ドミニカ人女性52歳、新型コロナ抗原検査陽性。発熱はごく軽度。陽性と話すと驚いていた。
ぺルー人女性81歳、高血圧で通院中、日本語がわからないのと耳が遠くなってきているためと思うが、いつも受付で「薬」とだけ言うらしい。処方してあげるのだが、気になってしょうがない。こういう医療を忙しさにかまけてしていてはいけないと自分を戒める。
ベトナム人男性20歳、技能実習生。前日より「体の具合が悪い」と訴えていると受け入れ会社の女性が付いてきた。クリニックの外で新型コロナの抗原検査を行った。結果は陰性。
外で待っている間もずっとスマホでゲームをしているとスタッフが教えてくれた。陰性と判明してからクリニックの中で説明。熱中症を疑い、点滴をすることを説明、納得してもらった。付き添って来た会社の女性にいろいろと話しを聞くと・・・・受け入れてから、よくわからない体調の悪さやなんで?と思うような理由で仕事を休む人が多くて、どうしていいのか、困っているということであった。僕からみると、「よくある話」だが、日本の受け入れ側の会社としてはどうしてよいのか、わからないのだろう。仕事に対する考え方などなど、技能実習生が日本にやってくる前に、現地でオリエンテーションを行う中で彼らにわかってもらわねばいけない内容だと思う。すなわち技能実習生制度という制度の根幹の問題ではないだろうか。制度を民間の委託事業にするとあやしげな制度で終わってしまう。日本の就労人口がさらに少なくなり、外国人労働者に頼ることが多くなるというのに、こんなやり方でいいのだろうか。
2023年07月11日
令和5年7月11日火曜
posted by AMDA IMIC at 12:33
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