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2025年05月29日

2025年5月29日木曜

27日火曜日の総患者数は65人、うち外国人患者は14人、21.5%であった。
 国籍別にはフィリピン人5人、タイ人3人、ペルー人3人、ベトナム人、アフガニスタン人、バングラデシュ人各1人だった。
 アフガニスタン人は1歳男児、呼吸器系急性疾患で来院。新型コロナでもインフルエンザでもなかった。先々週よりタイ、香港、台湾、中国で新型コロナの患者が急増していて、タイなどは前週の二倍、亡くなっている方も多いと聞く。こういう波は少し遅れるが、必ず、日本に波及する。4年前のような大事にはならないだろうが、警戒が必要だ。
 ベトナム人女性22歳は子宮頸がんワクチンの予防接種で来院。なぜか、ベトナム人女性ばかりかなりの人数がやってくる。彼らのコミュニティで情報が伝わっているのだろう。
 ほかの12人はいずれも生活習慣病での来院。フィリピン人女性57歳は特定健診も同時に行ったが、約束の時間通りに来てくれてほっとした。
 タイ人が平日に3人やってくるというのも珍しいが、皆、そこそこ日本語が話せる。ただし、65歳の女性は理解力に大きな問題があり、本当はタイ語の通訳スタッフがいる土曜日に来てほしいのだが、やむをえない。
 14人のうち、社会保険加入が6人、国保加入が4人、生活保護が4人。生活保護受給者の年齢は56歳、65歳、68歳、76歳。このうち、日本に身寄りが全くいないのはその65歳のタイ人女性のみ。残り3人はごく身近に近親者がいるのだが、生活保護になっている。
posted by AMDA IMIC at 09:08 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)