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2025年10月18日

2025年10月18日土曜

17日の患者総数は49人、うち外国人は10人、20.4%であった。
国籍別にはフィリピン3人、ナイジェリア2人、タイ、中国、ネパール、ペルー、ドミニカ各1人であった。
保険別では社保7人、国保1人、生活保護1人、自費診療1人であった。
診察していて一番困るのは心療内科的疾患というか、結論はそこに行きつくような患者だ。
 フィリピン人女性55歳、今年の初めにドバイからやってきた。ドバイに行ったのは、いわゆる出稼ぎであるが、割と大きな疾患で手術も受けている。ドバイの外国人受け入れというのは具体的には知らないが、充実しているらしいと感じた。2月ぐらいから、クリニックにやってきたと記憶しているが、生活習慣病の治療はともかく、ときどき、わけのわからないことになる。今回も生活習慣病で受診した際に右の脇腹に差し込むような痛みがあると訴える。触っても触らなくても痛いそうで、いわゆる自発痛だ。発熱はなし。顔をひきつらせ、いつでも痛いと訴える。始まりは数日前からとのこと。僕の部屋まであるくにも顔は苦悶様表情。診察しながら、考えてみた。すでに尿検査は終えていて異常所見なく、血液検査も一か月前に済ませていて、肝機能、腎機能にも異常なし。鎮痛剤が必要かと訊ねると、欲しいと言うので、痛みの性状からスコポラミンを処方した。僕が鎮痛剤は必要か?と訊ねるほどの痛み方というわけだ。発熱もないのではさらなる採血は無駄にも感じたので、施行せず。このあたり、すべて英語でも説明し、タガログ語でフィリピン人スタッフが補ってくれた。彼女が帰った後も気になって、頭の中には彼女のことばかり・・・
 昼休みが終わる直前、看護師がにこにこしながらやって来た。昼休みに近くのスーパーに買い物に行ったら、先ほどの彼女が両手いっぱいに買い物をして、フィリピン人女性と笑顔で歩いていた、それも彼女が追い付けないほどの足の速さだったとのこと。やはりヒステリーかと確信した。途中から、そうかなあとは思ってはいたが・・・地域の小さなクリニックゆえに気がついたのかもしれない。
posted by AMDA IMIC at 17:09 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)