新年最初の診察日は思ったより患者数が少ないのが例年。年末年始の休みの途中で薬がなくなってしまっては・・・と12月来院時に多めに処方しておくからなのだが・・・
昨日は総患者数62人のうち31人が発熱患者、外国人患者総数は14人で、発熱者は3人だった。
ペルー人女性55歳、1月3日に休日夜間急患診療所を受診して検査の結果、新型コロナと診断されて来院。医師からかかけつけはどこ?と訊ねられて「コバヤシコクサイクリニック」と答えると、じゃ、そこでお薬もらってと言われたとのこと。本人談なのでこれが事実かどうかはわからないが、内服薬を処方した。
スリランカ人男性38歳、前日から38度台の発熱、あかちゃんを連れた奥さんのほうが日本語が上手で、いっしょに来院。検査の結果、インフルエンザA型だった。あかちゃんも奥さんも予防接種はしていないようで、この2日から3日の間に発熱する気がしてならない。
ペルー人男性59歳、呼吸器症状で来院。発熱は3日前に一回あったとのこと。新型コロナもインフルエンザも陰性。普通の風邪と説明して内服薬を処方した。
フィリピン人女性からフィリピン人スタッフに電話あり。元旦から発熱していたが、会社がインフルエンザや新型コロナではなかったのかどうか、そうであれば出社できないので医療機関で検査を受けてこいと言われたとのこと。すでに6日も過ぎているので新型コロナの簡易抗原検査もインフルエンザ抗原検査も、たとえ陽性でも検査で陽性と判定できる期間を過ぎている可能性が高い。確定診断を求める会社の要求に応じて、その診断だけにやってくる人もちらほら見受けられる。ただし、一週間を経てしまうと、彼女のように確定診断ができなくなってしまう。会社もそのあたりの事情をよくわかってほしいし、五類感染症に対してどのように対処すべきかも理解して欲しい。彼女には会社の関係者からこちらに電話してもらうように、電話が来たら説明するからと話したが、会社からの問い合わせはなかった。
ナイジェリア人のあかちゃん0歳、前回、体の湿疹で来院。小児科で塗り薬を処方したところ、ずいぶんよくなったが、薬がなくなったと来院。
タイ人女性57歳、高血圧で通院中。最近、血圧が高く推移している。体重を減らしてと頼んではいるのだが、どうやら増えたらしく笑顔で少しお小言。怒っているんじゃないよ、わかってねという笑顔。
2025年01月07日
2025年1月7日火曜
posted by AMDA IMIC at 09:00
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