26日金曜の患者総数は59人、うち外国人患者は12人、全体の20.3%であった。
国籍別ではフィリピン6人、タイ2人、パラグァイ、ナイジェリア、ペルー、カンボジア各1人ずつ。
保険別では社保8人、国保2人、自費診療1人、生活保護1人。
フィリピン人女性58歳、今年の3月に内視鏡検査を行ったときには公的保険に加入していたのに・・・自費で受診、聞けば数か月前に職場を変えたそうで・・・それを契機に公的保険に加入していないとのことだった。社保なら職場で自動的に加入となるので、国保に加入する資格がありながら、加入していないということだろう。こういうケースは困る。公的保険に加入する資格がありながら、加入しない人が増えると公的保険制度の根幹にかかわる問題となりえる。公的保険への加入資格がある人は加入が義務なのであるから、現状のように罰則無き義務という性善説が前提のような考え方はやめるべきだろう。年齢が58歳、これから大きな病に倒れたらどうするつもりだろう。
パラグアイ人女性63歳、初めての来院。長野県から転居してきたのだと言う。高血圧等で通院していたようだが、紹介状も何もなし。院長がかなりの時間をかけて聞き取り、診察をしていた。
カンボジア人女性74歳、カンボジア人というより潮州人と表現したほうが正解か?
ポルポト政権下の原始共産革命で国を逃げ出し、運よく生き延びて日本に定住した1人。僕とは長年の戦友だ。今のタイとカンボジアの戦争を憂えていた。何の罪もない人たちが大量に殺された中を生き延びてきた彼女からみたら、人が殺しあう戦争はもうたくさんということなのだろう。診察の後、しばらく話をしたが、僕が知りなかった当時のことも詳しく教えてもらった。日本にやってきたばかりの頃のインドシナ難民の人たちは何がおこったのか、話すのを嫌がっていた。あまりにも悲惨な体験ゆえに、これはもしかして悪い夢か、朝になったらまた元の生活をしているのではないかと思っていたとも以前に別のカンボジア人から聞いたことがある。40年近い月日を経て、ようやく口にすることができるようになったのだろう。
2025年12月27日
2025年12月27日土曜
posted by AMDA IMIC at 16:10
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