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2023年12月21日

令和5年12月21日木曜

 インドネシア人女性24歳、発熱と呼吸器症状で来院。日本語がとても上手。一昨日に新型コロナ陽性と診断したインドネシア人女性と同じ部屋に住んでいるという。念のためにインフルエンザも含めて検査を行ったが、新型コロナが陽性だった。11月の新型コロナ陽性者は9人、10月が27人、12月は20日の時点で21人、やはり増加傾向はまちがいない。
 ペルー人男性65歳、すごく心配性。3日前に発熱と呼吸器症状でやってきて、新型コロナとインフルエンザの抗原検査を施行。ともに陰性。風邪と診断して症状に合わせた内服薬を処方した。まだ、発熱があり、症状も改善しないという。新型コロナやインフルエンザは重い病気で治るのに時間がかかり、風邪ならなんてことはない病気ですぐよくなるはずと思い込んでいるようなので・・・単なる風邪の場合は症状に合わせた内服薬を飲むしかないので、人によっては治るまでに時間がかかる、インフルエンザはオセルタミフルやゾフルーザやリレンザというインフルエンザウィルスを直接やっつける薬があるので、はじめは症状は重くても、治るのはむしろ早い傾向があると話した。それでも納得してくれず、渋々、再度新型コロナとインフルの抗原検査を行ったところ、やはり陰性。ようやく納得してくれた。
 ドミニカ人女性53歳、8月に採血し、血糖値、HbA1Cを検査して、まったくの正常値だった。今回は喉がかわくというようなことを言い、「兄弟5人のうち、自分以外の4人がみな糖尿病なので糖尿病の検査をしてほしい」と迫って来たのが数日前。このような勝手な思い込みで保険診療を行うのは医師として本意ではない。上のペルー人男性の件もそうだが、医療費の無駄遣いと思う。4か月前の血糖値とHbA1Cの値は正常上限に近いのではなく、まったくの正常値だった。それが4か月で口喝を訴えるほどの糖尿病になっているとは通常は考えられないからだ。数日前にやってきたときに何を言っても納得しないので、やむを得ず、検査。結果を聞きにやってきたのだが、今回も案の定、ともにまったくの正常値。データーについて説明し、糖尿病はないと話すと首をかしげて納得できない様子で席を立って行った。このようなケース、文化や考え方のちがいというより、日本に比較して健康や病気に関する個人の知識に差が大きいということなのだろう。
 南アフリカ出身の白人男性27歳、発熱で県内の比較的遠方より来院。検査結果は新型コロナもインフルエンザも陰性。どうしてこんなに遠くまで来たの?と訊ねたら、近くで英語が話せる医師を探したら見つからなかったからと答えてくれた。そんなはずはないのだが・・・県のホームページにアップロードされている医療情報とは異なるということか、あるいは日本語で書いてあるために彼らには理解できないということなのか・・・なんだか申し訳ない気分になった。そもそも、外国語対応ができるのかできないのかということが日本語だけで記載してあるなら、だれのために書いてあるのだろう?
posted by AMDA IMIC at 09:03 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)