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2026年01月30日

2026年1月30日金曜

29日の患者総数は55人、うち外国人患者は6人、全体の10.9%を占めていた。
国籍別ではフィリピンフィリピン4人、ペルー1人、USA1人。
保険別では社保4人、生活保護1人、自費診療1人。
自費診療の1人は在留30年というフィリピン人女性、不法滞在ではない。どうして自費診療なのかを聞き忘れが、内容は保険外の医療ではない。しかし、このような事例があることに驚く。
先月末に受診したアフリカ某国の男性44歳について、県内の某病院から情報提供書の返事が届いた。彼がやってきた理由はED、10年以上前に事故で手術を受けてからEDになったようで、悩みは深いようだった。いろいろな病院を受診しても当時の手術の経過がわからないのでほぼ門前払いになるようで、手術を受けた某病院を受診しても10年以上の前のことで、すでにカルテが廃棄されていてわからないと言われたことがあるとのこと。
これではどこの医療機関を受診しても埒が明かない。彼の体には確かに手術を受けた手術創が背部に縦に2か所。術後、膀胱へ体外から挿入したカテーターを通して尿が出ていたというその創が臍の下方に一つあるので、大きな手術を受けたことは間違いないようであった。ペニスからの排尿は術後はなかったとも話していた。
今回は手術を受けた某病院の泌尿器科に、彼が自分が受けた手術について理解していないこと、そのためにどこの医療機関を受診しても相手にされないことなど書き連ねて彼に受診してもらった。あれだけ大きな手術を受けたアフリカの男性の事であれば、たとえカルテがなくても覚えている人はいるだろうと。
その返事が昨日届いた。フォークリフトを運転していて事故に遭って骨盤を骨折、2013年11月に整形外科で手術を受けたが、自然排尿もできなくなり、カテーターを挿入したとのことだった。EDはまちがいなく事故によるものであったそうだ。その後、シアリスなど試したが、効果はなかったとも書いてあった。
この返事ですべてに納得がいった。受けた手術に対しての彼の理解が薄いのか、あるいは言葉の壁でうまく伝わらなかったのか・・・
いずれにしても資料をいただけたことで一歩は前進したが、彼の悩みであるEDは治らないだろう。外傷による支配神経の損傷によるものだからだ。僕が気になったのは医療費についてはきっと労災で支払われたのだろうが、EDという外見からではわからない彼の永続的機能損傷について会社から補償金が支払われたのかどうかという点だ。
posted by AMDA IMIC at 10:16 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)