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2025年06月03日

2025年6月3日火曜

2日の患者総数は57人、うち外国人は16人、28%を占めていた。
 とても不思議な一日だった。アメリカ軍基地関係の受診者が4人もいた。ハワイ出身の男性に日本人女性が付き添って来たが、その女性が教えてくれた。米軍基地内の医療施設は以前と異なり、数年前から軍に勤務する本人だけが無料で受診できるとのこと。要するに家族については無料ではない、それゆえ近隣の日本の医療機関で英語が対応できるところを探して受診しているのだそうだ。
 というわけで外国人患者の国籍はフィリピン6人、米国4人、ガーナ2人、ジンバブエ、ペルー、ベトナム、アルゼンチン各1人だった。
 米国籍の軍関係者4人を除く12人はいずれも日本の公的保険に加入していて、社保加入者が11人、国保加入者が1人だった。これだけの国籍の人が社保に加入している、すなわち事業所で常勤または常勤にかなり近い勤務状態の非常勤で働いているということになる。
まるで日本の社会状況をみているようだ。
 昨夜のテレビ東京の「主治医が見つかる診療所」で放映された内容、予告記事を読んでかなり心配していたが、しっかりとした内容に仕上がっていてほっとした。外国人も日本人も同じ地域に住み、同じように働いている人を差別も逆差別もないように意識して診る、そういうコンセプトが開設当初から変わらない、そして今後も変わらないであろうことにうれしさを感じる。
posted by AMDA IMIC at 10:54 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)