• もっと見る

2023年12月18日

令和5年12月18日月曜

 16日土曜日も外国人患者多数。僕が診察しただけで18人、小児科を加えると30人ははるかに超えていた。
 ベトナム人男性35歳、研修生か実習生らしい。南隣のF市から来院。雇用主が心配してついてきた。事前に彼の問題は聞いていた。健診を受けたところ、胃の透視で胃の上部に粘膜下腫瘍があるのではと診断され、内視鏡検査を受けたいとのことだった。というわけでわざわざベトナム人スタッフがやってくる土曜日に内視鏡検査を組んだ。咽頭麻酔だけで十分、検査ができた。指摘部位を含め、よく観察したが、粘膜下腫瘍はなし。とくに異常なことはなし。検査中、雇用主にも検査室に入ってもらい、画像を直接見て確認してもらった。検査後、本人に画像を見てもらいながら説明。なんでもない、心配ないと話すとようやく笑顔になった。
 フィリピン人男性34歳、以前からかなりの心配性であったが・・・今回も胸が痛いと来院。血圧は異状なく、脈拍も正常、胸部写真も異状なし。気になることがあると胸が痛くなると自分でも話していた。処方はせず。
 台湾人女性79歳、夏ごろだったか、ご主人が他界。精神的にはようやく落ち着いてきたようだが、ご主人の世話という生き甲斐がなくなったためか、少し認知症的なところが見られてきて、心配。
 フィリピン人女性58歳、高血圧と糖尿病で県央のA市から定期的に受診している。お正月を前に春巻きを大量に持ってきてくれた。ただし、揚げないと食べられないそうだが、くださったその気持ちに心から感謝。病状も落ち着いている。似たような名前の人がいて、その話をしたら、ベトナム人スタッフから一言。ベトナム人患者を33年近く診てきた僕には衝撃的な一言だった。似たような名前、それは一つはベトナム人の苗字が日本人ほど多くなくて、グエンやトランが代表的。そして「バン」は男性を表し、「ティ」は女性を表すということ。だから女性に「トランティ〇〇」、男性に「グエンバン〇〇」のような名前が多い、すなわち似たような名前が多いということなのだそうだ。
 台湾人男性29歳、便といっしょに血液が出たと来院。以前も内痔核で診察したことあり。肛門鏡を使って拝見するとやはり内痔核がかなりあり。便は便で出て、血液はそれに付着しているとのことで肛門のすぐ近くから出血していると判断。直腸指診でも異状なく、内痔核として治療を開始した。
 ドミニカ人女性53歳、久しぶりに理論が通じない人を説得する難しさを感じた。甘い物を食べた後に冷や汗が出る、めまいがする、兄弟5人のうち、一番下の自分を除く4人が糖尿病なので自分もそうにちがいないと言う。実は8月にもその前は2月にも採血していて、その結果は血糖値が100以下、HbA1Cも5台とまったくの正常範囲内。体重も変化なし。糖尿病に違いないと主張する。なんとも説得しようがないので、空腹時であることを確認して採血した。
posted by AMDA IMIC at 10:10 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)