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2025年10月16日

2025年10月16日木曜

10月14日火曜日は患者総数78人、うち外国人患者は21人、全体の26.9%だった。
 国籍別ではフィリピン13人、ネパール3人、ペルー2人、韓国、USA、スリランカ各々1人だった。
 保険別では社保15人、国保5人、生活保護1人であった。
フィリピン人男性46歳、前回、会社の健診の結果を持参してきた。最近、胸やけがひどく。胃酸が上がってくるという。半年前に内視鏡検査をどこかの医療機関で受けたらしく・・・しかし、持参してくれた健診結果には内視鏡検査についての記載がなかった。ただ、異状ないとだけ言われたとのこと。まずはプロトンポンプ インヒビターを3週間処方し、これで軽快しなかったら内視鏡検査を考えようと説明したのに・・・1週間でやってきた。具合に変化がないか、または悪化したのかと思い、心配した。話してみると、内視鏡検査の結果を見つけたので持ってきたとのことだった。たしかに異常所見はないと書かれていた。肝心の症状はというと・・・良くなってきたそうだ。しばらく、エソメプラゾールを継続してみようと思っていると伝えた。
 フィリピン人男性58歳、生活習慣病で長期に通院してくれていたが、仕事場の関係で通院しやすいところに転医したいと言う。そういうこともあるはずだし、彼ぐらい日本語が上手ならいいだろうと院長に紹介状を書いてもらい、送り出すことにした。もう、帰ってくるなよと・・・これは決して「嫌いだから来るな」という意味ではない。先方の医療機関に受け入れてほしいという意味だ。過去にこのようなケース、たくさん経験しているが、すぐに戻ってくる人たちが多い。診ないと言われたと訴える人もいると、行ってみたけど、やはり僕のクリニックとは違うと言う人もいる。違うとは外国人の受け入れに対する対応のことを指しているのだと思う。複雑な気持ちになる。
 韓国人女性60歳、以前に日本人のご主人の糖尿病治療薬をご主人の許可を得て、痩せるために飲んでいると告白した女性だ。その時には、理由をあげて内服してはいけないことを説明した。そして足りなくなった分、ご主人は自分の治療をどのようにしているのか?、これも心配になったが・・・ときどき、韓国に帰ってはプチ整形をしてくる。そして、今回、院長が診察しているので、2か月ぶりぐらいに受け受けで顔を見たら、げっそりと顔がこけている。とくに特定健診もがん検診も異状がないところをみると、もしかして例の糖尿病の薬を継続しているのか、あるいは痩せ始めたら止まらないのか・・・僕の目にはどうみても不健康に映るのだが・・・
posted by AMDA IMIC at 14:44 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)