11月最後の診察日、29日土曜日、患者総数は77人、外国人患者は25人、全体の33.3%であった。
国籍別ではフィリピン11人、ベトナム人8人、タイ3人、中国2人、ナイジェリア1人、
保険別では社保20人、国保2人、生活保護2人、自費1人
保険別を見てもわかるように、このクリニックの外国人患者はほぼ中長期の在留資格で滞在する在住外国人ばかりで、観光に代表されるような3か月未満の滞在だけしか認められない短期滞在者ではない。保険は世相も反映していて、日本人同様、一時は国保加入者が多かった。しかし、政府が一定の時間を働く非正規就労者にも社保加入を認める方向に舵を切ってから、これも日本人同様、社保加入が圧倒的に多くなってきた。この数字だけ見ていても、日本がすでに外国人の労働力に隅々まで頼り切っているのがよくわかる。
ベトナム人スタッフがやってくる土曜日なので、市内だけでなく、県央地域のベトナム人8人が来院したが・・・
15歳のベトナム人女性、日本に住んでいるベトナム人男性と母親が再婚したので、昨年の秋に来日。現在、2つ年下の学年、すなわち中学生になって勉強中という。体のあたらこちらに痛みが出現、両上肢、胸部から下腹部など、医学的にはつじつまが合わないことが多く・・・本人もつらいという。日本語がなかなか理解できず、学校では大変苦労しているらしいと聞いたが、本人は楽しいと言う。うつ状態ではないが、心療内科的な問題なのか、あるいは自律神経失調症なのか、いずれにしても昨年の後半に日本にやってきて大きく環境が変わったことが積み重なって症状を引き起こしている気がした自律神経用の薬を2週間だけ処方、2週間後のベトナム人スタッフがいてくれる日に再診してもらうことにした。彼女に限らないが、親の都合で結果的に翻弄されるこどもさんたちを何人、診てきたことか。
2025年12月01日
2025年12月1日月曜
posted by AMDA IMIC at 09:26
| TrackBack(0)
| (カテゴリーなし)