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2022年11月26日

令和4年11月26日土曜

川崎市からやってきたフィリピン人男性25歳、少し日本語が話せるフィリピン人の若い女性が付いてきた。症状は咳と鼻水、6日前ぐらいから続いているのだという。発熱はないが、発熱を伴わない人で新型コロナの抗原テストが陽性という人をかなり診ているので、今や、発熱していなくても新型コロナを否定することができない。6日前からとなると抗原テストではもはや反応が出ないかもしれないので、PCR検査を勧めた。が、明らかに不満そうな態度。明日の朝と夕方に外せない仕事があるのだと言う。だが、もしも新型コロナに感染していれば、外せなくても外さなければならなくなってしまう。風邪薬が欲しいと思ってやってきたのか? 結局、川崎市で検査をすると言って、そのまま帰って行った。
 こんな事例が出てくるのも、新型コロナウィルス感染症の症状がかなり軽くなってきたからだろう。2年半前に日本に初上陸したころとは明らかに重症度が異なるし、2月の第6波のときとも違う。もともと、コロナウィルスはいわゆる風邪の原因ウィルスなのだから、風邪と見分けがつかなくなってくるのも当然だ。新型コロナウィルス感染症をいつまで2類感染症に据え置くのかということは、このブログでも、たぶん第6波が収まったあたりから書いてきたと思う。昨日の夕方のニュースを見たら、厚労大臣が2類から5類への変更について検討をするように専門家に依頼するとのことだった。ようやくか?とも思ったが、最初の感想は日本政府の腰の重さだ。世界中で新型コロナに対する対応が軽くなっていく中、2類感染症扱いを貫き、世界中の軽い対応で新型コロナウィルス感染症の広がりが確認できないことを十分に確認したうえで、時間に時間をかけて慎重な上にも慎重に・・・ようやく、5類感染症への変更検討を始めるなんて・・・検討を始めたら「ノー」などという結果は今では出まい。医学的な証拠の上に政治がもっと早く大胆に方針を決定していたら、日本の医療も経済も人々もこんなに痛い思いをしなくてもよかったろう。伝統的なやり方だが、こういう手法に激動の瞬間を切り開いて乗り切る力があるとは思えない。
posted by AMDAcenter at 08:08 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)