4月になって最初の1日、2月の冷え込みだった。
来院患者総数は45人と少なく、外国人患者は15人、三人に一人が外国人患者だったということになる。
フィリピン人は4人といつもの日より少ない。女性58歳、発熱と呼吸器症状で来院、インフルエンザB型と判明、寒いためなのか、あるいはこれからインフルB型が流行るのか、この一週間の感染者の動向が大切となる。女性65歳、糖尿病にて通院中。診察の終わりに体重測定を行うのだが、笑いながら抵抗。前回と同じ74キロ台。やせたい願望がそもそもあまりないことが問題。
ペルー人は2人。二人とも生活習慣病で通院中。ともに日系人だが76歳の方は通訳ができるぐらい日本語が上手。66歳の方はスーパーで買い物するのもおぼつかない程度の日本語。今後、高齢化していくのにと心配になる。
タイ人も2人、生活習慣病で通院し始めて数か月の男性62歳、不法滞在ではなく、中長期在留資格を持っているというのに公的保険に加入せず。大きな病で入院、手術とかなった場合に医療費はどうするのだろうとこちらが考えてしまう。社会保険への加入資格があるのから事業所で加入させるはず。ということは国保の申請をしていないということなのだろう。国保の申請は本人が行わねばならない。ということは本人の加入意思の欠落により、医療機関で大きな未納をつみあげる事態も想定されるわけで・・・医療機関は全くの受け身と言うことになる。言うことを聞いてくれないのがやるせない。
アメリカ人も2人。米軍基地からの父親37歳と息子さん7歳、ともに自費診療。父親は生活習慣病で、息子さんは先週、高熱が出ていたようだが、ようやく収まって来た。
あとの5人はナイジェリア人男性45歳、カンボジア人男性30歳、インド人男性40歳、ブラジル人女性12歳、ドミニカ人女性68歳。インド人男性40歳は胃の症状で数年前に来院歴がある。今回も前回と同じような症状だとのこと、院長ではなく、僕にどうしても診てほしいと話していると受付から連絡があった。診察室で話を聞くと・・・たしかに胃の症状はあるのだが、問診していくとほかにもうひとつ診てほしいことがあるとのこと。排便時の肛門痛だった。診察の結果、内痔核と診断したが、若い女性の院長に診られるのは恥ずかしかったのだろう。
2025年04月03日
2025年4月3日木曜
posted by AMDA IMIC at 09:14
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