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2022年06月27日

令和4年6月27日月曜

先日、軽度の発熱と体調の悪さで実習先の方に付き添われてやってきたベトナム人の実習生27歳、新型コロナの抗原検査は陰性だったが、顔つきを見ても不安そうで落ち着かず。寝られないらしいと会社の方が話していた。25日の土曜日はベトナム人スタッフが来てくれる日なので、この日に再度来院してもらい、ベトナム人スタッフに間に入ってもらい、何がどうなっているのかを聞き取りたいと思っていた。前日に電話があり、会社の方は用事があって来られないというので、むしろ好都合かなと考えた。朝10時過ぎに彼は一人でやってきた。明らかにおどおどしていて落ち着かない。訴えるような目をしている。ベトナ人スタッフには診察室に入る前に事情を聞いておいてもらった。すると・・・ベトナムにいる彼の父親が糖尿病がひどくてかなり危ない状態であり、弟は先天的な体の障害があり、父親の面倒を見られず・・彼の婚約者という女性も家を出て、姿をくらましてしまったということ。だから11月の実習の終了を待たずに帰りたいとのことだった。会社には何度もすぐに帰りたいことを伝えたが、11月までのことだからととりあってくれないという。こういう事情がきちんと伝えられなければ、会社としても単なるホームシックと考えるかもしれないし、政府に提出する報告書に一名、途中で帰国とは書けないのだろう。きっとこの会社の評価に影響するにちがいない。帰国をさせなければ彼の精神衛生上もよくないし、なんらかの形で帰国した後、日本が嫌いになるにちがいない。会社の方とは29日の月曜にクリニックにやってきて事情を話し合うことになっているので、強力に帰国の手続きをすぐに取るように話すつもりだ。一時しのぎとは思うが、睡眠導入剤と安定剤を処方して渡した。この一件だけで言い切ることはむずかしいが、実習生を法律に則り、発展途上国から受け入れるのであれば、滞在中に彼らの悩みを相談したり、体調など相談する制度が必要だろう。このあたりがどうなっているのか、27日に会社に訊ねてみるつもりだ。
posted by AMDAcenter at 10:37 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)