ペルー人女性61歳、高血圧で来院。日系人だが、別の国籍のご主人が仕事のために遠方で働き、彼女はご主人の母親の世話をし、子育てしながら働いていた。そのご主人の母親は両親が日本からの移民で、国籍こそ日本ではないが、顔はまったくの日本人。この母親が認知症になり、思ったことが口をついて出るようになり、彼女の国籍のことなど、ののしるようになり、精神的に追い詰められてやってきた「昔」を思い出した。とらえどころのない症状で、寡黙な彼女がますます寡黙になり、その分、体に異変が起きていた。今は自分のことだけを心配していればいい環境になったようで、ほっとした。
ペルー人女性76歳、内視鏡検査を行っているときにいらっしゃったようで院長に診察をしてもらった。ちょうど検査が終わったころ、看護師が僕を呼びに来た。患者の娘さんが僕がいないので探しているみたいだという。診察室に行ってみると、長女が立っていた。50歳をすぎて、どういういきさつなのかは知らないが、結婚して米国に渡ったとのことだった。元気な顔を見せてもらって感謝。
ナイジェリア人男性54歳、かなりの心配性で、いつもあっちが具合が悪い、今度はこっちだといろいろと話してくれる。ときどき頻脈になるらしい。心電図を見ても問題はなかった。過去には数回、専門医を受診したこともある。日本語が上手なのに、決して診察室では日本語を話そうとはしない。こちらが英語で話してしまうためだ。昨日は彼の日本語力をためそうと、途中から日本語で話し始めたが・・・面食らったようで、笑い転げていた。日本人の奥さんと日本語でけんかするのだから上手なわけだ。
2024年09月27日
2024年9月27日金曜
posted by AMDA IMIC at 09:07
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