22日の患者総数は67人、うち外国人患者は14人で20.8%を占めていた。
国籍別にはフィリピン人9人、スリランカ人、ナイジェリア人、アメリカ人、ミャンマー人、タンザニア人各1人。
保険の種類別には社保7人、国保6人、生活保護1人
特定健診の季節で朝から予約の患者を入れているが・・・昨日は中にフィリピン人が2人。約束通りの時間に来てくれないと検査が混乱すると心配したが・・・二人ともきちんと約束通りの時間に来てくれた。ほっとする。
タンザニア人女性37歳、胃がはっていて便秘ということで僕の診察にまわってきたが、よくよく聞くと、この3日間頻尿で一日20回以上トイレに行くという。排尿時痛や不快感はないとのこと。最初に検尿を行ったが、白血球もあまりなく、潜血反応もはっきりせず。とりあえず、セフゾンを処方し、尿の培養も提出した。また胃の張りや便秘についてかなり怖がっていて、理由を訊ねたら父親が便秘でおなかがはって胃がんで亡くなったからとのことだった。まずは緩下剤とジメチコンで様子を見ることにしたが・・・かなりの巨漢。BMIで32を超えていた。初めての外国の患者、それもアフリカとなると、なにか重大な疾患を見逃しているのではと心配になる。そしてこの体格。血液検査を勧めた。内容は肝機能、腎機能、脂質代謝について。採血がかなり大変で項目的にはここが限界という感じだった。開業当初、発展途上国からやってきた人たちを診ていて、かなりの寄生虫疾患を見つけた。こういう我が国の環境とは異なったところで育った方を診ると、ついついこういう疾患も気になってしまう。
ミャンマー人女性27歳、便秘、下腹痛で来院。話している内容がいまいち、はっきりしていないが・・・ボーイフレンドがいて生理が10日間遅れていると言うことだったので、便秘については浣腸を行い、婦人科の受診を勧めた。
2025年05月23日
2025年5月23日金曜
posted by AMDA IMIC at 08:49
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