理事長 Dr.小林米幸の独り言

6月10日の患者総数は58人、外国人患者はわずかに6人、10.3%だった。
　国籍別にはフィリピン人3人、ペルー人2人、タイ人1人だった。
　公的保険の加入は社保3人、国保2人、生活保護1人。この生活保護の男性には近くに直系の家族が住んでいる。複雑な気持ちになる。こういうケースは日本人の場合も多い。
　YoutubeやYahooのニュースで外国人がからむ犯罪を見ない日がないといっても過言ではない。オーバーツーリズムに交通事故、オレオレ詐欺の受け子や強盗、そして外国人同士が被害者加害者になる犯罪など・・・この国の治安はどうなるのか?と心配になることもある。ヘイトの発言などYoutubeでいやというほど探せる。
Youtube等で注目を集めるほど、広告関係のお金が入る今のシステムは根本的に間違っている。フェイクなニュースや決めつけ、相手の人権を無視するような発言など・・人の心を傷つけ、死に至らしめても何を言っても自由なのだと言論の自由をはきちがえる人たちが闊歩する社会はまともな社会ではない。
日本はいま試されている。外国人に対しての我が国の法律は医療を含めて寛容だと思う。外国人が急増し、この寛容さを逆手に取るような輩がいるのも事実だ。あらためて、この国の外国人に対する法制度をいかに適切に整えるかが問われているのではないか。