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2023年07月06日

令和5年7月6日木曜

フィリピン人女性45歳、久しぶりに来院。かかとが痛いと言う。痛風?と心配しているが、明らかにちがう。整形外科の領域の病気で僕が診てさしあげられる領域のものではないと思うので、整形外科を受診するようにと話した。彼女の考えでは、自分でもどこを受診してよいのかわからなかったので、とりあえず、僕のところに来たということだった。このようないわゆる「とっかかり」にと、僕のクリニックを受診する外国人は少なくない。たしかに何の専門家を受診してよいのかわからないし、直接、専門家と思われるところを受診しても、言葉が通じるとは限らない。このような場合、話だけ聞いて、〇〇先生のところへ行ってごらんで患者が納得してくれる場合は費用を一切、いただかない。事務からはまたですか、先生的に愛想が尽きたような反応をもらう。だって会って話して時間を使ったのでしょと。それでも「これは〇〇の分野で〇〇先生のところに行ったら」でお金をもらう気にはなれない。これは日本人患者に対しても同じ。その代わり、申し訳ないが、こういうケースでは紹介状も書かない。紹介状を書くということは診察したことになり、初診料をもらわなければならなくなるからだ。こんなことを33年も行って来たわけだ。ちりも積もれば山となるのだろうが、地域の方々に愛されているからこそ33年も続けてこられたわけで・・・・恩返しの一種というべきか?
 アルゼンチン女性57歳、新型コロナの抗原キットで陽性。発熱もごく軽度、えええええっと驚いていた。
posted by AMDA IMIC at 09:29 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)