• もっと見る

2022年09月15日

令和4年9月15日木曜

フィリピン人女性42歳、2日前から発熱と咳があり、横浜市から来院。新型コロナの感染はまちがいないか?という症状であった。クリニックの外に出て本人と会ってみると、かなり元気。抗原検査の結果は陰性。2日を経ていたこともあり、PCR検査は追加しなかった。午後になりベトナム人女性36歳、同じく2日前からの発熱で来院。発熱だけでほかに症状はないとのこと。今は熱も下がっていると言う。抗原検査を行ってみると、すぐに陽性反応が出た。住まいは横浜市都筑区、ここまでどのようにしてやってきたのかは聞きそびれた。どのように帰宅するのかを確認すればよかった。外国人感染者の中にはかなり遠方からやってくる人がいて、陽性と判明してからはタクシーにも電車にも原則は乗れないので困ってしまう。かと言って歩いて帰れる距離ではないし、このようなことを保健所に訊ねても答えてくれるはずもない。やむをえないので、マスクを二重にして電車なら一番すいている車両に乗り、決して話したりしないように指導するのだが・・・だから、こんなことがないように外国人発熱者も日本人同様、地域の中で診てあげてほしい。仕事は大和市内。数週間前にやってきて抗原検査が陽性だったベトナム人技能実習生と同じ職場とのことだった。かなり発熱者自体が減少してきたという印象だったが、この日は先週からの中では一番発熱患者が多く、陽性者も7人であった。今日のニュースではWHOの例の事務局長が新型コロナについては世界中の一日の死者数などから、終息のめどがついてきたと語ったとあった。これ以上、変異株が出ないことを祈る。これからは毎年、秋になるとインフルエンザとCOVID-19の二つのワクチン接種を行うのだろうか? 医療機関にとっても接種を受ける人にとってもかなり大変な作業になるだろう。
posted by AMDA IMIC at 07:37 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)