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2025年11月01日

2025年11月1日土曜

10月31日の患者総数は65人、外国人患者は14人、全体の21.5%だった。
国籍別ではフィリピン9人、ドミニカ2人、ブラジル、ペルー、USA各1人ずつ。
保険別では社保7人、国保4人、自費2人、生活保護1人。
自費のうちの1人は米国軍属の男性、この方は法律上、住民基本台帳記載の対象ではなく、したがって日本の公的保険に加入することはできない。もう一人のドミニカ人男性は不法滞在というわけではなく、自分の意志で公的保険に加入したくないということで加入していない。元気な時にも掛け金を支払うという我が国の公的保険制度の根幹を何度説明しても理解してくれない。無駄なお金は使いたくないということだ。今は不眠症程度だから自費でも支払えるが、大きな病気に罹患したらどうするつもりなのか? これは彼個人の問題というだけでなく、その時に受け入れる医療機関にとっては治療費の未納金を抱えるかもしれないので深刻だ。やはり公的保険に加入の義務について、罰則のない義務というのが一番の問題だと思う。
 久しぶりにフィリピン人患者と言い争いになりそうになった。60歳男性、前日、左の頸部の粉瘤の摘出術を局所麻酔下に行った。通常なら、仕事を休むような傷ではないのだが・・・一週間の休みが必要だという診断書を書いて欲しいと言う。またか・・・と舌打ちをしたくなる。こういう仕事の休み方をしていれば、日本では簡単に首になりかねないと心配するし、実際、仕事が長続きしない人たちもいる。診断書とは医師として知識をフルに動員して、専門家として、免許を賭けて書くものだ。外科医としてあの2cm程度の傷で一週間仕事ができないとは到底書けない。書けば医師としての僕の信用がなくなるだろう。だから書けないということを何度も何度もフィリピン人スタッフを間に置いて話しても、ただただ書いて欲しい、僕の診断書があれば休めるという。段々、腹が立ってきたが、そこで怒ってしまっては終わりと思い、がまんをしていた。最終的には土曜まででいいと言うので、そのように診断書を書いたが、不快感がずっと残った。
posted by AMDA IMIC at 14:34 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)