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2024年06月10日

2024年6月10日月曜

 8日の土曜日、小児科は朝から予防接種で受診した外国人の家族を含め、外国人患者がたくさん。僕のほうは14人。
 ペルー人男性60歳。高血圧で二か月に一回通院中。僕が他の患者の内視鏡検査を行っている間に現院長が診てくれた。内視鏡検査を終えて診察室に戻ってくると、僕の姿が見えなかったし、初めて院長の診察を受けて、僕はどうしたのか?と彼が心配していたと看護師から聞いて・・・待合室で会計を待っていた彼を呼んでもらった。ありがたいことに、院長が交代したことを告げると、今後、自分たちはどうしたらいいのか?と戸惑った表情で訊ねる外国人患者が多数いる。どうやら僕の身を案じてくれているのではなく、今後の自分たちの診療を心配しているようなのだが、ほかに行くところがないからここにいると話すと安堵の笑顔を見せてくれる。僕の今までの医療が完璧であるとか、すばらしいとか思っているわけではないが、もしかしたらなによりの勲章かもしれない。
 タイ人女性77歳、いつもの高血圧などの診察のあとで、持ってきてくれた山のようなタイ料理を取り出した。というより専用のバックがパンパンで臭いと併せてすぐにそれとわかる。診療後のスタッフの昼ごはんとなった。ありがたい。
 ペルー人女性82歳、高血圧で通院中。日系人であるが、日本語では意思の疎通ができない。ゆえに何かを説明しようとすると僕のいい加減なスペイン語では理解できないところがあるらしく、不安そうな顔つきになってしまう。前回の血液検査の結果を説明したが、今回はよく理解できたようで、肝機能、腎機能、血糖値、脂質代謝関係などの項目にひとつも異状がないことを話したとたんに「何も異常がなかったのね、先生」とスペイン語で語りかけてきた。そう、異常はなかったと返すと、見たこともないような満面の笑みでよかったあと一言、手を握ってくれた。
 金曜に他院で肝機能の数値が悪いと指摘されてやってきた若いフィリピン人男性、結果の一部が戻ってきたが、やはりs-GPTだけが200を超える異常値だった。あとは肝炎関係の項目の結果が今日明らかになるはずなので、結果を見て治療を考えたいと思う。
posted by AMDA IMIC at 08:51 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)