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2023年12月26日

令和5年12月26日火曜

 昨日、僕が診察した発熱患者のうち、A型インフルエンザ陽性の方が14人。小児科で診察した陽性者を併せると24人。A型インフルエンザの患者数が爆発的に増えている気がする。普通は学校が冬休みに入ると、感染はやや収まる傾向になるのだが、今年に限ってはそうではないようだ。みんなが感染症に弱くなったということなのか・・・急性感染性腸炎の患者も一日で4人。なにかが変だ。
 南隣のF市に在住のベルー人夫婦。いずれも発熱、いずれもA型インフルエンザ陽性。内服薬の処方と今後の生活についての指導。
 ベルー人女性75歳。心筋梗塞で市内の循環器専門病院を受診してなんとか乗り越えた方。状態が落ち着いているのでいつもの高血圧の診療に際して、内服薬の処方を頼まれている。ようやく年末までがんばったねと同行の家族と話した。来年もよろしくとあいさつされたが、こちらの体力等を考えるといつまで「来年も・・・」とあいさつを受けることができるのだろうか。
 発熱しているフィリピン人女性21歳、男性20歳を連れてフィリピン人の母親が来院。まずはお子さん二人の新型コロナ、インフルエンザの抗原検査を施行。弟は陽性、姉は陽性反応は出なかったが、感染している可能性が極めて高い。姉がどうしよう?と不安げな顔つきでつぶやくので、理由を訊ねると・・・いま、大学の看護学部の3年生で、あすには実習が入っているのだそうだ。実習に行っていいわけがないことを説明、そしてインフルエンザの場合には普通の風邪とは異なり、休み扱いにはならないことを伝えて、まずは担当教員と連絡を取ってインフルエンザに感染していることを伝えるようにと話した。この姉は母親からしっかりタガログ語を学んでいて、将来、さらに国際化が進む時代の医療に欠かせない人材になる気がする。
 フィリピン人女性57歳、食欲がない、体がおかしいとやってきてから早や2週間。引き金になったのが好きだったフィリピン人男性に「振られた」からというのはフィリピン人スタッフから聞いて知っている。せがまれて行った採血の結果を説明した。肝機能、腎機能、血糖値は異状がないが、中性脂肪は正常範囲の上限をかなり上回っている。血圧もまったくの正常範囲内。これで納得して帰ってくれるかなあと思ったら・・・食べられないので点滴をしてほしいと言い出した。食べられないというのだから、拒否をする理由はないが、どうみてもどこかに大きな病気があるとは思えない。いよいよ、心療内科の出番かもしれない。
posted by AMDA IMIC at 09:12 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)