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2023年12月02日

令和5年12月2日土曜

 ・ペルー人のご夫婦、隣接した市から来院。どうも彼らの生き方には共感できず。毎回の診察のたびに複雑な気持ちになる。
 ・ペルー人女性65歳、いつもの診察ではなく、わざわざインフルエンザの予防接種のために来院。予防接種も事前に電話で問い合わせて予約してくれた。一生懸命働いている姿を見ると、できるだけのことはしてあげたくなる。夕方になり、事務スタッフが接種の用紙がまちがっていたと正しいほうを持ってきた。見ると65歳以上の市民用の用紙だった。ことし、65歳になったので、市からの助成があり、窓口での自己負担は1500円となる。それで用紙も異なるのだが、どうしてまちがいに気がついたかというと、本人は1500円で受けられると思ってやってきたのに、通常の費用を請求されたために一度は支払ったものの、やはりおかしいと思って電話で問い合わせして来て、こちらの事務スタッフが気がついたという申しわけないまちがいだった。その後、本人がやってきて窓口で返金をしているやりとりが聞こえてきたが、このようなまちがいはしてはならないことだ。
 ・フィリピン人女性52歳、インフルエンザの予防接種に北隣のS市から来院。彼女はなにか体に問題があると、ときどき訪ねて来る。昨日はフィリピン人の33歳の男性と29歳の女性、そしてあかちゃんがいっしょだった。彼らもインフルエンザの予防接種を希望しているのだという。診察ではないので保険証の有無は関係ないが、念のために訊ねてみると加入はしていないとのこと。「ファミリービザで私が呼んだの」と話す。ファミリービザなどという名称のビザはないので、たぶん、親族訪問ビザで来日中という意味だろう。有効期間は3か月以内。ゆえに住民基本台帳には記載されず、在留カードもないし、日本の公的保険にも加入できないというわけだ。それでもインフルエンザの予防接種をしておこうという考えに至ったのは、現在流行中であることと感染した場合の医療費が自費診療になり、高額になることを恐れてのことだと思う。まちがった考えではない。
 ・フィリピン人女性66歳、診療終了時間5時の10分前に飛び込んできた。米国に住んでいる親族を訪問した直後から呼吸器感染症の症状があるのだが、すでに一週間を経過しているという。いまさら新型コロナやインフルエンザの抗原検査を行っても時間が経過しすぎて正しい結果は出ないだろう。新型コロナのPCR検査を行えば、新型コロナに罹患していたかどうかは判明するが、すでに自宅療養推奨期間もすぎているので、検査せず。通常の対症療法を行った。
posted by AMDA IMIC at 10:04 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)