一昨日からフィリピンへの入国についても搭乗前のPCR検査と英文の証明書が必要となくなった。搭乗前PCR検査について僕がこのクリニックで依頼される渡航先は韓国、台湾、シンガポール、米国、香港、タンザニアなどになり、搭乗前のPCR検査と英文書類を求めてやってくる方の数もかなり減ることだろう。渡航についてもいよいよ日常が戻ってくる気がする。問題はわが国の方針だ。わが国では入国の72時間以内のPCR検査が陰性であることが6月1日後もすべての入国者に義務付けられている。どうも世界のスタンダードから一歩も二歩も遅れている気がしてならない・・・というよりも一歩二歩先の方針を示している国々においてどのような事態になるのかを確かめている気がする。6月1日から入国者の上限が1万人から2万人となり、すでに7月からは3万人にするという次の規制緩和案が関係者から出ているそうだが・・・5月末までは入国者1万人に合わせた到着便数であったものを6月1日からは2万人、そして次の段階は3万人を上限にするなら、この3万人を運ぶことができるように航空機の便数を増やさねばならない。航空各社はいまは路線の便数を削減したりしているが、これを急に増やすことも大変なはずだ。それでも観光業界としては早く外国人観光客に来てもらわねば死活問題なので、今の新型コロナの感染状況なら7月8月には新たな規制緩和策が打ち出されるのだろう。
5月も終わった。5月にやってきた新規の外国人患者は63人、相変わらずフィリピン人が19人で最多だったが、目立つのはこの周囲の米軍関係者だ。5月も5人。外国人の月間延べ患者数は309人。そして開設以来、来てくださった外国人患者の国籍数は98となった。
2022年06月02日
令和4年6月2日木曜
posted by AMDA IMIC at 09:06
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