CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

2022年05月21日

令和4年5月21日土曜

ぺルー人女性58歳、以前高血圧で拝見したことがあるが、かなり時間が経過している。今日はどうして来たのと尋ねたら、手提げからなにやら横文字の書類を取り出した。見るとスペイン語がぎっしりと書かれている。4月にマドリードの病院で健診を受けたのだという。こんな時期に、ベルーではなく、スペインに行き、健診まで受けるなんて本当か?と思ったが、3枚ある書類を読んでいくと、たしかにマドリード、スペインと書いてある。その健診でなんらかの異常を指摘されたとのこと、その意味が本人はよくわかっていないようで・・・急いでこの場で3枚のスペイン語の健診結果を読むのか?と思ったが、僕にとっての選択肢はなく、急ぎ読みした。するとs-GPTがほんの少し高い、血圧が高い、それ以外は大きな問題はないことがわかった。ほっとした・・・ほっとしたのは悪いところが少なかったという意味ではなく、このスペイン語の文章が読み切れたこと。医学用語は英語と共通なものが多いためでもあるが、本当にほっとした。以前と同じ降圧剤を処方し、次回は血液検査をさせてもらうことにした。フィリピン人女性51歳、病気のために仕事を休んだときにもらえる休業補償の用紙を持ってやってきた。新型コロナで仕事を休んだ人のためにほぼ毎日書いているので書きなれてはいるのだが・・・書いてほしいのは4月16日から27日までで、新型コロナの予防接種を受けた翌日から発熱したとのこと。3日間仕事を休み、以後もときどき具合が悪いと言う。調べてみるとワクチン接種を受けたのは3月19日の土曜日。それで4月16日から27日まで休んだというのもおかしい。その後、心身症で4月7日に来院していてアルプラゾラムを2週間だけ処方していて、その後の来院もない。推測で書くわけにもいかないし、まちがったことを書くと僕の医師免許をかけてのことにもなりかねない。また彼女の言い分に沿って書くと、必ずや保険会社から調査が入るだろう。とても支払われるとは思えない。彼女はかなり不満そうであったが、このような書類は事実だけを記載しなければならない。会社の責任者から僕に直接電話を入れてくれるように話したところ、1時間後に電話がかかってきた。その日本人男性に事情を話したところ、理解をしてくれた。
posted by AMDAcenter at 09:19 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)