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2026年08月29日

2026年8月29日土曜

28日の患者総数は74人、うち外国人患者は18人、全体の24.3%であった。
 国籍別ではフィリピン8人、USA2人、ナイジェリア2人、インド、ミャンマー、タイ、ラオス、ペルー、ベトナム各1人ずつ
 保険別では社保9人、国保4人、自費診療2人、生活保護1人
 年代別では3歳1人、30代3人、40代4人、50代8人、60代1人
 新型コロナが増えてきていると連日書いているが、ペルー人家族内感染でさらに1人が陽性。午後になり某緊急救援の会社より連絡あり。外国人の男性患者を診てほしいとのこと。この会社とは以前に同社が紹介してくる外国人患者については医療費は本人に請求しないで同社にしてほしいなど話し合いをしてはいたが・・・はじめての紹介患者でどのような流れになるのか、怖さと興味が半々であった。まず、患者の主訴は2日前からの咽頭痛、咳や痰はなし、初日の夜に悪寒が来て、熱が上がっているとは思ったが、計測しなかったとのことだった。希望は今日か明日には診てほしいとのことで、電話で「今日なら午後4時半までに、明日なら午前9時から正午ぐらいまでに来てほしい」と伝えたところ、これから行くということだったので、スムースな受け入れはできると思った。問題はこれからで・・・送られてきたFAXを見ると、この患者に対して、こういうことは費用を支払うが、こういうことは支払えないという項目があった。たとえば・・・支払える場合として通常の診察などは入っているのだが、検査を行う場合、たとえばこのケースでは新型コロナの簡易抗原検査などについてはいちいち、この会社に支払ってもらえるのかどうか、お伺いを立てねばならず、面倒臭い。実際、患者を前にして必要な検査が新たに出るかもしれず、それに対してお伺いをして結果が出るまで待たねばならないかもしれず、これは臨床の側からするときつい。患者にも時間をかけるという迷惑をかけそうだと思った。また、処方箋料は支払いの対象となるが、薬代は対象とはならず、患者の自費払いとのことであった。どうやら、これらの経過からこの会社は海外保険会社と患者の間に入って仲介に近い仕事をしているのだろうと感じた。患者に日本の公的保険に加入する資格があるのかないのかを確認するために在留資格など訊ねようかと思ったが、初診でしかもあまり話したがらない性格のようだったのでやめておいた。国籍を含むこのような質問はうかつに行うとプライバシィ―の侵害とか診療とは関係がないはずと切り捨てられてしまう。訊ねる場合は訊ねる理由を明確に示すことが大切だ。
posted by AMDA IMIC at 16:36 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)