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2022年06月09日

令和4年6月9日木曜

アフリカ北部の某国の男児1歳、数日前から発熱しているとのこと。両親が連れてきたが、居住地が川崎市となっていた。結果的には抗原検査も陰性。単なる風邪ということになったが、具合が悪いのになぜこんな遠方までやってきたのか、訊ねてみた。すると・・以前の大和市に住んでいたことがあるから僕のクリニックを知っていたとの返事。ありがたいことではあるが、あまり適切な判断とは思えない。現在の居住地の近くで探しておくように話した。ナイジェリア人男性、相鉄線沿線の横浜市から来院。めまいがする、胸が苦しい、のどが渇き、水が飲みたくなると訴える。以前に高血圧の治療で受診していたのに、昨年の8月を最後に来なくなってしまっていた。遠方で通院できないなら、無理なく通院できる距離の医療機関を探してそちらに通院してほしい。血圧を測定すると、以前は130台でコントロールできていたのに、180/120とかなり上がっている。朝から何も食べていないというので、糖尿病を心配して検尿、採血を行った。検尿では糖は+−ぐらい。採血の結果は今日の昼休みに判明する。タイ人女性63歳、日本が長い割にはほとんど日本語が話せない。降圧剤を内服していて、血圧は安定している。前回の採血の結果を説明した。LDLコレステロールは180、中性脂肪は300近かった。コレステロールはそのままで理解したようだが、中性脂肪って何ですか?と尋ねられたので「カイマン」と答えた。たぶん、まちがっていないはず。実は以前からこの2項目は高値が続き、食事療法に期待を込めて様子を見て来たのだが、これではだめと判断、高値が続くと動脈硬化が進み、血圧もさらに高くなり、脳梗塞のリスクも増すことから内服薬を処方することにした。すべての処方を説明し、コレステロールや中性脂肪の薬は夕食後に内服するようにと話したところで、彼女から質問。一瞬、何を言われているのか、わからず、聞き直した。「全部の薬を夕食後にいっしょに飲んでいいか?ということね」とタイ語で尋ねると、「チャイカー」(そうです)と返事が返ってきた。ほっとした。あまり難しいことを言われると僕のタイ語では暗礁に乗り上げかねないから。「キン ドアイカン ダイ ナ、ラン アハン イェン ナ」(いっしょに飲んでいいよ、夕食後ね)と親しみを込めた言い方をすると、笑顔でタイの挨拶、両手を合わせるワイをして「コップン カー」と帰って行った。楽しいタイ語の時間。
posted by AMDAcenter at 09:23 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)