フィリピン系アメリカ人、米軍基地の中から来院。とくに悪いところはないが、しばらくぶりに血液検査を受けたいとのこと。米軍関係者は治外法権であるがゆえに何年日本に滞在していても住民基本台帳に掲載されず、したがって日本の公的保険には加入できずに自費診療となる。肝機能、腎機能、糖尿病関係、脂質関係の項目のチェックを行った。その昔、厚木米軍基地などは住所的にはサンフランシスコに所属するなどと聞いたことがあるが、真偽は不明だ。
フィリピン人4人はいずれも高血圧、脂質異常症で長期通院している人たちで、とくに変わったことはなし。
インドネシア人男性32歳、チャドルを被った奥様が同行してきた。奥様はなんとか日本語がわかるが、ご主人はわからず。二人とも英語は理解できると話すので、英語で対応した。前夜からの発熱と、咳、痰、咽頭痛。新型コロナとインフルエンザの簡易抗原検査を行った。結果はともに陰性。結果を告げるとほっとしたように笑顔。これで会社に行けると・・・証拠として検査キットの写真を撮影してもらった。これなら診断書を書く必要がなくなり、患者も余計なお金を支払う必要がなくなる。ITエンジニアだそうで、インドネシアからも肉体労働ではなく、こういう人たちがやってくるようになったのかと感慨深い。
2025年01月11日
2025年1月11日土曜
posted by AMDA IMIC at 09:12
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