2022年03月22日
令和4年3月22日火曜
19日の土曜日はなぜか、フィリピン人患者が多くて・・・11時を過ぎたころに二つある待合室のうち、本来は小児科用の待合室として想定していた広い方の待合室を見たら、リトルマニラになっていた。通常の診療と診療終了後の午後1時から始める新型コロナのワクチン接種と両方を受けるためにやってきた人たちだ。午後1時直前にやってきて診察を受けて、薬をもらい、ついでに予防接種も受けることができれば患者にとって一番楽なのだろうが、それは医療機関にとっては混乱の元になる。診察のあとの診療費の計算の時間なども含めると、少なくとも1時間以上、前に診察を終えておいてほしいのだ。そう、話したら、フィリピン人の人たちはきちんと話を理解してくれて、11時前後にはやってきてくれて診察を受け、午後1時までは近くのスーパーに出かけたり、クリニックの中の待合室でおしゃべりしていたり。午後1時に開始した予防接種は二人の医師にそれぞれ看護師が付いて、医師が接種記録用紙にサインをし、そして接種。10バイアル69人を予定していたが、13時45分にはすべての方に接種を終えていた。69人の中に1回目の接種の人が1人、2回目の接種の人が二人、3人ともフィリピン人であった。一回目、二回目の接種を受けていない人は人数的には日本人が圧倒的に多いはずだ。しかし、今のところ、接種の予約表を見ると、一回目または二回目の接種から希望する人はすべて外国人だ。これでわかることは日本人でワクチン接種を受けていない人の極めて多くはアレルギー歴があるとか、なんらかの理由でなどでワクチン接種を絶対に受けないぞという人たち、そして外国人でワクチン接種を受けていない人たちは接種に関する情報が届かずに、接種機会を逃してしまった人たちが多いということだろう。
posted by AMDA IMIC at 08:18
| TrackBack(0)
| (カテゴリーなし)