2月27日金曜の患者総数は59人、うち外国人は15人、全体の25.4%を占めていた。
国籍別ではフィリピン9人、スリランカ2人、ミャンマー、中国、タンザニア各1人ずつ
保険別では社保12人、国保1人、生活保護1人、自費診療1人。
年代別では11歳、13歳、14歳が各1人ずつ、20代1人、30代1人、40代3人、50代3人、60代2人、70代2人。
フィリピン人女性46歳、糖尿病、高血圧で長く通院中。なにしろ体重が重い。数か月前に右下腿の蜂窩織炎で抗生剤を点滴注を一週間ほど施行して軽快。基礎に感染症に弱い糖尿病があるので、次回、万が一、同じようなことになったら、今回のように様子を見るのではなく、すぐさま教えてほしいと頼んでいたのに・・・3日前から腫れて来て痛いが仕事があったからとやってきた。部位は前回と異なり、右の大腿の蜂窩織炎で中心には膿が見えている。たぶん毛穴から感染したのだろう。あれほど、早く来てくれたら、早くよくなると説明しておいたのに・・・採血で白血球数は1万を超えていて、CRPも高値。抗生剤の点滴中を施行、たぶん、一週間はかかるだろう。英語教員という仕事に熱心なことはいいことではあるが、病気のことも理解して欲しい。
午後になりタンザニア人女性41歳来院。仕事場に提出するHIV検査をしてほしいとのこと。英文の陰性証明を提出しなければならないとのことだった。この女性、ときどきやってくるのだが、いつもは保険診療を行っている。当クリニックではHIV、梅毒、B型肝炎などイミュノクロマトグラフィアッセイによる即日検査を行っていて、結果は30分ほどで明らかになる。通常診療のように窓口で処方箋を渡したりはしないので、それを悪用して、診察室で結果を説明して受付で費用請求を行ったら、逃げていなくなっていた日本人がいた。
そういうわけで、結果を説明する前にまずは費用をいただくことにしているのだが、受付でお金が高くて払えないとの言っているとフィリピン人スタッフから連絡があった。よく聞くと検査代は支払えるが、英文診断書のお金までは所持していないとのことだった。ここで英文診断書は無料でいいよなどと言ってはいけない。医療機関でお金がないと言えばディスカウントしてくれるという誤ったメッセージを送ることになる。ここは患者サイドから結果を写メで撮らしてもらえたらそれでいいという話があったので、そのようにした。ここで終わりにしてはいけない。今回は日本の保険証を持っているのになぜ費用が高くなったのか?という彼女の疑問に回答しなければならない。そこで彼女に日本の保険証は症状があるとき、いわゆる病気の時に使えるのであって、美容整形とか今回のような各種の健診では使えないのだと話した。そしてその際の費用は同じ医療行為を行っても医療機関によって異なるということについても説明した。知らなかったと言っていた。
医療とは異なるが、つい先日のこと、タイのバンコクの地下鉄に乗った。座る席が空いてなく、立っていたのだが、次の駅で斜め前の席が空いた。私よりやや若い女性が前に立っていたのに座らない。私の方を向いてどうぞというポーズをする。タイ語でいやいやどうぞと言いながら、よくよく空いている席を見てはっとした。隣に座っているのがお坊様だった。一番端の日本でいう優先席で、タイでは高齢者や障碍者、妊婦だけでなく、お坊様も優先席の対象となっている。タイのような上座部仏教では女性がお坊様に触れてしまうと、それまでの修業が水の泡となってしまうと信じられている。ゆえにお坊様の隣の席が空いていたとしても女性は決して座らない。ぼーっと考え事をして忘れていた。
2026年02月28日
2026年2月28日土曜
posted by AMDA IMIC at 07:57
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