20日の火曜日、外国人患者は12人、全体の16.2%だった。
目立つのは社保加入者の割合だ。12人中9人、年齢も0歳から69歳まで。0歳、1歳、10歳という感染症でやってきたお子さんたちを見るにつけ、家族での日本中長期滞在になっているわけで、本当にこういう事例が目立ってきたのはここ数年、コロナ以降のような気がする。実質、移民だろうと推察する。
残りの3人は国保1人、生活保護1人、そして自費診療が1人。
自費診療の方は近くの米軍基地からやってきた37歳の女性、最近、両鼠径部と臀部が痛いとやって来た。臀部は外側ではなく、内側が痛いような気がするとのこと。しばらくどのような検査をすべきか、あるいはどのように診療科が彼女に必要なのか、考え込んでしまった。
聞けば現在、生理中とのこと。痛みは以前にもあったが、今日が一番痛いと訴える。本人は尿検査をしてほしいと言うのだが、生理中で正確なデーターが出ないと話した。けっきょく、次週、生理が終わった後にもう一度来てもらって検尿を行なうことにし、説明を行った。彼女が帰ってからも頭の中はすっきりせず・・・過去に直腸がんで同じような症状を訴えてやってきた人がいたことに気が付いた。生理中と言われてひるんでしまったが、次回はよくよく声明したうえで鼠径部の触診、直腸肛門診は行っておくべきだろう。また、必要最低限は採血をしておくべきだったと後悔した。
2025年05月22日
2025年5月22日木曜
posted by AMDA IMIC at 13:27
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