の治療に専念すべき医師がうんうん唸りながらパソコン画面に向かいあうことになる。TeCOTの方は一昨日、掲載内容に変更が発生したため、しかもこの内容を医療機関側で修正がきかないので、TeCOT側にお願いした。昨日、これに関連して先方から確認の電話がかかってきた。すると・・一か所、僕が間違って書いたらしい。指摘されたところ、まったく記憶にないのだが・・・口頭で確認したのだからそこは訂正したうえで、お願いした事項をすべてアップしてくれるのかと思ったら、「一か所、間違っていたので、あらためて修正の全体を昨日のようにメールで送ってください」と言われ、電話はそのまま切れてしまった。しばらく脱力感。呆然としていた。そして唸りながら再度、作成し、送信。これを診療の合間に行うわけだから、混乱するはずだ。なんとかならないものか? 初期ログインパスワードとかIDを入れて・・・とか、8文字の中に記号、数字、半角英文字の小文字を入れてパスワードを作れとか・・・どこかに書き留めておいたら、パスワードにならないだろう。
 外国人の新型コロナクラスターがテレビでも大々的に報道されていた。ワンストップのような対策を講じるそうだが・・・またワンストップかよ、という印象。厚労省が民間会社に委託した平日夜間休日の外国人医療の「ワンストップ窓口」。何を行ってどういう効果があったのか、まったく見えてこない。この二の舞では困る。実りのある事業を考えてほしいものだ。
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2020年11月13日

令和2年11月13日金曜

ペルー人のご夫婦、インフルエンザの予防接種に来院。市内でペル―料理の店を切り盛りしていて、ご主人は一カ月ほど前に階段から転倒して両側の手関節部で骨折、両側に杖をついて現れた。はじめての予防接種だそうで、本気で怖がっていたが、終了後は「あれっ、もう終わったの?」と二人とも元気に帰って行った。骨折したとは聞いていたので、心配していたが、ほっとした。フィリピン人女性58歳、前回は呼気テストを行い、ヘリコバクター・ピロリの除菌療法の効果をみたが、陰性となっていた。日ごろの高血圧の診療も行った。ベトナム人女性59歳、なかなかLDLコレステロールが下がらず、血圧も安定しない。いろいろと話をしていて気がついたのは、やはり好きなものを好きなだけ食べているということ。内服薬を処方していることで、却って食事療法を行う気持ちが全くなくなっている。再度、注意した。フィリピン人女性39歳、高血圧、前回の血液検査の結果を説明した。体格がよく、腹囲もそれなりにあるというのに、なぜかLDLコレステロールも中性脂肪も全くの正常値、これには驚いたが、本人は僕の前でガッツポーズ、得意げに「少しやせたよ」と言うのだが、どう見てもそうはみえない。しかし、本人のやる気を削いではいけないので、「そういえば少しやせたかな」と話しておいた。昨日も僕のほうだけで外国人患者11人、小児科と併せると・・・やはり目立つ。
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2020年11月12日

令和2年11月12日木曜

フィリピン人男性58歳、昨日牡蠣を食べてから腹痛、下痢があるという。これで重症感があるなら入院もありえるかも・・・と思いながら診察室に呼んだら・・・元気そうな男性が入って来た。英語でoysterを食べて具合が悪いのか?と尋ねると、そんなの食べてないとのこと。?????と思いながらフィリピン人スタッフの顔を見ると、彼女も目を白黒させている。するとフィリピン人男性がカキじゃないよ、フルーツのカキと言う。この「カキ」の発音が「牡蠣」、これはまちがえる。「牡蠣」と「柿」のイントネーションを教えてあげて大爆笑。大きな問題ではなさそうで消化を助ける薬を処方して終わったが・・・後から考えたら笑ってばかりいていい問題ではないと気がついた。患者側が気を使って日本語で話してくれるとこのように誤解しかねず・・・・これが本人ではなく家族がやってきて話したとしたら誤診しかねないというわけだ。このようなとき、タガログ語で話してもらえば、このような誤解はおきなかっただろう。フィリピン人スタッフにもきっと日本語で話したのだろう。タガログ語で対応できるために彼女が勤務しているので、フィリピン人の人たちにはタガログ語でまずは彼女に話してほしい。県内の某大学からタイ人の患者を診てもらえないかと電話があった。この大学には医学部があり、大学病院もあるのになぜ?と思ったが受けた。2時間ほどしてから37歳男性が来院。日本語は片言、タイ語で話したくてうずうずしたが、英語が話せるということでまずは英語で対応した。ここでまず不思議に思ったことは・・大学病院の一つの診療科に英語が話せる医師がひとりもいないなんて考えられない。米国をはじめとして留学して帰国している医師もいるはずだし・・・なぜ、僕のクリニックに診察のお願いが来たのかが理解できない。診る気がそもそもないということなのか・・・と疑いたくなる。肛門が痛い、出血するときがあるというので拝見したら、血栓性外痔核だった。これは痛いはずだ。ずいぶん前から痔核の既往があり、場合によっては手術が必要だと話した。薬の話をしようとしたところで、とうとう我慢できなくなり、タイ語で「薬が必要だけど、飲む薬と座薬」と話したところ、「おおおおっ驚いた。先生、どうしてタイ語が話せるの?」と英語で返して来た。改めてわかる範囲でタイ語で説明し、彼のバンコクの家の近くにあるチャト―チャックサンデーマーケットの話で盛り上がった。
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2020年11月10日

令和2年11月10日火曜

土曜に体調が悪い、疲れやすいとやってきたフィリピン人女性の血液検査結果が帰って来た。疲れやすいということで肝機能はどうか?と心配していたが、そちらはok、しかし、末梢血で血色素が6.0しかない。女性の正常値の下限が11.2程度だったから、ほぼ半分のデーターだ。要するに貧血、これでは疲れやすいのもうなづける。駅の階段など駆け上がったら動悸がすることだろう。フィリピン人スタッフに話して、本人に早めにクリニックに来るようにと話をしてもらった。問題は何が貧血の原因か?ということだ。消化器や婦人科の検査も行わねばならないだろう。10日きょう、バンコクに臨時便が飛ぶらしく、朝から帰国のための書類を求めてタイ人が4人来院。タイ人がタイに戻るにはPCR検査は必要とされないが、FIT TO FLY、 要するに飛行機に乗って旅をしてもいいですよという英文書類が必要となる。4人のうち二人はお坊様とその支援者?らしき女性の二人連れ。あのカーキ色のお坊様の装束をクリニックの中で見るのは久しぶり。お坊様はラオス国境のナコンパノム、女性のほうはカンボジア国境のシーサケットの出身と話していた。この二人からは英文書類は医師のサイン以外は印字しなければいけないと言われたと聞いていた。先週、帰国した人はそんなことはなく、手で記入した文書で帰って行ったのだが・・・こういう求められる文書はいつ大使館の指示で変更になるかがわからない。ゆえに患者の求め通りに診察しながらパソコンで記入、それを打ち出してサインするという作業を患者が待っているにもかかわらず4人分作成した。
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