理事長 Dr.小林米幸の独り言

案の定、9月25日の木曜日は受診者総数89人、外国人は17人で全体の19.1%だった。
　国籍別にはフィリピン5人、ペルー3人、ミャンマー2人、USA2人、韓国、タイ、インド、バングラデシュ、ネパール　各1人だった。
　保険別では社保10人、国保3人、生活保護2人、後期高齢者1人、自費1人だった。
　相変わらずというか、ユーチューブなど見ていると、外国人の保険診療等について移民問題にからめてフェイクニュースがあふれている印象がある。なんでも言ったもん勝ちみたいな風潮にはあきれを通り越して、いやになってしまう。物事を正確に伝えようという気持ちがそもそもないのだろう。注目されて、見た人が増えれば、収入も増えるという構造を変えない限り、そういう輩は罪の意識なく増え続けるだろう。
　私自身、現在の外国人の受け入れ方法には問題があるのではないかと以前から思っていた。受け入れるならある程度の生活の保障をしないと、治安が悪くなりかねないのも事実だろうし。このあたり、冷静な気持ちでの検討が必要だが、どうも昨今の動きはそうとは思えない。極論対極論が渦巻いていて・・・このような傾向はトランプ氏の二度目の出現やプーチンの戦争で堰を切ったように噴出してきた。この世の中、なにかがおかしい。