コロンビア人女性82歳、数日前に準緊急で上部消化管内視鏡検査を予定した。この方の直前の検査予定の日本人が連絡なくすっぽかしたので、不安に思いつつも待っていたら、時間通りに来てくれた。あたり前のはずだが、感謝。咽頭麻酔だけで内視鏡を挿入。心窩部に痛みではなく、不快感があり、このあたりが・・・と上から下に向かって手でなでまわしていたので、潰瘍やがんではないだろうと推察はしていたが・・・思った通り、食道裂孔ヘルニアに伴う逆流性食道炎の所見があった。プロトンポンプインヒビターを就寝前に一日一回、一回一錠を内服してくれるようにと頼んだ。忙しくても言葉足らずになると適切なる継続的な医療ができない。ひいては彼女にも迷惑をかけてしまう。下手なスペイン語だが、食道裂孔ヘルニアがなぜできたのか、そしてそのために逆流性食道炎が発生したこと、さらにいつまで薬を続けるべきなのか等、十分に時間をかけて説明した。
フィリピン人男性36歳、足首が痛いとやって来た。前回は本年の2月ごろに痛風発作で来院。痛みが取れたあとも尿酸値10.0だったので、フェブクソスタットの内服が必要と説明していたのに・・・数回の診察で、その後は来なくなってしまった。そして今回の件。痛風の再発作だ。血中尿酸値と直接的な関連はないが、再度、どうして通院が必要になるのかを説明した。
フィリピン人女性45歳、高熱で来院、呼吸器系症状あり。はあはあと肩で息をしていた。新型コロナは陰性、インフルエンザA型が陽性。そのための処方を書いていると、いつもの薬も欲しいという。見れば高血圧で降圧剤を一か月分処方したのが10月下旬、とっくに内服し終えているはずだ。注意しながら血圧を測定したら上は160、下は100だった。たしか、糖尿病もあったはずと確認してみると、同時期に処方した後は来院していない。なぜなのかを訊ねたら、前回の診察のときに採血し、血糖値もHbA1Cも正常範囲内と言われたから内服を辞めたとのことだった。絶句。彼女に「今日は僕は怒るよ、自分の患者さんにはみな元気でいてほしいから、患者さんを愛しているからだよ」と前置きして、彼女の目を見ながら説教した。インフルエンザがよくなったあとに空腹時採血を行うために来院して欲しいと話した。
2024年12月14日
2024年12月14日土曜
posted by AMDA IMIC at 08:57
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