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2025年01月16日

2025年1月16日木曜

 発熱患者からの問い合わせが少し減ったかな?と感じたのが、先週の後半。昨日のインターネットニュースでもインフルエンザに罹患した患者数が急激に減って来たと報じていた。
このような全国的傾向はこんな小さなクリニックでの動向と直結している。
 フィリピン人女性48歳、発熱で来院、新型コロナもインフルも陰性だった。
 アメリカ人男性62歳、血圧が高いと北隣のS市から来院。自宅では最高血圧がおよそ140台の後半らしいが、かなり神経質になっている。気になると何度も何度も血圧を測定しているようだ。話し合った結果、弱い降圧剤をまずは処方、食事療法について話した。
 ドミニカ人女性48歳、発熱で来院。インフルエンザならどうしようと泣きそうになっていたが・・・新型コロナもインフルも陰性だった。普通の風邪と話すと笑顔になった。
 ペルー人のご夫婦、62歳男性と66歳女性、インフルエンザの予防接種に来院。今、流行しているA型には間に合わないかもしれないが、インフルにはもうひとつのA型とB型があるので接種を行った。
 ベトナム人の新生児男の子、風邪をひいたと母親が連れて来た。こどもを心配する母親の気持ちはどこでも同じ。
 タイ人女性49歳、朝からめまい、たちくらみがすると来院。日本人のご主人が付き添って来た。タイ語で診察。血圧を測定すると180/120、高血圧のためだろうと診断。まずはアムロジピン5mgを2週間処方、一週間後には空腹時採血のために来てもらうことにした。
タイ語で話していると、彼女が「タイ語で話してくれるから安心する。だから先生のところに来た」と言ってくれた。ありがたい。
 スリランカ人女性38歳、甲状腺機能亢進症で通院中。前回、空腹時採血をと説明しておいたのに、食べて来てしまったと言う。やむをえず、食後3時間で採血した。右の下腹部に痛みがあるのだと話し始めた。痛みはいつも同じだそうで、「ずっと昔からある」とのこと。本人と話していると、ご主人がわかりにくい英語で割り込んでくるので話が見えづらい。8歳のころに同じような痛みで、同国の病院で尿管結石と言われたと教えてくれたが・・・これが検査を行った結果なのか、外観から医師がそう思ったのか、まったく不明。検尿を行ってみたが、潜血反応はなし。緊急事態ではなさそうなのでこのままようすを見ることにした。
 アフガニスタン人女性24歳の前日の採血の結果を聞きにご主人が来院。Hg8.8でだるさを訴えていたが、13,2まで回復。最近、だるさは言わなくなったと笑顔でご主人が教えてくれた。最近、やけに信用してくれるようになったのはこれかと思った。
posted by AMDA IMIC at 09:15 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)