昨日、日本医師会外国人医療対策委員会に出席。この委員会も発足して8年目、任期が1期が2年なので、委員を4期目続けてさせていただいていることになる。今期の検討タイトルは地域医療と外国人医療ということで、いよいよ本丸に近づいてきたような気がする。
こういうところで意見を言わせていただけることはありがたいことだ。看護学生や医学生に対する外国人医療に関する教育についても検討課題に入っていた。ここは本当に大切なことと思う。
1月7日は総患者数84人で外国人は12人と少なかった。
前日、発熱したスリランカ人男性に同国人の奥様とあかちゃんが同行してきて、男性がインフルエンザAと判明したので奥様とあかちゃんが心配と書いたばかりだったが・・・0歳のあかちゃんが発熱で母親が連れて来た。結果はインフルエンザA型。幸いにも症状は軽そうだった。
カナダ人男性22歳、体調が悪く、前日来院。新型コロナもインフルも陰性だった。帰宅直後から発熱したと来院。再度、両者の検査を行ってみたが、やはり陰性だった。通常の風邪として処方した。
ペルー人男性51歳。高血圧で通院中。血圧を計測すると・・・ 170/100と高い。すでに降圧剤を飲み切ってしまい、この数日は内服していないという。きちんと内服を続けてくれるように指示。そして・・・左の胸が痛い、背中まで痛くなる。前日は1時間半ぐらい痛かった。母親が心筋梗塞で亡くなったそうで、気になるそうだ。心電図を撮影してみたが、現時点では大きな所見はなかったが、念のために専門医を紹介した。
アメリカ人男性64歳よりファックスあり。年末に体調が悪く来院。高血圧だった。3週間分内服薬を処方し、1月9日か10日に空腹で採血したいとお願いしていたが・・・9日は都合が悪く、10日に来ますということだった。几帳面な性格なのだろう。ただこういう巻絡には感謝。
2025年01月09日
2025年1月9日木曜
posted by AMDA IMIC at 09:07
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