• もっと見る

2022年12月09日

令和4年12月9日金曜

フィリピン人女性48歳、高血圧と転換で通院中。てんかんがあるというのに、しばらく来院しないときがあり、心配してしまうが、最近は心配するだけ疲れると悟り、やめた。天真爛漫といえばよいのか、なんといえばよいのか、特定健診の予約を取っておいて二回すっぽかした。来ないとわかっていたならほかの人の特定健診を入れてあげられたのにと残念だ。
昨日も、「ドク、ごめんね、ほほほほほ」と悪気がないというのか、なんというのか。昨年の10月に左の上腕から胸にかけて熱湯をこぼして熱傷で一部は三度のケロイドとなっていた。入院しての処置を勧めたり、早期の皮膚移植を勧めたのだが、すべて拒否。とりあえず、皮膚がドライになるまで3か月以上の時間を要してしまった。それも少しよくなってくるとこちらの指示通りには通院してくれない。熱傷の外来処置には期限が設けられており、それを超えてしまい、その分についてはレセプトに追記を書いたのに、すべてカットされてしまった。こういう自分の再度で気をつけていてもどうにもならないことでカットされてしまうのは納得がいかないというか、どうにもこちらには責任がないのでいらいらしてしまう。この「いらいら」が彼女には通じない。診療とは忍耐なのか?
posted by AMDAcenter at 09:05 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)