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2024年05月11日

2024年5月11日土曜

 火曜日に胃が痛いと母親とやってきた中国人男性、内視鏡を準緊急で行ったが、異常なし。その直後の診察で母親が心配するほど、酒を飲むということが判明。本人は飲んでいないと言い張るが、母親の発言内容からは尋常な飲酒量ではないことが想像できた。そこで採血したところ、木曜になって結果が判明。S-GPTやγ-GTPなどの肝機能を表す数値が300以上の高値であることがわかった。早く伝えようと母親のカルテ、本人のカルテに記載された携帯番号に電話したが、どうやら使われていないらしく、通じない。今日土曜日に来院しなければ、どうすべきか考え込んでいる。外国人患者についてはなぜか、携帯電話番号が日本人に比較して短期間で変更になる人が多い印象がある。しばらく受付も油断をしていたかもしれない。毎回の受付の際に「今、連絡が取れる携帯番号を」と話さなければならないだろう。
 フィリピン人女性64歳、とうとう恐れていたことが・・・高血圧で通院中。しだいに体が肥大化していき、日ごろから血圧の関係からも痩せるようにとは話していた。今週になり、両ひざが痛くて仕事を休んでいるという。あの体形からは将来、体重が膝にかかって、膝が悲鳴をあげて歩けなくなるよと「警告」していたのに。日本のごはんがおいしくて白米だけで何杯でも食べられると話す。日本の農家の人たちの努力の賜物で、日本の米がおいしいというのはフィリピン人からは例外なく聞かれる。このように膝が痛くなってしまうと、運動して痩せなさいとはもはや言えない。運動すると膝がもっと痛くなるからだ。よく、病気が一つの場合は治るが、二つ以上の場合は治らないと言われる。理由は一方の病気を治すためにすべきことが、もう一方の病気にとっては悪化の要因となるからだ。これとよく似ている。体重を減らすために運動をしないさい、でも両ひざが痛いからできない、というように。残る方法は強い意志を持って食事制限をすることだが、彼女たち、これは全く行う気がない。いや、行えない。こんなフィリピン人がこれからも増えそうで心配している。
 ペルー人女性47歳、先週あたりから胸が苦しい、目がズキンズキンすると来院。呼吸音は問題なく、血圧を測定すると150/110、母親と兄弟の一人が大動脈瘤と診断されているそうで、自分も大動脈瘤があるのではないかと心配してやってきたことがわかった。胸部レントゲン写真は全く問題なし。降圧剤を10日分処方、念のために次回、空腹で来てくれるように頼んだところ、朝から何も食べていないと話すので、採血させてもらった。
posted by AMDA IMIC at 07:51 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)